senior man

才能がある人って、羨ましいですよね。

スポーツにしろ勉学にしろ、どれだけ努力しても追いつけない、そんな天才を私たちはたくさん見てきました。そして、その天才たちは例外なく、幼少期からその才能を発揮しています。

かのモーツァルトは、3歳にしてチェンバロを弾き始め、5歳で作曲を始めたんだとか。
19世紀最大の数学者と名高いガウスが、小学校の時に「1から100までの自然数の総和」を一瞬で計算してみせたエピソードは、あまりに有名ですね。

こんな風に、幼いころから才能を爆発させた人に注目しがちです。今更無理なのか…とあきらめかけたあなた。ご安心を。歴史上には、年を取り、引退したあとでも素晴らしい功績を収めた人がたくさんいるのです。

badge_columns_100171151歳でトロイア遺跡発見。ギリシア考古学の父シュリーマン

トロイの木馬という話をご存知でしょうか。ホメーロスの叙事詩「イーリアス」に存在が記されていた伝説の都市「トロイア」。今で言う、アトランティスとか邪馬台国のような存在でしょうか。シュリーマンがその遺跡を発掘したのは、51歳の時でした。

彼は幼い頃に母をなくし、貧しい環境で育ちました。学校も貧しさゆえ退学、そんな苦悩の青年時代をすごした彼を支えたのは、幼いころに聞いた物語に出てくる伝説の都「トロイア」への憧れだったんだとか。

彼が後年になって夢を達成できたのは、小さいころからの憧れを忘れなかったからかもしれません。仕事のせいにして、何か好きなことや憧れを、封じ込めてはいませんか? 諦めず持ち続けていれば、叶うかもしれません。

takashimasama-wata
60日でTOEIC920点。"ビジネスレベル" のスピードと正確さを身につけた90日の英語パーソナルトレーニング
人気記事

badge_columns_1001711自衛官引退後デビュー、小説家浅田次郎。

「鉄道員」や「蒼穹の昴」で有名な浅田次郎。彼が元々自衛隊員だったことはご存知でしょうか。幼い頃から小説家になる夢を持っていたものの、三島由紀夫に影響をうけ自衛隊に入隊。その後任期を終えると、自衛隊ではそこそこの地位を築いていたにも関わらず、小説家の道を目指しました。

しかし、そう簡単にはデビューは叶わなかったんだそう。雑誌のライターを務め、小説とは程遠いような記事を書いていたんだとか。しかし、40歳の時に執筆した「とられてたまるか! 」でデビュー。一躍人気作家になりました。

名が売れず、自分の夢であった小説を書くことのできなかったライター時代。自衛官を辞してまでの決意があったにも関わらず、小説を書けない日々は、非常に辛いものだったでしょう。しかし、形にこだわらず文章を書き、ペンを取り続けたことが、彼のその後の成功の糧だったのかもしれません。

young man at balcony in depression suffering emotional crisis

badge_columns_1001711脳は歳をとってからでも成長する

いや、そんなこと言ったって結局は才能なんじゃ…と思ったあなたに。最後に、ちょっぴり元気の出る研究をご紹介しましょう。

歳をとると、脳は衰える一方である…。
そんな風に思っていませんか? 東北大学の特任教授である村田裕之氏によれば、脳の神経細胞は一生生まれ変わり続けるんだとか。

ひょっとしたら、今ご紹介した偉人たちも、そんな脳の可能性を信じていたのかもしれませんね。

参考:wikipedia|ハインリヒ・シュリーマン
wikipedia|浅田次郎 


東京大学理科二類所属。県立浦和高等学校および駿台予備校出身。小さいころから自然や生き物に関心を持ち、高校時代に読んだ福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」に刺激をうけ、分子生物学を志す。テニス歴6年。AKB48の大ファン。