若手ビジネスパーソン必見。会議での「とるべき行動」と「NG行動」

皆さんは普段、どのような姿勢で会議に臨んでいますか? ひたすら話を聞いているだけ、ただそこに座っているだけになっていませんか?

キャリアが浅いという理由で発言をためらったり、ファシリテーションをするには立場上まだまだ早いから……と、聞き役に徹したりしていると、周囲からの評価も上がりませんし、会議に参加した意味がなくなってしまいます。せっかく会議に参加をしているのだから、上司へアピールをすると同時に会社へ貢献したいですよね。

そこで本日はキャリアの浅いビジネスパーソンの皆さん(とりわけ若手の方)が、会議で「してはいけないNG行動」「とるべき行動」を紹介します。

会議の意義

そもそも会議とは1人で決められないことを、皆の知恵を出して決めていくものです。会議に参加したメンバーの知識や思考の総量を増やし、より良い意思決定を導くことが目的です。

もしあなたが何もせず座っているだけならば、その会議の知識や思考の総量は、あなたが参加していても不在でも変わらないのです。逆に、的外れな発言をしたり、無駄に時間をとったりした場合は、その総量は減ることになってしまいます。会議に参加したからには知恵や知識を出し合い、より良い結論が出るよう努めることが大切です。

会議でありがちなNG行動

まずは、若手が会議で陥りがちな2つのNG行動を紹介します。

・発言をしない 会議で何も発言をしないことはNGです。これでは会議に参加している時間分の給料をもらいながら、会社に対して何も還元していないことになります。

ライフネット生命保険社長の岩瀬大輔氏も、著書『入社1年目の教科書』の中で、「会議では新人も必ず発言せよ」と語っています。若手なりに自分の意見を持ってしっかりと発信する。その姿勢はビジネスパーソンとして大事なことです。上司もそんな熱心な部下にこそ、仕事を任せたいと思うのではないでしょうか。

・議題に対して予習をしない 参加予定である会議において、自分の案を準備しないこともNGです。会議は考える場ではなく、考えをぶつけ合う場です。これは、企画会議や社内のルール決定、営業方針会議など、どんなタイプの議題に対してもいえること。会議のアジェンダをしっかり確認して、自分の意見を整理してから会議に参加してください。

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会議でとるべき行動

次に、会議において若手が積極的にすべきこと、上司に一目置かれる方法を紹介します。

・案は2つ以上用意する 先輩や上司から会議でアイデアを出すように言われたときは、案を2つ以上用意していきましょう。本命のプランAに対して、保険のプランBを用意するのです。単純に選択肢が増えて自分の案が採用される可能性も上がりますし、対案も準備する用意周到な若手社員だと周囲に印象づけることもできます。

・共有する価値のある情報を調べる 若者の感度で仕入れた、最新トレンドや現場の声、TwitterなどのSNSから得た情報を、参考資料として出してみるのもひとつの手です。若手だからこそ得やすい情報を経験豊富なビジネスパーソンと共有することで、会議に新しい突破口が生まれるかもしれません。

*** 明日からの会議で、これらの「してはいけないNG行動」「とるべき行動」を実践してみてください。しっかりと会議に「参加」をし、若手なりの存在感をアピールしましょう!

(参考) 岩瀬大輔著(2011),『入社1年目の教科書』,ダイヤモンド社. ダイヤモンド・オンライン|会議で睡魔に襲われない!デキる若手の予習・集中・質問法 ITmedia エグゼクティブ| だから会議は意見が出てこない! 上司が言ってはいけない最大のNGワード Schoo|会議に出たら発言してみる

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