勉強や、自己啓発のための読書、運動など、継続が必要な物事はたくさんありますね。それらのことは、やると決めた最初のうちは頑張れても、続けていくのが難しいもの。日記帳を買ったのに1週間しか使わなかったり、勉強宣言したのに誘惑に負けて遊んでしまったり……。やる気だけに頼ると、すぐ三日坊主に陥ってしまいます。

ではどうすれば、さぼったり諦めたりすることなく、物事を続けることができるのでしょうか。

何事も最初が肝心。長く続けるためのスタートの切り方を紹介します。

小さなことから始める

まずは、続けることを意識せずに、1日だけやってみてください。そして、1日できたら、また別の1日頑張ってみましょう。1日であれば簡単にできますよね。そうしたら、次は2日続ける努力をしてみましょう。

続けることは、1日1日の積み重ねです。1日を積み重ねて2日にし、2日できるようになったら3日にのばす。こうして少しずつ慣れていき、継続できるようになってくると、続けられる自信が湧いてきて続けていくエネルギーになります。

期間だけでなく取り組む内容にも、同じことが言えます。大変なことを続けようとしても、難しいのは当然。初めは簡単にできることからスタートしましょう。しんどくならない範囲で徐々に負荷をかけていきます。最初から頑張りすぎるとすぐに息切れしてしまいますよ。なぜなら人は変化に対しストレスを感じ、挫折する生き物だから。

例えば、最終目標が毎日2時間勉強するということであれば、最初は毎日勉強机の前に座ることから始めてみましょう。座るだけならやってみようと思えますよね。1日1冊読書することを目指すなら、最初は1日10ページ読むところから始めてみてはいかがでしょう。そこから少しずつページ数を増やしていってください。

取っ掛かりのハードルをできるだけ下げ、その物事自体が嫌にならないようにするのが、続けるコツですよ。

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100%を目指さない

物事を続けていくためには、完璧を目指さないことが大切。全く何もしない0の状態にならなければ大丈夫なのだと心得て、目標に多少届かない日があっても気にしないようにしましょう。

はじめのうち、続けやすいように小さな目標にしたとしても、どうしても途中で上手くいかなくなってしまうこともあるでしょう。そんなとき、ちゃんとやれなかった自分を責めるのではなく、少しでもできた自分を褒めるようにしてください。

例えば、「毎日100個の英単語を覚える」と決めたとします。時間がなかったり、集中できなかったりして、単語に1回目を通しただけで終わってしまう日もあるかもしれません。その時、「今日はちゃんとできなかったな……」と思ってしまっては、やっぱり1日100個覚えるなんて無理なのだという考えがよぎり、モチベーションも下がってしまいます。

でもそこで、「今日は少しだけだったけど、ちゃんとやれたぞ」と考えることができれば、継続して取り組んでいることになりますし、こういう日があっても大丈夫、と続けていくことのハードルを下げることにもつながるでしょう。

絶対毎日100個覚えるというよりも、とりあえず単語帳に触ればいいと思えたら気持ちも楽ですよね。たとえ見るだけでもいいので取り組みを0にしないという心がけが大事です。「まったく勉強しない日があってもいいか」というように例外を作ってしまうと、せっかく続けようと決めたルールがあいまいになってしまうそう。完璧にやらなくていい、だけど毎日やってみることが、続けていくコツなのです。

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物事を続けるために、最初に意識して欲しい2つのポイントを紹介しました。大事なことは、極力ハードルを下げて取り組むこと。でも、毎日必ず少しは取り組むようにすること。この意識を持って取り組めば、これまでなかなか続かなかったことも続けられるようになります。頑張って続けなきゃと焦るのではなく、習慣として取り組めるようになれば、もう続けることは難しくないですよ。

(参考)
古川武士著(2010),『30日で人生を変える 「続ける」習慣』,日本実業出版社.
古川武士著(2016), 『人生を絶対に後悔しない 「やりたいこと」が見つかる3つの習慣』,大和書房.
Peachy|完璧主義者ほど続かない? 一度やりはじめたことを長く続ける方法とは??