皆さんは肩こりに悩まされていませんか?

長時間デスクに座るビジネスパーソンや学生の中には、ひどい肩こりに悩まされている人が多いのではないでしょうか。肩こりがひどくなると頭痛や吐き気などを伴うことがあり、そうなってしまうと仕事の質にも影響してしまいますよね。

肩こりが辛いからと、自分で患部を揉みほぐしたり、マッサージチェアや誰かに肩もみをしてもらったりする人もいるかもしれませんが、その対処法は合っているのでしょうか。間違った対処をしてしまうと、肩こりが和らぐどころか悪化することになってしまいます。

そこで一度肩こりについて正しい知識を確認し、どうすれば肩こりを改善することができるのか考えてみましょう。

肩こりは循環障害

肩こりと聞くと、筋肉の硬直をイメージする人が多いと思います。実際にそれも肩こりの症状の一部ではあるのですが、肩こりの根本的な原因はもっと深いところにあるのです。

長時間、首や背中が緊張するような姿勢をとり続けたり、猫背、前かがみなどの姿勢の悪さ、ショルダーバッグ、冷房などが原因とされる。それらが原因で頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こる。それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって肩こりを起こすと考えられている。

(引用元:Wikipedia│肩こり

ここで説明されているように、肩こりの苦痛をもたらしているのは酸素や栄養分の不足、そして疲労物質の蓄積という循環的な問題です。ですから、凝っている部分を力強く揉みほぐしたとしても、そのことがかえって筋肉の緊張状態を生んでしまい、結果的に血流を更に悪化させることになってしまいます。

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肩こりと視力の関係

肩こりが発生すると色々なところに影響が及びますが、その中でも視力への影響は小さくないと言われています。肩こりは肩や首の筋肉が緊張している状態ですから、そのような状態で長時間、書類や画面を見つめていると、目の動きをつかさどる眼筋にまで疲労がたまり、眼精疲労を招きやすくなります。その結果、眼筋の働きが低下して視力が落ちてしまうのです。

しかしこれについては逆もまた然りです。視力が落ちると、画面や書類を見るときに前かがみになることが多くなります。人間の頭は非常に重たいものですから、そのような前のめり姿勢のままで長時間作業をしてしまうと、肩や首の筋肉に大きな負荷をかけてしまいます。

また、視力が落ちてピントが合いにくい状態では、必死に眼筋を働かせているので、眼精疲労が非常に溜まりやすくなります。そうして眼筋に疲労が溜まると、首や肩の筋肉にも疲労が波及してしまうのです。このように視力と肩こりとの関係は切っても切れない双方向的なものと言えます。

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肩こりを改善するために

肩こりを改善するには、何よりも姿勢を良くすることが大切です。頭の重みが首や肩にかかりにくい姿勢を作ることで、長時間の作業でも肩こりを引き起こしにくくなります。

しかし一度意識して良い姿勢を作ってみても、作業に集中していくほどにその姿勢も崩れてしまいがちです。そんなときは、上に挙げた視力の問題に手を付けてみると、驚くほどに肩こりが改善することがあるのです。

現在メガネやコンタクトを使用している人は、今の度数がきちんと自分に合っているのか一度確認してみましょう。メガネを作ったときよりも視力が落ちていると、文字や画面が見えにくくなってしいまいます。視力は少しずつ落ちていくため、メガネやコンタクトの度数が合わなくなっていることに気づきにくいかもしれませんが、そのことが慢性的な姿勢の悪化を招いているのかもしれません。さらにピント調整が瞬時にできるようになれば眼精疲労も軽減されるので、メガネやコンタクトの改善は肩こり対策として一石二鳥の行為です。

そして、視力が良いため日常生活では裸眼の人も、ブルーライトカットメガネなどのPC作業専用メガネを作ってみるのはいかがですか。ブルーライトカットレンズは、モニターや蛍光灯のブルーライトを遮断してくれる効果があります。画面から出るブルーライトは眼精疲労の大きな原因の一つですから、その光をカットすることで肩こりの予防にもなってくれます。ブルーライトカットメガネをかけるだけで肩こりが嘘のように解決するかもしれませんよ。

肩もみよりもストレッチを

それでも肩こりになってしまった! というときには、患部を無理やり揉みほぐすのではなく、ストレッチで血行を改善することをおすすめします。

具体的には凝っていると感じる部分の筋肉を伸ばすように、肩や首をゆっくり、大きく回すようにするのです。肩もみの際の「気持ち良い」という感覚は薄いかもしれませんが、念入りに筋肉を伸ばすことで少し身体が軽くなったように感じるはずです。

他にも血行を良くするために、温タオルなどで患部を温めるということも効果的です。ストレッチと並行して温熱療法を取り入れることで、肩もみよりもずっと高い効果を実感できるでしょう。

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ハードに仕事をこなしているとその分身体にも負荷がかかってしまいます。
身体を正しく理解して、肩こりや身体の不調に上手に対処していきましょう。

(参考)
ヘルスケア大学│肩こりを治したい!原因と症状、対処法まとめ
理楽整体 悠|肩もみは逆効果!
Wikipedia│肩こり
StudyHacker|ブルーライトカットに安眠効果? メガネを変えてぐっすり眠ろう。