Teenager student studying with a laptop in her room

みなさんは楽しく勉強していますか。
受験のために、あるいは資格取得のために、「つまらない」と思いながら勉強していませんか。
たしかに勉強していると、つらいと思うこともあると思います。
でも、勉強は楽しんだ者勝ち!
興味を持って勉強すると効率が良いことが、脳科学の観点からも明らかになっているのです。

badge_columns_1001711好奇心が「シータ波」を出す

「シータ波」という脳波を聞いたことがありますか?
シータ波は、わくわくしたりドキドキしたりすると自然に脳に生じる脳波です。
好奇心が強く外に向かっているとき・興味を持って対象に向かうときにシータ波が出ます。
シータ波が出ると、海馬は少ない刺激の回数で「長期増強(long-term potentiation=LTP)」が起こります。
LTPは脳の「記憶の素」であり、LTPを奪われた動物は記憶ができなくなります。
逆に、LTPがよく起こるようにした動物は、記憶力が高まります。
シータ波が出れば少ない刺激の回数でLTPが起こるということは、シータ波が出れば少ない復習の回数でも覚えられるということです。
つまり、興味を持って勉強すれば、覚えるのがラクになると言い換えることができます。

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badge_columns_10017115つのオススメ勉強法

興味を持てと言われても、勉強はつまらないから興味が持てない、という人もいると思います。
でも、勉強がつまらないのは、もしかしたら勉強の「中身」がつまらないのではなく、勉強の「方法」がつまらないだけかもしれません。
面白みのない部屋にこもって分厚い参考書を読み、あとはひたすら問題を解く、というような勉強だと、たしかに飽きてしまいそうです。
それなら、ここで少し、勉強のやり方を変えてみませんか?
わくわくするやり方ならどんな勉強法でも構いませんが、参考までに、以下で5つの方法を紹介します。

1:洋楽をきく
英語の勉強をつまらないと思っている人は、英語の音楽を教材にしてみてはいかがでしょうか。
リスニング音源聴くのは腰が重い?好きな洋楽を教材にしてしまおう
これにも書かれていますが、好きな洋楽でシャドーイングやディクテーションをすると、楽しく英語が学べそうです。

2:洋画をみる
英語の教材になるのは音楽だけではありません。
映画でも英語を楽しく勉強することができます。
息抜きしながら英語の勉強。リスニングにおすすめの映画3選。」
特に好きな洋画がない人は、このコラムに書かれている映画から始めてみましょう。
楽しみながらリスニング力を身に付けることができ、一石二鳥ですね。

3:アプリで勉強する
多くの人がスマホを持っている時代。勉強に関するアプリもたくさんあります。
学びたい科目のアプリをダウンロードして、ゲーム感覚で勉強したら楽しいですよね。
Study Hackerにも「アプリレビュー」のコーナーがあるので、参考にしてみてください。

4:歴史のマンガを読む
日本史や世界史は暗記事項が多くて大変だと思っている人も多いと思います。
でも、歴史のマンガなら、楽しく読めて理解を深めながら覚えることができます。
私は歴史人物が主人公になったマンガを読むのが好きで、それで多くのことを学びました。

5:資料集を活用する
社会や理科などの科目は、教科書だけでなく、資料集も併用して勉強することがあります。
勉強がつまらないと思ったら、この資料集を娯楽として読んでみましょう。
義務感で読むとつまらないかもしれませんが、娯楽として読んでみると、とても面白い内容がぎっしり詰まっていることに気づくと思います。

***

いかがでしょうか。
どうすればわくわくしながら勉強できるのかを考え、工夫してみてください。
それが暗記の効率化にもつながります!

【参考資料】
池谷裕二、2014年『受験脳の作り方 脳科学で考える効率的学習法』新潮文庫


東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程。ノートルダム清心高校卒業。大学ではセクシュアリティについて勉強している。忍者が好き。服のセンスとユーモアのセンスがほしい。著書に「数学嫌いの東大生が実践していた『読むだけ数学勉強法』(マイナビ、2015)」