「頑張っているのになかなか評価されない」「自分にチャンスが回ってこない」そのような悩みを抱えている人はいませんか。その悩み、もしかしたらあなたの行動が遅いせいかも。

今回ご紹介させていただく書籍の著者は、放送作家として「奇跡体験!アンビリバボー」などの人気番組の構成を手掛け、そのノウハウを企業戦略へと応用する手法でコンサルタントとしても活躍している、野呂エイシロウ氏。コンサルタントとして一流企業と関わり、いろいろな人を見てきた野呂氏が身をもって知ったという事実が、「一流のビジネスマンほど、行動が早い人を評価する」ということだったそうです。

ichinenme-sagatsuiteita02『行動が早い人の仕事と生活の習慣』
野呂エイシロウ著
すばる舎 2016年
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(以下引用は本書より)

本書では、なぜ行動が早い人は評価されうまくいくのかということを、初めに教えてくれます。そのあとで、行動を早くするにはどうしたらいいのかというコツを27個紹介してくれるのです。放送作家をしていた著者だけあって、誰が読んでもわかりやすく、丁寧に説明してあるのも本書の特徴といえます。

では、本書の内容について簡単に触れていきたいと思います。

一流のビジネスマンは行動が早い人を評価する

一流のビジネスマンは行動が早い人を評価するということは先ほども述べたとおりですが、それはなぜでしょうか。野呂氏によると、

・どれだけ進捗しているのか
・そのなかで課題は何か
・その課題に大してどのようにアプローチしているのか
そうしたことが即答できると、一気に信頼度がアップします。(中略)一流のビジネスマンは、社内・社外を問わず、一緒に仕事をする相手をシビアに見極めています。「言われてからではなく、自分から動いているか」「締め切り前でも、質問されたときにすぐ返答できるように、進捗を整理しているか」などは、真っ先にチェックします。そういう相手でないと、一定以上の仕事のレベルについてこられないからです。

行動が早くなければ、このようなチェックに通らず、評価はされません。ここまで見てきて、行動が早くなるには特別なスキルが必要なのかと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはないそうです。

野呂氏によれば、行動を早くするために重要なことは、仕事で求められているゴールから逆算して、「自分がやるべきこと」を導き出すこと。具体的にどのようなことをすべきかを導き出せれば、あとはその通りに行動すればいいわけなので、早く動けますよね。では、どのようにすればこのようなことが身につくのかというと、

自分でやることを見いだせるようになるには、
「先回りでの配慮」
「やるべきことの整理」
「シミュレーション」
といったことを、日々の仕事で繰り返し習慣づけることです。

ただ、急にこう言われても、どうしたらいいかわかりませんよね。でも大丈夫です。この本には、これらのことを習慣づけるためのコツが27個も載っているのですから。それらはすべて、野呂氏が実際に出会った、行動が早い人(氏を含む)の習慣であるため、実践的かつ具体的。明日からすぐに試すことができるものばかりです。

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「行動が早い人は、○○ 出遅れる人は、××」

本書の特徴の一つに、野呂氏が行動が早い人の習慣を挙げるとき、「行動が早い人は、○○ 出遅れる人は、××」と言い切るということがあります。そういうわけなので、「なるほど」と思うところもあれば、「そうかな」と思うところも出てくるのですが、言い切った後の解説が具体的かつとても丁寧なので、最後には思わず「なるほど」と口に出してしまうほどでした。今までの認識が変わっていけば、だんだんと行動が早い人へと近づいていくことでしょう。

「行動が早い人は、○○ 出遅れる人は、××」という形は、目次にも使われているので、まずは目次を見て気になったところを「つまみ読み」する、という読み方もできますよ。

本書によれば、行動が早い人は、成功の「実数」を重視します。つまり、何かをしようとしたときに、「このことをしてみて、本当に成功するだろか」と成功の「確率」を考えて足踏みするよりも、まずはやってみることのほうが重要だということです。

そもそもいくら考えたって、何かをしようとした時にノーリスクではできません。ですから、確率を考えるよりも、たくさん行動することの方が、より大切なのです。

行動が早い人になる最初の第一歩として、まずは本書を読む、という「行動」をしてみるのはいかがでしょうか。

(参考)
野呂エイシロウ著(2016),『入社1年目から差がついていた!行動が早い人の仕事と生活の習慣』,すばる舎.