夏休みは長いですね。いろいろできそうな気がします。でも、「結局のところ、夏ってなにをすればいいの?」と不安にもなる受験生も多いことでしょう。
僕もそんな受験生の一人でした。しかも、当時の僕の模試判定は「圏外」。
そんな僕が夏をうまく乗り切り、なんとか合格の切符をもぎ取った、夏の計画の立て方(山田編)をお伝えしたいと思います。

夏休みはだいたい40日。その間、自分のペースで好きなように勉強ができます。

赤本に手をつけてみたけれど、手の出ない問題のあまりの多さに焦燥感ばかり募ってしまった。夏ごろ赤本をやるとだいたいそんな感じになりますよね?僕はなりました。

今思うとこれは当たり前で、赤本、すなわち二次試験は応用力を試してくるんですよね。
未習の分野があったり、既習の分野にあやふやな部分があれば対応できるわけないんです。

でも、現実問題として、入試前にはこの応用力を身につけておく必要があります。

そのために、夏にはすべきことがあります。それは、基礎をかっちかちに固めておくことです。
僕が夏休みに意識していたことは、もうそれだけです。「基礎」ひたすら「基礎の確立」。

badge_Columns_100秋冬の二次力獲得のために、夏では基礎の定着を。

応用的なことに取り組むためには、基礎ができていることが絶対条件ですから。
かけ算ができなければ因数分解ができないように、基礎的なことができなければ応用などできないのです。そんなわけで、この夏は基礎の徹底に努めます。

Step 1.いまの実力を正確に知る

基礎の徹底のために、まずやったことは自分のレベルの確認でした。現状確認ですね。

古典:助動詞があやふや、助詞は完璧
漢文:返読文字は得意、読解が苦手
日本史:古代〜中世の政治は余裕、文化が微妙、江戸時代が苦手


確かこんな感じでした。各科目ごとに現状を把握しました。
ここはできるだけ丁寧に。このプロセスは成果に直結してきます。くれぐれも丁寧に。ほんとに丁寧に。

Step 2. 「9月1日の自分」を思い描く

次に、9月1日の達成目標を決めました。これも具体的に。

「夏休みで基礎は固め終えて、センター試験の過去問も少し解いて、9月1日からは少しずつ二次試験の過去問も解ける」

僕の場合はこんなゴールを設定しました。
夏の終わりの到達点を決めることで、8月末には「接近勾配の法則」の効果により加速したと思います。(参照:受験生のための、この夏モチベーションを維持する5つの方法

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Step 3. 「具体的」で「余裕のある」プランをたてる

次にそれを具体的なプランに落とし込みました。
「基礎は完璧・センターの過去問も多少解く」という目標から逆算して、下記のような具体的なものを作成。
***
9/1 GOAL!!
基礎完璧・センター過去問を解いている

8/30
センター2013の国語、理科、英語解く


8/15
日本史:江戸時代
古文:マドンナP35-43解く
英語:文法書P142-180解く


8/9
数学:センター3年分解く
生物:問題集の「細胞」「遺伝」を2周する



7/20
古典:助動詞前半を口頭ですらすら言えるようにする。
日本史:古代〜中世の文化を整理して覚え始める。
***

ここで注意しなくてはならないのが、無理の無いペースで具体的に内容を決めることです。
欲張っちゃだめです。絶対失敗します。具体性がないのは論外ですね「単語をがんばる」とか(笑)

張り切りすぎて1日では終わらない量を設定してしまうと、予定がずれてきてしまって、どんどんやる気がなくなっていきます。それで放置してやらなくなるんです。だから絶対ダメ。

「あ、余裕だな」と思えるくらい絶対にやりきれる量だけ設定することが肝要です。
その日にやることが余ったら、次の日の分も消化すればいいんです。早く進みすぎたら、9月1日の目標を前倒しにしたっていいんですから。

さらに、計画通りにいかない時のやめに、5日に1日くらいのオフ日を作りました。
5日に1日ペースであれば、よっぽどひどい遅れが発生しない限り、取り返すことができるはずです。計画通りに進んでいれば5日に1日のオフは自由です!お休みしてリフレッシュするのもいいし、他のこと勉強をしたければしてもいいと思います。

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badge_Columns_100基礎力を身につけるために良かったこと

・現状把握(できる限り丁寧に)
・9/1の目標をたてる
・逆算してスケジューリング
・スケジュールは余裕を持って、かつ5日1日程度の予備日を設定。

最初に現状を正確に把握したことがやっぱり重要だったと思います。
スケジュールは箇条書きにするだけでもOK。進むべき道筋が可視化されます。具体的な目標をたてることで、何をするのか悩んだり、あれこれ手を出して自滅するということがなくなったような気がします。

夏休み、着実にレベルアップしてくださいね。


東京大学文科三類所属。磐田南高校卒業。4歳からサッカーとピアノを始める。大学ではスペイン語を学んでいる。三島由紀夫とMr.Childrenをこよなく愛する。将来はスペインに住んで日がな一日レアルマドリードの試合を見て天寿を全うしたい。