どうして仕事をしているか、考えたことはありますか?
なぜ大学で勉強しているか、疑問に思ったことはありますか?

そんなことは考えたこともない? なんの疑問もない?
いえ、誰しも一度はあるはずです。ただ、忙しさにかまけて、その疑問をなかったことにしているだけなのです。
疑問が存在しないことにして、考えることをやめた「思考停止」。あなたは思考停止していませんか?

思考停止とは

思考停止とは、一体なんのことでしょう。ブロガーとして有名なイケダハヤト氏は、池田昌子氏の言葉を参考に、このように語っています。

「考えることをやめて、信じることにした」状態を「思考停止」と呼べる

(引用:まだ東京で消耗してるの?|「思考停止」とは何かを考えてみる

彼は宗教も一種の思考停止状態であると語ります。なぜ宇宙ができたか、考えてもわからない。だから考えるのをやめ(思考停止)、「宇宙は神が創った」と信じるのだ、と。

思考停止は、最近ネット上の中傷ワードとしてよく使われます。しかし、よく知らないのに、一方的な決めつけで相手を揶揄すること自体が、思考停止なのかもしれません。

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目的を見失う。時間を無駄にする。

思考停止に陥ると、目的を見失い、時間と労力を大幅に無駄にしてしまいます。それはどういうことか。冒頭で紹介した例を考えてみましょう。

私たちの毎日は、非常に忙しいものです。学生も社会人も、タスクに追われ、1日を生きています。その中には、他の何か(時間、友人、やりたいこと、etc)を犠牲にするものがあるかもしれません。辛く、苦しいものがあるかもしれません。当然ですよね。毎日楽しいことばかりだったら、それこそ思考停止した生活を送りかねません。

しかし、忙しい毎日の中で、その目的や意図を考えたことはありますか? 上司から命令されたから。伝統だから。俺がやらなきゃいけないから。そういうものだから。

そんな風に考えて、というか、何も疑問も持たずにただただ作業として続けていませんか?

目的や意図がはっきりした上で、その決断を下したのなら、それも良いことでしょう。厳しい節約生活も、海外旅行にいくためなら我慢できるように。しかし、目的や意図がないまま、苦しい思いをしているなら、意味がありません。その時間と労力を使って、もっと別のことができるでしょうし、そもそも苦しい思いをする必要がありませんから。

目的を、もう一度考えてみる。

これは決して「辛いことはするな」という意味ではありません。辛く苦しいことも、目的や意図を考え、「正しい」と判断した上で行うなら、素晴らしいことです。しかし、そうでないのなら、一度立ち止まって思考を動かしてみましょう。

この仕事はどうして行うのか。

なぜ自分がすべきなのか。

自分の属する組織は、なんのためにあるのか。

もし目的や意図のようなものがすでにあるとしても、それが正しいとは限りません。十分に練られているかもわかりません。もう一度、自分の頭で考え直してみることが必要です。

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思考停止はとっても楽チン。

最後にこれだけはお伝えしておきます。世の中に思考停止の人が多い理由。それはそれが楽だからです。考えることをやめ、批判や疑問も持たず与えられたことを黙々とこなすというのは、暖かな日の当たる縁側でゴロゴロしながら、猫のように丸まって寝ているようなものです。

しかし考えること、思考することは生存競争から抜け出した人間の特権のはず。思考停止した人間。それでは動物と同じです。もし日々のタスクに追われて忙殺されてしまっているなら、「自分は思考停止に陥っていない?」と考えてみてください。それが第一歩。そしてそこから色々と自分自身に問いかけてみてください。問いかけた結果、「これで正しい」と思えるもよし、何かに気がつくもよし。
どちらにせよ、思考停止から抜け出した先には一歩成長した自分がいます。

***
あなたは今、思考停止におちいっていませんか?

(引用)
まだ東京で消耗してるの?|「思考停止」とは何かを考えてみる
ニコニコ大辞典|
思考停止