「情報がたくさんありすぎて、どの勉強法が自分に合っているのかわからない」
「試してみたい勉強法はあるけど、本当に結果が出るのかな……。」

そう悩んでいる方も多いはず。そこで、現役東大生が実際に色々な勉強法を試してみました。今回参考にしたのは、以下の記事で紹介されていた勉強法10個。

東大生・京大生がおすすめする勉強法を10個まとめてみた【StudyHacker人気コラムまとめ】
【1】勉強嫌いの私が1年で3000時間勉強して京大に合格した「ぬり絵勉強法」
【2】7回教科書を読むと脳が勝手に覚えてくれる! 繰り返し読み勉強法の驚きの効果
【3】一冊を完璧に仕上げる! 京大生が教える『1冊3周勉強法』
【4】勉強するなら絶対に用意したい「ストップウォッチ」のすごい効果
【5】インプットは夜、アウトプットは朝。東大生おすすめの「時間別勉強法」
【6】勉強が継続しない? 東大生が教える、勉強を “続ける” ための3つのルール
【7】勉強嫌いも関係ない! 京大生おすすめの『とりあえず音読』勉強法のすごいメリット
【8】現役京大生が実践! 「青ペン書きなぐり勉強法」×「万年筆」のすごい効果。
【9】いつでもどこでも “手ぶら” で勉強。東大生オススメの『手ぶら勉強法』
【10】「録音勉強法」をやってみたら、1週間で500分の “スキマ時間” を暗記に使えた話。

これらの勉強法を全て試してみた上で、さらに勉強法を効率化させる方法を考察しました。

【1】【4】制限時間法、成果の可視化

[英語・リスニングや単語暗記など]
【4】に従いストップウォッチで15分の制限時間をつけた上で、【1】ぬりえ勉強法をしました。ぬりえ勉強法は、勉強した科目ごとに違う色(英語は赤、数学は青など)で方眼紙のマスを塗っていく勉強法です。15分勉強するごとに1マスを塗りつぶすので、成果を可視化することができます。英語の勉強では、リスニングや単語などの様々な分野を偏ることなくこなす必要がありました。このぬりえ勉強法はバランスがパッと見てわかるので、非常に役立ちました。

[やってみた感想]
「危機感」「達成感」の2大モチベーションをフル活用できました。勉強において、「いかにして自分の感情を作るのか」はかなり重要ですが、これらの勉強法はモチベーションを高めるのに大きな効果を発揮しました。実際に、勉強中にだらけることも少なくなり、単調な勉強も達成感を持ってやることができるようになりました。

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【6】【7】【8】【10】取り掛かり方と終わり方、音読、筆記用具

[英語・心理学]
勉強をするにあたり、最初のとりかかりがなかなか難しいですよね。そんなときは「【6】勉強が継続しない? 東大生が教える、勉強を “続ける” ための3つのルール」で述べられているように、とりあえずはじめてみることが大事です。そこで、音読勉強法が効果を発揮します。やる気を出すために「【7】勉強嫌いも関係ない! 京大生おすすめの『とりあえず音読』勉強法のすごいメリット」に従って、毎回勉強に取り掛かる際には最初の15分は音読をしました。この音声は、【10】録音勉強法で使うためにスマートフォンで録音しておきます。また、【6】の3つのルールに従い、もう少しやりたい! と思ったところでやめました。もちろん問題演習などで使うのは、【8】青ペン万年筆です。最初の15分は好きな心理学を勉強し、その後は苦手意識のある英語を勉強しました。

[やってみた感想]
最初の15分に音読をすることは効果絶大でした。読むことは頭を働かせないので楽だからです。スタートダッシュを音読でしっかり踏み出してしまえばその後教科書の黙読に移行するのが楽になりました。青ペンの万年筆はスラスラ書けるので、これも良かったです。勉強をはじめてから終えるまでのプロセスをスムーズに行う上で、これらの方法は効果的でした。

【1】【3】【5】時間帯別の勉強、1日の終わりの習慣

[経済学]
「【3】一冊を完璧に仕上げる! 京大生が教える『1冊3周勉強法』」で述べられているように、教科書のなかで読んだページの端に色を塗りました。すると、やはりぬりえ勉強法同様に「可視化することによる達成感」を味わうことができ、楽しく勉強できました。

