締切前に掃除をしてしまう! そんな心理に歯止めをかける、「現実逃避」の解決法

翌朝、早起きしなくてはいけないのに、ゲームに没頭する。明日までに出さなくてはならない報告をほっといて、マンガを読み始める。テスト直前に部屋の模様替え……。 そうして後で我に返って、「何をやってたんだ……。」と自己嫌悪に陥る。 こんな経験ありませんか?

今回は、誰もがついついやってしまう「現実逃避」の解決法について考えてみたいと思います。

現実逃避とは?

現実逃避は、ストレスから自分を守ろうとする心の動き、防衛機制の一つです。

現実に求められたり、何かしなくてはならない物事から意図的に注意や意識をそらすための行為や心理状態。困難な状況から目をそむけ、不安から逃れようとする機制

(引用元:Wikipedia|現実逃避

自分自身にかかるプレッシャーやストレス。それらから心を守ろうとして体が行動を起こすのが現実逃避と言えます。ですから、現実逃避ができるということは心が健全である証なのです。

とはいえ、現実逃避をしてしまうと、なかなかその逃避行動から抜け出せなかったり、現実逃避をし過ぎてしまったりして、テストやレポートなど肝心のところで苦労する、ということはありがち。ですからいくら心が健全であっても、実際問題、現実逃避しないで済むならそのほうがよいですよね。では、そのために何ができるのか、考えてみたいと思います。

現実逃避してしまうときの2つの対策

私たちが現実逃避してしまうとき、そこには、直面している課題が辛い、やりたくない、逃げたい、という心理状態があります。やっぱり誰しも、楽しくないことよりも楽しいことがしたいですよね。

であれば、直面している課題を少しでも楽しいものに変える努力をしなくてはなりません。そのために筆者がおすすめしたいのが、次の2つの方法です。

1. 楽しいやり方を探す

課題に対して、なるべく楽しいやり方で取り組んでみましょう。体を動かしながら暗記してみるとか、ノリノリの音楽を流すとか。

また、楽しそうと思ってとりあえず取り組み始めることで、やる気がわいてくるという研究結果もあります。まずは、ちょっとでも楽しいと思えるやり方を、自分なりに取り入れてください。

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2. 楽しい結果を思い浮かべる

今目の前の課題に取り組むことで、どんな嬉しい結果が出るかを想像しましょう。テストでいい点が取れる。先生や上司に「よかったよ」と褒められる。そんなイメージを持ってみてください。

それでもやる気が出ないなら、自分でご褒美を作ってしまうのもありです。ご褒美を上手に取り入れることで成果が上がるという例もあるようです。

例えば、「この課題が終わったら、欲しかった○○を買おう」といった大きなご褒美。 あるいは、課題達成までご褒美をお預けしなくても、「ここまでやったらお菓子を食べよう」といったように、課題の途中段階でこまめにプチご褒美を設けても良いかもしれません。

なんだか課題を達成するのが楽しくなってきませんか?

*** いかがでしょうか。 誰もが経験する現実逃避。ある程度は健康な心の表れとして許されますが、度を過ぎればただの怠け者です。「楽しく」をモットーに、現実逃避から抜け出しましょう。

参考 Wikipedia|現実逃避 カラダノート|テスト直前に現実逃避をしたくなる心理のヒミツとは?現実逃避をしないようにする方法

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