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学生時代はもちろん、社会に出てからも最も重要な能力の一つとされる「コミュニケーション能力」。コミュニケーション能力は企業が新入社員に求める力の上位に毎年ランクインしています。それだけ就職活動の面接や初対面の人と仕事を進めるときなどには必要不可欠だということです。ではコミュニケーション能力をあげるためにはどうしたら良いのでしょうか。

そもそも、コミュニケーション力とは

私たちが簡単に口にする「コミュニケーション力」とは具体的にはどのようなものなのでしょうか。

コミュニケーション能力(コミュニケーションのうりょく、communication ability)とは、一般的に「他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力」を意味する。
これに対してコミュニケーションスキル(communication skill)とは、人と人の間でコミュニケーションをとる方法・手法・テクニックを理論付けし、検証を行い技術または知識としてまとめたもの。コミュニケーション能力とコミュニケーションスキルを同義に扱う企業も多い。

引用:wikipedia|コミュニケーション能力

これから分かるように、一般的に言われる「コミュニケーション力」とはコミュニケーション能力のことで、私たちがコミュニケーション能力を上げるために色々工夫を加えたりブラッシュアップさせているものが、「コミュニケーションスキル」です。コミュニケーションスキルを磨くことで、コミュニケーション能力も上がっていきます。

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コミュニケーションの法則とは

コミュニケーション能力が一番発揮されるのは、初対面での場面。最初の7〜10秒で決まると言われる初対面の印象はとても強くインプットされ、なかなか覆すことができません。これを「初頭効果」と呼びます。ビジネスでもプライベートでも、良い第一印象を残せることが成功のための一歩と言っても過言ではありません。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「アルバート・メラビアン」の法則でも、「優しそうだな」「厳しそうだな」など、人の印象を決める要素として、55%が「表情」で38%が「声」、そして残りの7%が「話の内容」となっています。この法則は別名「コミュニケーションの法則」とも呼ばれています。

就職活動の面接や仕事のプレゼンの時など、コミュニケーション能力がある、好印象を残したい、と多くの人が考えると思います。しかしコミュニケーションの法則に従えば、このときに何か立派なことを言わなければと気負う必要はないのです。面接やプレゼンでの質問を想定してそれに対する答えを覚える、という作業はキリがありません。
もちろん、最低限+αの質疑応答の準備は必要ですが、それよりも当たり前のことを明るい笑顔でハキハキと話すことを意識した方が好印象を残すことができるでしょう。

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コミュニケーションは単なる情報交換ではない

コミュニケーションを単なる情報や知識のやりとりだと思ったりすると、コミュニケーションには失敗してしまう。仕事の相手ですら、情報と同等に感情の分かち合いは行われており、それを意識している人とそうでない人では、結果に大きな違いが出る。仕事で初顔合わせする相手とまずは食事を共にしたりすることが行われているのは、感情を共有するためである。

(引用元:斎藤孝|コミュニケーション力)

仕事上の関係さえうまくいけばそれでいいはずの会社の人たちの間でも、日本社会では特に懇親会や飲み会を定期的に開催しています。それは、仕事とは関係のない世間話や雑談によって互いの人間性を知り、それが親近感を生み出して結果的にスムーズな仕事につながるからです。
ここで、信頼関係を深めるためには良い印象を相手に持たせることが重要になります。その印象を左右するのが、上に述べた表情と声なのです。「盛り上げるような面白い話なんか無い」と心配するより、その場を楽しい雰囲気にできるようなしゃべりかた、表情を心がけてみましょう。

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いかがでしたか。コミュニケーション能力上げるには、立派なことを話そうと躍起になるよりも、声と表情を意識した方が良いようです。これは、内容こそが重要なビジネスの場面でもいかせる方法です。ぜひ、参考にしてみてください。

参考:
共鳴発声法で《良い声》をつくる|好まれやすい声の出し方
斎藤孝|コミュニケーション力
わかりやすい話し方のコツ|メラビアンの法則とは
ウィキペディア|コミュニケーション能力
日本電信電話ユーザ協会|第2回 3秒で決まる「初頭効果」


京都大学経済学部所属。栃木県立宇都宮女子高校卒業。せっかく北関東から京都の大学に進学したので、4年間で京都観光を極めたい。