習慣化には “科学的な” コツがある。成功談に学ぶ「続ける技術」

「習慣化のコツ」を知りたくありませんか? 皆さんの中には「英語や資格の試験のために勉強を習慣にしたい」「心身の健康のために運動を習慣にしたい」「教養を身につけるために読書を習慣にしたい」などと考えている方は多いのではないでしょうか。日々の生活や仕事を充実させるうえで、何かを “続ける” のは必要不可欠なことですよね。

とはいえ、始めてみたはいいものの長くは続かず、結局のところ三日坊主で終わってしまう、ということは珍しくありません。こんな失敗に陥らないためにも、習慣化のコツはぜひとも知っておきたいもの。

そこでこちらの記事では、これまでにStudyHackerで公開された「習慣化」に関するコラムのうち、特に反響が大きかったものを8つ厳選して皆さまにお届けいたします。習慣化に成功したライターたちが語る習慣化のコツとは……?

習慣化のコツ1:まずは66日間頑張る

習慣化のコツとして挙げられるのは、特に最初の2カ月間は頑張る、ということ。ロンドン大学の研究によると、新しい習慣を身につけるには平均して66日が必要なのだそう。

これを長いと思うか短いと思うかは人それぞれかと思いますが、まずは66日間だけチャレンジしてみても損はないはず。66日を過ぎたころには、新しい習慣が身についた自分の姿があるかもしれませんよ。

習慣は平均66日の繰り返しによって作られる。成功を導く「習慣の作り方」

習慣化のコツ2:チームを作る

習慣化のコツとしては、一人ではなくチームを作って努力することもおすすめ。一人では飽きてしまいそうなことでも、「みんなも頑張っているし……」と思えば、諦めず頑張れそうです。

勉強のスペシャリストである東大生ライターは、勉強を習慣化するにあたって以下の3つのルールを提唱しています。

  1. きっかけを作る
  2. 上手に中断する
  3. チームを作る

これらはどれも、脳科学に基づいたものなのだとか。具体的なやり方を知りたい人は、ぜひこちらの記事を読んでくださいね。

勉強が継続しない? 東大生が教える、勉強を “続ける” ための3つのルール

習慣化のコツ3:心理学を利用する

習慣化のコツのなかでは、心理学を利用することも有効です。「やる気」や「根性」といった精神論で習慣化の問題を解決しようと考えてはいけません。人間の心理や行動科学に基づいた “科学的な” 方法で習慣を身につけることを考えたほうが確実ですよ。こちらの記事では、StudyHackerのライターがどのようにして勉強習慣を身につけることに成功したのかを詳しく書いてくれました。

「モチベーション維持のために勉強量を見える化する」「脳科学の “作業興奮” という現象を利用する」「すぐに勉強に取りかかれる環境を整えておく」「ツァイガルニク効果を利用して中途半端なところで勉強をやめる」など、手軽に取り入れられそうなものばかり。科学的な戦略を立てることが、習慣化のコツと言えそうですね。

学習習慣は「科学的に」身につけよう! 勉強を続けるために私が実践した4つの方法。

習慣化のコツ4:デジタルツールを使う

たとえば英語を勉強するのであれば、デジタルツールを使うというのも習慣化のコツたりえます。CASIOのデジタル英語学習機EX-word RISEは、勉強を始めるハードルを下げるという点で非常に秀逸なのだとか。重たい紙の辞書や参考書を持ち運ぶ必要もありませんから、電車の中などスキマ時間での勉強にもぴったりですね。

英語音声がどんどん流れてくるため、脱落することなくテンポ良く英単語に触れられます。さらに、便利な採点機能もついているから、自分の成長もしっかりと実感できます。英語学習を習慣にしたいのならば、思いきってデジタルツールを使ってみるのも習慣化のコツですよ。

デジタル英会話学習機はどこまで使えるのか。英語のプロトレーナーが実際に使ってみた

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習慣化のコツ5:朝活にチャレンジ!

トレンドをうまく取り入れて楽しむのも、習慣化のコツ。ビジネスで成功を収めている一流ビジネスパーソンほど朝活を行なっているという調査結果があります。夜は何かと急な予定が入って調子が狂いやすいのに対し、朝は誰に邪魔されることもありませんよね。勉強や読書に限らず、ちょっとした趣味など、自分だけの時間としてぜひとも有効活用したいもの。

では、眠気に打ち勝って早起きするにはどうすればいいのでしょうか? 朝早くから活動を始めるにはどうすればいいのでしょうか? 朝活を習慣にするにはどうすればいいのでしょうか? 朝活の継続に成功したライターが、コツを詳しく解説いたします

毎朝5時半起床。朝活を “継続できた” 私の続けるコツと、やってみて体感したメリット

習慣化のコツ6:25分間だけ頑張る

習慣化のコツとしては、長時間頑張るのではなく、短い時間だけ集中することもオススメ。たとえば「25分読書法」を利用して読書を習慣化してみては?

“25分間の読書+5分間の休憩” というサイクルを回すというこの方法は、アメリカの心理学者ライリーが提唱したものであり、人間の集中力の持続時間がおよそ30分であることを根拠にしているのだとか。「たった25分でいい」と考えれば、読書に取り組んでみようという気がしてきませんか?

“忙しさ” のスキマを使え! 『25分読書』で無理なく読書を習慣化しよう。

習慣化のコツ7:スモールステップ

習慣化のコツといえば忘れてはいけないのが「スモールステップ」。小さな目標を立ててクリアしつづけ、少しずつハードルを上げていくという考えです。たとえば、運動を習慣化しようというとき。最終的な目標が「毎日30分間ランニングする」だったとしても、はじめは「ランニングウェアに着替えて外に出る」が目標で大丈夫。小さな目標を “少しずつ” “着実に” クリアしていくことが、習慣化のポイントですよ。

メリットだらけの「運動」を習慣化せよ! 運動を続けるために私が行なった “ひと工夫”。

習慣化のコツ8:習慣化がうまい人をイメージする

習慣化がうまい人をイメージしてみるのも、習慣化のコツのひとつ。たとえば、「コツコツ努力を重ね、習慣化に成功し、ビジネスで活躍している人」。端的に言えば、事業家――「お金持ち」です。普通の人はやっていなくて、お金持ちはやっていること。ちょっと知りたくないですか?

これらを実践すればすぐにお金持ちになれるというわけではありませんが、成功を手に入れるためのヒントが隠れているかもしれませんね。

金持ちが習慣にしていて、普通の人がやっていない4つのこと

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習慣化のコツさえ理解してしまえば、決して難しいものではありません。習慣化に成功したライターたちの成功談も参考にしながら、ぜひ習慣化に挑戦してみてくださいね。

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