また「【5】インプットは夜、アウトプットは朝。東大生おすすめの「時間別勉強法」」によると、インプットは夜にすると効率が良いそうです。加えて、【3】によると、勉強した内容を一言で表現してみると記憶に残るようなので、これらを合わせて、夜にその日の勉強内容を一言でまとめました。これをTwitterに投稿することで、勉强仲間と共有することができます。経済学など、ちょっと説明のごちゃごちゃしやすい科目で特に役立ちました。

このとき、【1】ぬりえ勉強法で塗り終わったページを見ながらやりました。これにより、達成感を持って1日を終えることができ、さらに勉強内容に偏りがないか客観視することもできます。ぬりえノートは自分流にカスタマイズすると愛着がわきました。わざとふざけた絵を書いてみると、力まずに勉強に入れるようになるのでオススメです。こういった小さいところもモチベーションを意外と左右すると感じました。

[やってみた感想]
勉強した内容を一言で表現すると、翌朝になってもその勉強内容を忘れることはほぼありませんでした。「寝る前の一言」は小さな行動ですが、毎日継続することで大きな効果を得られました。

また、ぬりえノートに限らず他の教材も自分好みにカスタマイズすると良いかもしれません。たとえば、教科書の中で読んだページを使ってパラパラ漫画を描くというルールを作ると、はやく漫画を描きたくて「あと1ページだけやろう」と思えます。また、暇な時にパラパラやると「こんなパラパラ漫画を書けるくらいのページ数を勉強したんだなあ」と思えます。

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【5】【9】【10】寝る前はその日の勉強を思い出す

[英語・文法問題]
【5】によると、インプットは夜、アウトプットは朝にやると効率が良いそう。そこで使えるのが、「ひとりプレゼン」。「【9】いつでもどこでも “手ぶら” で勉強。東大生オススメの『手ぶら勉強法』」で紹介されています。寝る前の時間に10分振り返り、1分で説明できるプレゼンにまとめるのです。説明をするためには、本当に理解している必要があります。また、1分にまとめることで、どこが核でどこが枝葉なのかが判断できるようになります。英語の文法問題で、基本の文法と例外をしっかり言えるようにしたり頭の中を整理したりするのに役立ちました

その際、ついでにひとりプレゼンも録音しました。すると、【10】録音勉強法として、翌日の電車の中で聴くこともできます。また、この音声を目覚ましとして使っても良いでしょう。録音を再生する画面をスマートフォンで表示したまま寝て、翌日起きたらすぐに再生します。

[やってみた感想]
ひとりプレゼンをした部分についてはほぼ忘れることがありませんでした。さらに、最初の頃は枝葉の部分をだらだらと説明していたにも関わらず、繰り返しやっていくうちきれいに1分で要点を説明できるようになっていき、短時間で簡潔に説明する能力が上がりました。2週間分を復習するにしても14分の録音を聞けば要点を思い出せるので、かなり効率が良い勉強法でした。

【1】【2】【10】移動中は常に録音勉強法

[心理学や英語などの暗記]
勉強をする上での一番の課題は、時間を見つける、または作ること。録音勉強法は、黙読ではなく音読したり録音音声を聞いたりする点が違うだけで、【2】の「七回読み」と同じ効果が得られます。参考書の意味が理解できていなかったとしても、ひたすら音読を聴くのが効果的です。毎日勉強を始めてから15分の録音と寝る前のひとりプレゼンの録音を習慣化すれば、「録音のための時間」は必要ありません。すると、1週間に500分の勉強時間を確保できます。録音勉強法をやった時間は、ぬりえするときにキラキラした色でぬるとより達成感を味わえます。勉強の録音よりも音楽を聞きたいというような誘惑があり続きにくいからこそ、達成感を得られるぬりえ勉強法との相性は抜群です。用語を暗記する必要のある、心理学や英語などの文系科目で威力を発揮しました。

[やってみた感想]
録音の時間を見つけることがネックだったのですが、うまく習慣化することができました。また、「続けづらいものほど派手な色でぬりえをする」というルールもオススメです。ノートがキラキラに染まっていくとやはり嬉しいものです。

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勉強する対象は時代とともに変わっていきます。しかし、「なにかを勉強する」ということは一生変わりません。自分なりの勉強法を生み出していくことで、苦しんで勉強する必要がなくなり快適な生活ができるようになります。今回ご紹介した勉強法、ぜひお試しあれ!

(参考)
ジョージ レナード 著(1994), 達人のサイエンス―真の自己成長のために, 日本教文社.
StudyHacker|東大生・京大生がおすすめする勉強法を10個まとめてみた【StudyHacker人気コラムまとめ】