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あなたは普段、どんなゲームで遊んでいますか?
PSのような大画面でプレイするもの、DSやPSPなどのポータブルゲーム機。最近ではスマホのオンラインゲームなんかが主流でしょうか。

しかし「ゲーム」は電源につないで遊ぶものだけではありません。
古くから人類が知恵を絞って、暇をつぶすために発明してきたゲームが、この世界には溢れているのです。

今日ご紹介するゲームで用意するものは、紙とペンだけ。「P&P (Paper and pen) 」なんて呼ばれるこれらのゲームは、ルールがシンプルなだけあって戦略性に富み、レベルの高い論理的思考や洞察力が要求されます。ただの紙とペンのお遊びでしょ?なんてあなどるなかれ。きっとこの魅力に取り憑かれてしまうはず。

今日は、仕事や勉強でお疲れのあなたに、頭をリフレッシュできるゲームをご紹介しましょう。
※以下で紹介しているゲームの名称・呼び名に関しては諸説あります。

Hit and Blow(ヒットアンドブロー)

プレイ人数:2人
用意するもの:なし(紙とペン)
プレイ時間:10~30分

日本のテレビで「ヌメロン」として紹介されたことのあるこのゲーム。
お互いに3桁の数字を頭に思い浮かべ、それを予想しあうゲームです。プレイヤーは1ターンに一度、相手の数字を推測し、コールします。コールされた相手は、相手の予想してきた数字と自分の答えを照らし合わせ、

①相手の予想した数字のうち、自分が使っていて位も同じもの=Hit(ヒット)
②相手の予想した数字のうち、使ってはいるが位が異なるもの=Blow(ブロー)
の数をそれぞれ教えてあげます。

例えば、自分の持ち数字が「492」だった時。相手の予想が「293」なら、①の条件を満たすのが「9」ひとつ。②の条件を満たすのが「2」ひとつなので、相手に「1ヒット1ブロー」と教えてあげます。相手の予想が「491」なら「2ヒット0ブロー」。「935」なら「0ヒット1ブロー」になります。

このようにしてお互いの数字が何か予想し、先に相手の持ち数字を当てた方が勝利。
例であげたように、序盤からうまく相手の数字を当てられるとは限りませんから、長引くかもしれませんし、逆に運がよければ1ターンで終わることもあります。

参考
パズルショップtorito「パズル・ワンダーランド」|マスターマインド
フジテレビ|ヌメロン

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Dots and Boxes(ドットアンドボックス)

プレイ人数:2人
用意するもの:紙とペン(地面と木の枝)
プレイ時間:10分~?

こちらも紙とペンがあればできるゲームです。筆者が中学生の時は校庭の地面に木の枝を使ってプレイしていました。

①まず、点を正方形の格子状に打ちます。3×3以上であれば何個でもオーケー。

②その点と点を結ぶように、交互に長さ1マスの線を一本だけ引いていきます。

③もし自分が線を追加することによって正方形ができたら、そこに自分の名前を書き込み、もう一本だけ線を引きます。トランプの神経衰弱と同じ要領ですね。正方形は、全てが自分の引いた線である必要はありません。たとえ3本とも相手が引いた線であっても、正方形を作る最後の一本が自分のものであれば、それで陣地ゲットです。

④最終的に、自分の陣地のマス数が多いプレイヤーが勝利。

カギになってくるのが、正方形を作るとさらにもう一本線を追加できるところ。「リーチ」の状態をたくさん作ってから正方形を完成させれば、エンドレスに陣地を増やせます。したの画像では、先にBが陣地を作ったにもかかわらず、最後にAが連鎖的に陣地を増やすことで勝利しています。

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(引用元:Wikipedia|Dots and Boxes https://en.wikipedia.org/wiki/Dots_and_Boxes )

Battle Ships(バトルシップ)

プレイ人数:2人
用意するもの:紙とペン
プレイ時間:?分

こちらはかなり複雑なゲーム。両プレイヤーはお互いに紙を用意し、下図のような「海戦図」をボールペンなど消えないもので書き込みます。

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そして、B (Battle ship)=戦艦, C (Cruiser)=巡洋艦, S (Submarine)=潜水艦 の3種類の軍艦を1マスに1隻ずつ配置します。この配置は相手に見せないように。消しゴムで書き直せるように、鉛筆で書きましょう。
その後、1ターンに一度、「攻撃」か「移動」のどちらかを選択できます。

①攻撃
自分の艦があるマスを中心とした周囲9マスの中から1マスを選び、攻撃を宣言(自分がいるところにも攻撃可能)。攻撃を受けた相手は、そのマスに自分の艦がいれば「◯◯艦に命中」と、自分の艦が攻撃を受けたマスの周囲9マスにいれば「〇〇艦が水しぶきを観測」、攻撃圏外にいれば「異常なし」と答えます。(「水しぶきを観測」とは、敵の攻撃は命中していないが近くにいた、ということです。)下の画像は、自分の艦が攻撃できる範囲を示したものです。

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②移動
移動する艦の名前と移動方向、移動距離を宣言します。例:「駆逐艦が北に3マス移動」
何マスでも移動できますが、直進しかできません。自軍の艦がいるマスには移動できませんが、その艦を飛び越えて向こう側のマスに移動することは可能です。また、複数の艦を同時に動かすこともできません。下の画像は、艦B(=戦艦)が移動できる範囲を示しています。自分のSがいるマスには移動できませんが、その向こうのマスには移動できるようになっています。

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各々の軍艦には耐久力があります。攻撃が命中すると1減り、0になった軍艦は撃沈されます。戦艦が3、巡洋艦が2、潜水艦が1。攻撃と移動を繰り返し、相手の艦をすべて撃沈したプレイヤーの勝ちです。

参考
Wikipedia|海戦ゲーム 

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いかがでしたか?簡単なものから、奥深いものまで。たくさんのゲームがありますから、みなさんも「P&P」で検索して、自分好みのゲームを見つけてみてくださいね。


東京大学理科二類所属。県立浦和高等学校および駿台予備校出身。小さいころから自然や生き物に関心を持ち、高校時代に読んだ福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」に刺激をうけ、分子生物学を志す。テニス歴6年。AKB48の大ファン。