みなさんは、学習環境をきちんと整えていますか?

自宅で勉強をするとどうにも集中力が持続しない……。そんな方は、学習環境に問題があるのかもしれません。筆者も、大学受験を終えてからは、教科書から雑貨、アクセサリー、小説とあらゆるものを混同して勉強机の上に置いてしまっており、試験勉強や課題を行う際にはつい気が散ってしまっていました。

そこで、今回は学習環境を整え、万全の状態で勉強に取り組んでみようと思います。しっかり集中して自宅で勉強ができれば、わざわざカフェや図書館へ行って勉強しなくても良いので無駄がなくなりますよね。

学習における環境の重要性

「散らかった部屋では集中力が持たない」というのは気のせいではありません。

ある心理学の実験で被験者を2つのグループに分け、それぞれ散らかった部屋と整頓された部屋で作業をさせた結果、散らかった部屋で作業をしたグループの方が集中力が散漫し、気が散りやすくなっていたのだそう。やはり、学習環境は勉強の効率を大きく左右するようです。

受験生ならまだしも、大学生や社会人の勉強は自身の意志に影響されるところも大きいですよね。学習環境を整えて、いつでも自発的に勉強ができるような状態を維持したいところです。

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実際に学習環境を整えてみた

学習に適した環境とは、どのようなものなのでしょうか?

よく言われるのが「机の配置」。右利きの場合は窓が左側、左利きの場合は窓が右側になるように机を配置し、手元が影にならないようにすると集中しやすくなります。しかし、筆者の勉強机は壁に固定されていて動かすことができないため、日中は窓際のテーブルに窓が左側になる向きで座って勉強することにしました。

次に、机の上を整理して、余計な情報を隠します。視界に入る情報量が多いと集中力が削がれ、ストレスも溜まりやすくなります。そこで、雑貨やアクセサリーなど、勉強に関係のないものは引き出しの中にしまい、棚には布をかけました。勉強机に座った際に余計な情報が目に入らないよう、徹底的に隠したのです。

同様に、多くの色であふれる空間で勉強をしていても無意識のうちに視界が刺激されてしまうため、カラフルなペン立てなどは片付け、簡易的に色の統一を行いました。

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試してみて感じたこと

実際に、学習環境を整えた状態で勉強をしてみました。筆者が行ったのは洋書を読み進める作業と、英単語の暗記チェックです。

恥ずかしながら筆者は、集中力を長時間持続できるタイプではなく、自宅で勉強していると気が付くとぼんやり本棚を眺めたり、目に付いた雑貨をいじったりしてしまうことが多いので、普段は近所の図書館や自習室で勉強をすることがほとんどでした。しかし、環境を整えたおかげで勉強中に視界に入る情報がほとんどないため、集中した状態を普段よりも長時間維持することができたのです。

また、何となく目線を上げても余計な情報が何も入ってこないため、勉強している内容以外の事柄を考えてしまうということも起きませんでした。結果、洋書を読むときに普段は集中が途切れて40~50分程かかっていた量を10分以上早い30分弱で読むことができました。

また、英単語100個分のチェックを行ったところ、今までは40分程かかっていたところ30分程度で終わらせることができたのです。同様にレポート作成など、その他の勉強や課題を続けましたが、普段よりもかなり効率的に作業を進めることができました。

時間を測っていることを意識したせいもあるとは思いますが、集中力は確実に向上しましたし、たとえ集中が途切れても思考を邪魔される要素がなかったため、環境次第で学習効率はかなり上がることが分かります。

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筆者が行ったのは家具の移動などがない簡易的な整理整頓ですが、充分な効果がありました。勉強のために部屋を大幅に片づける時間はないという方も、一度不要なものを片付けてみてはいかがでしょうか。

(参考)
ログミー|実験で証明された、集中力が落ちてしまう部屋とは?
マナトピ|学びの成功には部屋が大事!勉強に集中できる部屋作り3つのポイント
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