以前「IQサプリ」なんて番組がありましたが、その番組を見て「IQ120の問題とけた~!」と言って喜んだ、という思い出のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、IQについて正確にわかっている人というのはなかなか少ないですよね。IQのこと、そして、最近IQよりも注目されているEQやMIという能力についても、この機に知っておきましょう。

IQ

まず一番有名な「IQ」ですが、これは「同じ集団内での位置」を基準とした「知能検査」のことです。遺伝や生活習慣によって決まるものとされ、一般的な「頭の良さ」はこの「IQ」を指すといえるでしょう。簡単に自分のIQ目安を知ることができる診断サイトもあります。

そんなIQですが、実は具体的に上げるための方法があるんです。それは「読書」。

IQとは、丸暗記するような知識的な能力のことではありません。ですので、いわゆるドリル的なお勉強では鍛えることができないもの。その代わりに、音楽や数字、言語だけで表現される空間を認識する練習によって鍛えられるそうです。

読書とは、文字を読んでその抽象的な世界を自分の頭の中で再構築する試みであり、まさにその訓練になっているといえますよね。同様に、絵画を見てその目の前にはない情景をリアルに思い浮かべることもいい訓練になるそうです。

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EQ

最近徐々にポピュラーになってきているのがEQです。これは「こころの知能指数」と言われており、自分の感情を上手に扱ったり、他人の感情に適切に対処したりするために必要な能力です。これは現代のストレス社会において最も必要な能力ですが、残念ながらこの能力にたけた人というのはそうそういるものではありません。

このEQを伸ばすために、まずはその測定方法について知りましょう。

EQは、心理学者のダニエル・ゴールマンという人が開発した「ミックス・モデル」というもので測定します。ミックス・モデルには4つの重要な要素があります。それは

自己認識・自己制御・共感・社会的能力

です。自分の感情を正しく理解し、それが暴走しそうになった時にきちんと制御できる。また他人の気持ちを汲み取れたり、そのうえで他人と自分のニーズをうまく折り合わせて交渉できたりするような人が、EQが高い人といえそうですね。

EQが高い人になるためには、いろいろな人と話をして、世界にはいろいろな考え方があるのを学んで視野を広げるのも一つの手ですし、普段の日常生活でも、目先の言葉や利益に騙されず、辛抱強く見きわめようとしてみるだけでだいぶん変わるものです。

様々な人と関わり、積極的に会話をすることの積み重ねによって、EQは高めることができると言えるでしょう。

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MI

そして、IQ、EQに代わって近年特に注目されているのが、MIです。

MIとはハーバード大学のハワード・ガードナー氏が提唱した「知能は単一でない、複数ある」という考えに基づいた8つの「多重性知能」のこと。その8つとは、音楽・リズム知能、対人的知能、論理・数学的知能、博物学的知能、視覚・空間的知能、内省的知能、言語・語学知能、身体・運動感覚知能を指します。

これらの得手不得手を一つずつ組み合わせることで、個々の人間は構成されているのです。

この8つの知能は、全てが高ければいいわけでもありません。大事なのは、バランス。自分はどんな知能が強くてどんな知能が弱いのか、どの知能が働きやすいのか。それを知り、自分の知能をどう活かしていくかを考えることが重要だ、というのがMIの考え方です。

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今までは頭が良い人が活躍できる社会でしたが、機械化の進展により、人間にはこれまで以上に「人間でないとできない」活動が求められます。そこでいったい何を自分の売りにするのか。簡単な質問に答えるだけでMIチェックができるサイトもあります。ぜひチェックして、一度考えてみてはいかがでしょうか。

(参考)
iqとは|IQとは
日能研|“8つの知能(MI)”で自分の可能性を見つめなおす
笑うメディアクレイジー|5分でわかる「IQテスト」あなたの知能指数はいくつ?
ニコニコチャンネル|簡単にIQをアップして人生をサバイブする方法
DIAMOND ONLINE|ダニエル・ゴールマン心の知能指数
Wikipedia|心の知能指数