みなさん、進路や人生に迷った時どうしますか?
今回はそんな時、あなたに不思議な自信をつけてくれるふたつの小説をご紹介します。

アルケミスト—夢を旅した少年

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アルケミスト—夢を旅した少年

パウロ・コエーリョ

角川書店・1997年

宝物を探して、ヨーロッパからアフリカのピラミッドに向けて旅に出た、羊飼いの少年サンチャゴが、旅の最中の出会いと別れのなかで、人生の知恵を学ぶ物語。少年が迷った時に支えてくれる人々の言葉は、みんなそれぞれに啓示を含んでいます。

クリスタル店の店主は、本や学問から知識を得ようとします。
パン屋の店主は、お金を貯めてから旅をしようと考えていますが、年を取り、結局旅に出られない自分に気づきます。

 「誰でも若い時は自分の運命を知っているものだ。まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ。」
「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」

引用 アルケミスト ー夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ著 角川文庫

自分の運命を信じることは難しいことです。しかし、強く願うことでかなえられることでもあります。
自分には無理だという思いは運命を遠ざけます。「周りの人にどう思われるか」を気にせずに、夢があるなら、やってみること。
そうすると必ず協力者が現れます。

 「おまえが誰であろうと、何をしていようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ。自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。すべてのものは一つなんだよ。おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」

引用 アルケミスト ー夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ著 角川文庫

幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかし目の前の「スプーンの油」のことを忘れないことだそうです。「今」をしっかり生きなさいという強いメッセージが伝わりますね。

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45日でTOEIC825点に到達! 外資コンサルが選んだ、パーソナルトレーニングという英語学習の形。
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サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣

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サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣

エスター ヒックス/ジェリー ヒックス著

加藤三代子 翻訳

ナチュラルスピリット 2005年

2作目は、『サラとソロモン』です。
少女サラは、幸せになりたいのに、周囲や、意地悪な友達や先生のせいで、なかなかうまくいきません。
サラは、人間の言葉を話すふくろうのソロモンから、幸せになるための法則を学んでいきます。

 「この宇宙のすべての物事の中には、(君が望んでいること)と(君が望んでいないこと)という要素の両方が内在しているんだ。どんな状況の中にも、どの瞬間の中にも、その両方の要素のどちらかを選べるという選択肢が常に存在しているんだ。いつでもずっとあるんだ。だからね、サラ、ある場所や状況の中に悪いことがあるからという理由でそこを去るなら、次の場所に行っても、ほとんど同じことが起こるってことなんだ。」「君がやるべきことは、自分の中に流れ込んでくる(幸せ)に向かって(心の扉)を開けておくことなんだ。(幸せ)は君のために常にそこにあるのだけれど、君自身がそれを取り込まなければならないいんだ。」

引用 サラとソロモン エスター&ジェリー・ヒックス著 ナチュラルスピリット

フクロウと話していくうちに、サラは「幸せはどこにでもある」ということがわかっていきます。
そして自分から「心の扉」を開けることができるようになります。してはいけないリストを望む形に変えていきいます。
例えば、「廊下を走らない」を「廊下では周りに気を配ろう。」に。

 「君が何が何でも(心の扉)を開けたままにしておくことができるようになった時、何とも言えない喜びを経験するだろう。」

引用 サラとソロモン エスター&ジェリー・ヒックス著 ナチュラルスピリット

***

いかがですか?
ファンタジーやアナロジーは、時に自己啓発書やハウツーよりも心に残るものです。
進路や人生の迷いに、解決のヒントを与えてくれるかもしれませんね。

参考資料
アルケミスト ー夢を旅した少年ー パウロ・コエーリョ著 角川文庫
サラとソロモン エスター&ジェリー・ヒックス著 ナチュラルスピリット