春になると新入社員や新入生が入ってきたり、異動する人も多く、初対面の人と出会う機会が増えますよね。そんなときにうまく利用したいのが「ハロー効果」という心理効果。今回はそのハロー効果についてお伝えします。

ハロー効果とは

心理学のハロー効果(halo effect)とは、思考を歪める認知バイアスのひとつであり、肩書や学歴、年収や身長、外見などのある一つの特徴から、無意識のうちに相手の評価を高めてしまう効果を意味します。(別名:後光効果・光背効果)

(引用元:ofee 心理学と雑学まとめ|ハロー効果とは?実力以上の印象を与える心理テクニック

つまり、こういうことです。

その人の性格、特徴のうち、1つの優れた点のおかげで他の面までよく見えてしまう効果のこと

特に影響されやすい特徴は、見た目、学歴、勤務先、職業などが挙げられます。例えば、身なりのきちんとした人は身なりに気を使わない人に比べて、その他の面でもきちんとした人であるかのように感じられます。この効果をうまく利用することができれば、初対面の相手から好印象、高評価を得ることも難しいことではないのです。

初対面の印象は、後々までずっと引きずることは様々な研究から分かっているので、これを利用しない手はありませんよね。

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ハロー効果に惑わされず、うまく利用するために

ハロー効果はよく相手のことがわかっていない段階において効果を発揮します。初対面やあまり親しくない人、付き合いが長くない人との間では、お互いに相手のいろいろな面を理解していません。そのため、一面的な特徴によって惑わされ、その人の全体の評価を決めてしまいがちなのです。

挨拶ができる人を見ると明るいポジティブな人なんだな、と判断し、おとなしい人を見ると友達の少ないネガティブな人なのかな、と短絡的に判断してしまう。このようなことは初対面同士では頻繁に起こりがちです。職場やクラスがかわり初対面の人や顔見知り程度の人と最初に会う時には、ぜひこれを利用しましょう。

自分の印象や評価をアップさせるために、初対面の人との出会いが多い春の季節、デスク周りをきれいにしておくことや、進んで自分から挨拶をしましょう。これはどんなシーン、どんな人にもプラスに働く万能なハロー効果的行動です。さらにはいつもより笑顔を多くするとか、人の目をしっかり見ながら話を聞く、などもポジティブな印象を与えます。
些細な良い行動もハロー効果により、あなたの信頼や好印象につながるので、ぜひ、良い行動を心がけてみてください。

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ハロー効果の注意点

ハロー効果はときには自分にとって悪い方向へ働いてしまうこともあります。それは目立ってしまうくらい悪い特徴がある場合です。例えばあなたがぼろぼろな服をたまたま着ていた場合、それを見た人は、あなたをだらしない人だ、と思うでしょう。また、電話で怒鳴っている姿を最初に目にしたら、たとえあなたに1ミリの非が無かったとしても、あなたへの印象は最悪です。

これは悪い一面のせいで、他の優れた面があるのにもかかわらず、悪い評価を受けてしまった例です。このように、ハロー効果はネガティブな効果を発揮してしまう場合もあります。

またハロー効果の良い点として、「1つの優れた特徴のおかげで、自分を実力以上の人物に見せることができる」と最初に述べました。しかし、あまり実力以上にに見られて、過度な期待を寄せられてしまうと疲れてしまいます。
ハロー効果をうまく利用するには、目立つ悪い特徴を作らないこと、自分の長所を何個も強く押し出しすぎないことが必要です。

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いかがでしょうか。うまく利用すれば効果絶大なハロー効果。あなたの印象アップのためにはおおいに利用したいですが、ハロー効果に騙されて相手に偏った見方をして、交友関係を狭めてしまうのは残念なことです。初対面の際には、相手の一面だけで人柄を判断せず、なるべく様々な面に注目してみてください。

参考:Web行動心理学研究所|【ハロー効果】心理学的にも人間見た目9割?
gooヘルスケア|ハロー効果(halo effect) 
ofee 心理学と雑学のまとめ|ハロー効果とは?実力以上の印象を与える心理テクニック
おみその脳みそ|【行動心理学用語】「〜効果」まとめてみました