今やだれもが知る超有名企業、京セラ。
その設立者である稲森和夫氏は独自の経営哲学を持つことでも有名ですが、彼の言葉で私の大好きなものがあります。

それは、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」というもの。

能力は持って生まれたものだから飛躍的に伸びない、しかし熱意は自分自身の意思で決められる。また、どれだけ熱意と能力のある人でもその考え方がネガティブであれば結果はマイナスになってしまう、という言葉です。
このようにはっとさせられる、稲森和夫氏の経営哲学をまとめたの「京セラフィロソフィ』という本の中から、勉強や人生において、成功するために重要な3つの考えをピックアップしました。


『京セラフィロソフィ』

稲森和夫著
サンマーク出版 2014年

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badge_columns_1001711素直な心を持つ

ここで言う素直な心というのは、自分自身の至らなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。稲森氏によると、本当に伸びる人というのは素直な心をもって、人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人だそう。

みなさんも今までの人生を振り返ってもらえばわかると思います。よくできるがアドバイスを聞き入れてくれない後輩よりは、たとえ不出来でもアドバイスをしっかりと聞ききちんと努力できる後輩のほうを応援したいと思うものではないでしょうか。

勉強も一人でするものとはいえ、周囲の応援なくして成功はありえません。成功したければ周りのアドバイスにはしっかりと耳を傾け、常に謙虚でありましょう。

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badge_columns_1001711完全主義を貫く

営業にしろ製造にしろ、最後の1パーセントの努力を怠ったがために、受注を失ったり不良を出したりすることがあります。それがたとえわずか何コンマというミスであっても、そのミスによって今までの努力がすべて水泡に帰してしまうのです。

たとえ365日一日20時間の勉強を積み重ねてきたとしても、試験当日にバスに乗り遅れて会場に遅刻した、試験用紙に名前を書き忘れた、つまらない計算ミスをした、というだけで、その努力は水の泡です。

自分自身の努力をさらに実りあるものにするためにも、仕事では常にパーフェクトを求めなければなりません。練習から、普段から完璧を求めることで、当日にその成果を発揮しやすくなるのです。

Successful business woman in the office looking confident and smiling

badge_columns_1001711楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

ネガティブな人間とポジティブな人間どちらのほうがよいのか、という議論はよくなされます。しかしビジネスの場においてはそのどちらもが求められるようです。
まず、構想段階では「必ずできる」と自分に言い聞かせ、奮い立たせる、そして計画段階では「何としてもやり遂げなければならない」という強い意志をもって悲観的に構想を見つめなおします。そこで起こりうるすべての問題を想定して、対応策を慎重に考えつくすことが必要です。ですが実行段階では、再び「必ずできる」という自信をもち、楽観的に明るく堂々と実行していくことが大切です。

計画段階と実行段階においては納得がいったのですが、構想段階でなぜ楽観的になる必要があるのか私ははじめ疑問でした。ですが、これは構想段階で悲観的になるとそれがどれくらい難しいことかということを先に頭で考えてしまって、結局取り掛かることができないということが理由だそうです。
成功も失敗も、まずは着手しなければ何も始まらないのですから、構想段階では楽観的であるのが良いといえるでしょう。

***
どうでしたか。この「京セラソロフィー」という本には、これ以外にもたくさんの成功の指針となる考え方が記されています。経営哲学と銘打ってはいますが、上記のように私たちの人生に応用可能な考え方もたくさんあり読みやすい本なので、興味を持たれた方はぜひぜひ一度ご覧あれ。

(参考)
「京セラフィロソフィー」 稲森和夫著 サンマーク出版


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。