Chica rubia con jersey verde abriendo los brazos al cielo

勉強しているとき、単純作業の繰り返しで集中力が切れてきたり、逆に、イライラして集中することができないということ、ありますよね。今回は集中して勉強に取り組むための方法を紹介します。

badge_columns_10017114点呼吸法をしてみる

まずはいつでもどこでも使えて、簡単に集中できる呼吸法、「4点呼吸法」です。
やり方は、次の5ステップからなっています。

1、身近にある四角いもの(消しゴム、窓、本などなんでもいいです)を見つける
2、左上の角を見ながら、4秒で息を吸う
3、右上の角を見ながら、4秒間息を止める
4、右下の角を見ながら、4秒で息を吐き出す
5、左下の角を見ながら、「リラックス、リラックス、スマイル」と心のなかで唱える

もしこの1サイクルで効果が現れなければ、効果が出てくるまで繰り返してください。
この文面だけを読んでも、「こんなことして、何の効果があるんだろう?」と思う方も多いでしょう。実はこれ、人間は同じところをずっと見ていると集中力が低下するという習性を利用したもの。
また、単に「視点を外す」だけではなく、定期的な深呼吸と組み合わせてリラックスすることで、再び集中力を取り戻すことができるのです。
定期的な深呼吸によるリラックス効果は「ヒーヒーフー」で知られるラマーズ法という出産方法でも使われているそうです。

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badge_columns_1001711効果的な休憩をとる

次に紹介するのは休憩の取り方について。
休憩で集中力を回復できることは想像しやすいのですが、その際に注意点が二つ。

一つ目の注意点は、休憩の内容です。
いつも同じように休むのではなく、勉強内容に合わせて休憩の取り方を変えると休憩の効果が上がります。

・語句の暗記など単調で退屈な作業を行っているとき
→休憩中は逆に歌ったり、人と話すなどエネルギーを掻き立てるようなことをするとよい

・語学のリスニングの勉強など、常に神経を研ぎ澄まさなくてはならない勉強をしているとき
→脳を騒がせるのではなく、静かな音楽を聞いたり、仮眠をとるとよい

そしてもう一つ。
どんなに効果的な休憩であっても、勉強時間の何倍も休んでしまっては本末転倒。
戻る時間をはっきりと決めておくことが大切ですが、ついついさぼってしまいがち。

そういう時は、
・戻って最初にする勉強は自分の好きな科目にする
・勉強中に口にできるものを用意しておく
・次の休憩時間を決めてしまう

などの、ちょっとしたご褒美を用意しておくことで勉強に戻りやすくなります。

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badge_columns_1001711「ながら勉強」をする

最後に紹介するのは、ながら勉強です。

ながら勉強と聞くと、どこか悪いことをしているような気になりますよね。
しかし、二つの注意点さえ守れば、ながら勉強により長く集中力を保つことができるのです。

まず最初の注意は、勉強と同時に行う行為の「内容」です。
ながら勉強とは上で述べた休憩を短く繰り返していることと同じなのです。
そのため、勉強の種類によって一緒に行う動作を変える必要があります。
暗記の勉強中は賑やかでも意識を邪魔しない音楽を聞いたりするなどいった、工夫が必要です。

二つ目の注意点は、勉強効率が低下すること。
ながら勉強では脳のリソースを勉強とそれ以外のことに分けて使うため、勉強だけをしている場合に比べ、どうしても勉強効率は落ちてしまいます。
そのため、効率の低下が深刻な問題を生む場合、例えば短期にたくさんの事を覚えなければならない時などには行わないでください。
多少勉強効率が落ちてもかまわないときに、どんな「ながら」が効果を上げるのか、色々試してみてくださいね。

参考文献

Lucy Jo Palladino(2011),Find Your Focus Zone,森田由美訳(2011),『新装版最強の集中術』,エクスナレッジ社


早稲田大学先進理工学部生命科学科所属。松本深志高校出身。大学では理系分野を浅く広く勉強している。