「面白い人になりたい」
そう思ったことは、誰しも一度はあるのではないでしょうか?

面白い人になることで、人間関係が円滑になり、すぐに打ち解けてスムーズな仕事につなげられるようになります。スピーチの場でユーモアを交えることで聞き手を惹きつけられるようにもなるでしょう。

しかし、どうすれば面白くなれるのかよくわからないものです。一体、何をすれば面白くなれるのでしょうか? 今回は、面白くなるための即効性のある方法をご紹介いたします。

自分のテンションを上げる

面白い人になるための基礎として、水野敬也著『ウケる技術』では、以下のように書かれています。

1.声が張っていること
2.リアクションが大げさで明快であること
3.表情が過剰に豊かであること

(引用元:水野敬也著(2007), ウケる技術 (新潮文庫), 新潮社)

まず、声を張り、リアクションを大げさにし、表情を豊かにすること。この3つを意識するだけでも自分のテンションは上がります。相手もそれにつられてテンションが上がってくるのです。バラエティ番組に出ている芸人さんは、この3つのポイントをしっかりおさえていますよね。

内気な人は、この3つができないことあるかもしれません。そんなときは、普段より少しだけテンションを上げる意識をしてみてください。人間は急には変われません。しかし、「少しずつ」を意識することで、徐々に明るくなれるようになります。

また、普段本を読んで過ごすことが多いという人は、明るい人が多く出ているバラエティ番組を見ると良いでしょう。脳科学における「ミラーニューロン」の働きにより、人間は普段見る人の影響を受けて普段見る人に近づいていきます。

この状態が、笑いを取るための前提条件です。

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60日のトレーニング後、英語実務でも効果を実感。TOEICも950点に。
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第三者の視点で見る

機転の効いたことを言えなくても、普段ちょっとした自虐ネタを爽やかに言えると、ユーモアのある人になれます。しかし、自虐ネタで笑いを取るには、プライドが邪魔をすることが多いもの。そこで、プライドを取り払って笑いを取る方法をご紹介いたします。

笑いを取るためには、相手が優越感を抱くことが重要です。テレビでお笑い芸人を見る時は、どこか馬鹿にしつつ、「面白いなあ」と思えますよね。逆に、自慢話をする人を面白いとは思えないはず。「そんなことわかってるよ」と思っても、プライドが邪魔してしまうのです。

そこで、上手に自虐ネタを言う方法をご紹介しましょう。大切なのは、自分と相手の関係を“第三者の視点で見ること”。

例えば、友人との食事で太っていることを馬鹿にされた場合。
普通なら不快になり、怒りそうになりますが、ここで第三者の視点に移ってみましょう。つまり、「自分を守ろう」というプライドをなくして、自分を相手の会話を見る第三者の視点に立ってみるのです。

そして、この人は何を言ったら面白いだろうと考えて、自虐ネタにつなげてみます。すると、友人が「太ってるからご飯大盛りだよな?」と言ってきたときに、「大盛り2つお願いします」と返すなど、プライドを捨てた返しが思いつきやすくなるはずです。

プライドを捨てきれないと変にかっこつけてしまいますが、第三者の視点に立つことでプライドを上手に捨てて相手を楽しませることができるでしょう。

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相手の意表を突く“逆”の発言

私たちは、普段ありふれたコミュニケーションに飽々しています。そこで、あえて逆を考えてみましょう。すると、相手の意表を突く面白いことをできるようになります。

例えば、友人に「最近原宿で流行りの店を紹介するよ!」と言って、原宿のマクドナルドに連れていくなどです。

また、会社の人とランチに行くときに「最近ダイエット中なんだよね」と布石を打った上で、注文のときに「とんかつ定食ごはん大盛り!」と頼むのも良いでしょう。夏の猛暑日に友人と「どこに行くか」と話しているときに、「サウナ」を提案しても面白いですね。

・マクドナルド:流行りと言いながら、“昔からあるメジャー”な店
・とんかつ:ダイエットなのに、あえて“高カロリー”の食べ物
・サウナ:“暑い”ときに、あえて“暑い”場所
このように、対義語に置き換えてから具体化していきます。これだけで、面白い発言ができるようになりますよ。

相手に常識的な予想をさせた上で、それを真逆に裏切る。それにより、普段通りのコミュニケーションから抜け出すことができるでしょう。普段から「普通と逆の返しをするなら、どう言うだろう」と考えてみてください。考えていくうちに、どんなずらし方が面白いのか段々とわかるようになってきます。

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まず、テンションを上げることで相手を笑わせやすい状態にし、その上で、第三者の目線に立ったり逆のことを考えれば、面白い発言が頭に浮かぶようになります。そうすることで、友人関係はもちろん、ビジネスの人間関係も円滑にしていきましょう。

(参考)
水野敬也著(2007), ウケる技術 (新潮文庫), 新潮社
Smartlog|面白い人になるには?一緒にいて楽しいモテる男の8つの特徴
Happy Life Style|面白い人になる30の方法
Wikipedia|ミラーニューロン
Wikipedia|恒常性