数字で脳トレ! 多くの京大数学科の学生が愛した2つの数字遊び。

happy girl student, the teacher writes on blackboard chalk formula

数学なんて難しくて嫌い。受験のためには頑張ったけど苦手という人が多いのではないだろうか。 じゃあ数学大好き、数学が得意な人の頭の中はどうなっているんだろう?どんな子供時代を過ごしたのだろう? 気になりませんか?

今回は筆者が見つけた数学好きの多くに共通する子供時代の遊びを紹介します。

badge_columns_1001711数学が得意な人が高確率でやっていた数字遊び

数学が得意な筆者の友人たちには「暇なとき車のナンバープレートの数字で遊んだ。」という共通点があります。 真ん中のハイフンをマイナスと見立てて前の数字から後の数字を引き算。 例えば45-32というナンバープレートなら45-32=13。 隙間時間での暗算です。

京都大学数学科の大学院生達に「子供の頃ナンバープレートで遊んだか?」という質問を投げかけてみると高確率で答えはYes。 四則演算(+、-、×、÷)を使って4つの数字で10になる式をつくるらしいです。 例えば上記のナンバープレート【45-32】なら4,5,3,2を一度づつ使って、4÷2+5+3=10。 Make10とも呼ばれるこの遊び、聞けば暇な時の遊びとして親が教えていたそう。

小さい頃から遊びとして数字に触れていたのですね。計算力も強化されそう手軽にできる「脳トレ」としても有効

ルールを覚えたら、行き交う車をターゲットに実際に「引き算ゲーム」や「make10」をやってみましょう。実はこのゲーム、その効果は計算力を鍛えるだけではないのです。

『脳を鍛える大人のDSトレーニング』で有名な川島隆太教授によると、単純な計算問題を速く解くことで脳の前頭前野が活性化するそうです。前頭前野は記憶力を司りますから、習慣的に鍛えることで記憶力・集中力を鍛えることができます。

Interview panel holding score cards in office

badge_columns_1001711数学大国インドでも

インドといえば20×20の暗算。数多くの理系研究者を輩出している数学大国です。 詰め込み教育、スパルタ教育で有名なインドが、近年、新しい教育方法を模索しているそうです。家庭内で計算練習するために切符の番号4ケタやナンバープレートでmake10を行っています。

この ナンバープレートでの数字遊び。やって損はありません。 将来子供が生まれた時には。大人になった今からでも。 皆様、どうぞお試しあれ。

川島隆太(2012),「1日5分で脳が若返る暗算ドリル」( 宝島社) PRESIDENT|インド人の頭脳は、家庭教育で作られる!


京都大学理学部所属。大阪府立天王寺高校卒業。ビジネスサークルの立ち上げ等理系らしからぬ趣味に没頭。イタリア語の魅力に取りつかれイタリアで将来働きたいと画策中。

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