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東大入試において、数学が占めるウェイトは80/440点(2次試験)で、「数学が得意なら受かる可能性が高い」と言われていました。
実際、東大入試における数学は世間のイメージほど難しくはなく、センター試験レベルの知識で解ける問題があるほど。参考までに、私が受験した2011年の平均点は50.2/80点だったとのことです。

そんな中、私は小学生の頃から筋金入りで数学が苦手。
どんなに頑張っても20/80点(25%)が精一杯、東大模試で一度0点を取って号泣したこともあります。
数学だけで単純に考えて30点(!)のビハインドを負っていた訳ですが、どうしても数学が課されない私立大学ではなく、東京大学に挑戦したかった私は戦略を考えました。
今回は、その「受験ブルーオーシャン戦略」をご紹介します。

badge_columns_1001711ブルーオーシャン戦略とは

ビジネスシーンにおいて時折耳にする「ブルーオーシャン戦略」。
競争者が多く、熾烈な争いが繰り広げられる既存の市場を「レッドオーシャン(=血に染まって赤い海)」と呼ぶのに対し、競争者がおらず、無限に広がる可能性を秘めた未知の市場空間を「ブルーオーシャン」と呼びます。

その当時、私がこの用語を知っていた訳ではありませんが、多くの東大受験生が出来る数学が出来ない私が考えたのは、必ずしも多数が解ける訳ではない問題を確実に取れるようになろう、ということでした。

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badge_columns_1001711受験におけるブルーオーシャンを探して

どの科目を得点源にするか。
得点源になりうる(配点が大きい、対策がしやすい、元々得意など)
他の人達が力を入れて勉強しないであろう科目
の2点を基準として、
英語120点満点中の30点を占めるリスニングと、当時は他教科に比べて参考書等があまり充実していなかった地理に注力することにしました。

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badge_columns_1001711リスニング勉強法

昔から音楽が好きで、耳が多少良かったので、リスニングは鍛えれば伸ばせると思っていました。
英語学習を
・文法(語順のパターンを含む)を覚える
・単語を覚える
・文章の構成を知る
と捉え、リーディングで上記3点を鍛えると共に、リスニングでは
・音を聞き分ける
・意味を判断する
・そのスピードを速める

の3点に注力していました。

結果、本番の試験でリスニングは8割を超えました。

badge_columns_1001711地理勉強法

社会科は1科目60点満点と配点は低いのですが、地理は一番好きな科目かつ浪人しているので勉強に割いている時間が多いというアドバンテージがありました。
ただ、決して記憶力が人並み外れて良い訳でもない私が、地理で8割超え(合格者平均+10点)を出来たのは、
白地図勉強法
間違い直しノート作成と反復演習
論述力での差別化
のおかげだったと分析します。

badge_columns_1001711他の科目について

その他の科目についても、合格平均点を確保できる程度を目安に勉強はしています。

結果、合格者平均と合格最低点とが約20点開いていたこともありますが、何とか合格を達成することが出来ました。
これが、例えば全科目に力を分散していたら、結果は変わっていたと思っています。

***

生意気で負けん気だけは人一倍だった18歳の私が信じていたのは、正しい戦略を立て、それを遂行する力があれば「勝てる」ということ。

相対評価がなされる場面においては、競合が少ないステージを発見し、かつ自分の強みを分析してどこに注力していくのか選定するのが成功への近道と考えます。
時間は有限です。
結果を出すために、闇雲に努力するのではなく、まず最善のストラテジーを立てましょう。

尚、手前味噌で恐縮ですが、
STUDY HACKER|「時間が無い」とは言わせない! 私が1日8時間アルバイトしながら東大に合格した時短勉強法
こちらと少し重複しますので、ご興味ございましたら合わせてご覧ください。

参考:
UTaisaku-Web|東大二次・科目別平均点
JMR生活総合研究所|マーケティング用語集 ブルー・オーシャン戦略


東京大学法学部第2類(公法コース)所属。ノートルダム清心高校出身。面白いもの楽しいことは何でも好き。中高6年間軟式テニス部、6大学大会にも出場。元バンドマン。調理師免許保有。世界を飛び回りながら言葉を紡いで生きていきたい。