『未来日記』でイメージ強化! やるべきことがどんどん進む、"良い一日" の作り方。

勉強しなきゃいけないのに、誘惑に負けてしまう。「ちょっと休もう」のつもりが、気がついたらちょっとじゃなくなっていた。そんなことが日常茶飯事だという人は、「未来日記」を書いてみてください。日記は普通、1日が終わってからその日の出来事について書くものですよね。そんな「『過去』を記録する日記」を、「『未来』を想像する日記」に変えるのです。

未来日記というと少し胡散臭く感じられますが、未来日記を書くとは、1日の行動をあらかじめ考え、それを日記として書き記しておくということ。手帳にスケジュールを書くのとは違い、これからする予定のことを「~した」と事実として書いてしまうということです。

なぜ未来日記が良いのかというと、自分の中で一度事実としたことは、脳が「守ろう」と働くため。これを勉強に生かせば、「勉強するつもりだったのにできなかった」「やるべきことが終わらなかった」という事態を防ぐことができます。

日記なんて書いたことがないという人も心配ありません。スケジュールを立ててそれを過去形で書いてみるだけで良いのです。勉強、仕事、日常生活など様々なシーンに活用できる未来日記。今回は、勉強に絞って未来日記の書き方のコツと実践の仕方を紹介します。

1日が始まる前に、未来日記を書こう

早速、未来日記を書き始めましょう。手順は次の通りです。

1. その日にやるべきことをリストアップする。 1日のスタートに、今日やるべきことを書き出します。何となく1日を始めるのではなく、今日は何と何をするべきなのか、確認しましょう。この確認作業を怠らないことで、今日やるべきことだけではなく、今日やる必要はないことを明確にすることもできます。物事に不必要に着手してしまい、結局今日中に終わらせるべきことが終わらない、といったことにならずに済むのです。

2. スケジュールを立てる。 その日のうちにやるべきことを決めたら、1つ1つの作業をする時間量を決めましょう。内容や分量をよく考えて、どれぐらい時間が必要なのか計算してください。

3. 過去形にして日記に書く。 未来日記のノートに、上で決めた予定を書き込みます。コツは、過去の日記を書くのと同じように過去形で書くこと。実際にやっていないからと言って「問題集に取り組みたい」「実験レポートを仕上げる予定」と書いてしまうと、強制力も弱くなってしまいます。事前に既成事実として書いてしまうことで、やらなきゃいけないという思いを強くすることを狙いましょう。「問題集に取り組んだ」「実験レポートを終わらせた」という風に、行動した事実を断定して書くことが大事です。

以下に例を載せてみます。この例で想定しているのは、「大学生が、学校のない1日を勉強にどう費やしたか」という未来日記です。

1.やるべきことのリストアップ 「中間テストの勉強」「リスニング」「ゼミの発表準備」「授業の予習」

2.スケジューリング 9時~9時半 リスニング 10時~12時 ゼミの発表準備 14時~17時 ○○科目の中間テストの勉強 21時~22時 明日の授業の予習 23時 就寝

3.未来日記を書く 9時から30分、リスニングの勉強のためにCDを聞いた。10時から12時まで、ゼミの資料を作成し、発表練習した。14時から、○○科目の中間テストの勉強に3時間取り組んだ。21時から1時間、明日の授業の予習をした。

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未来日記通りに行動できたか確認しよう

いくら未来日記を書いても、ただの妄想日記にしてしまったら書いた意味がありません。予定表替わりに持ち歩いて、その通りに行動してみてください。日記に書いたことを常に心掛け、実際の行動に移すようにしましょう

そして、未来日記の内容と、実際にとった行動を照らし合わせてください。普通の日記も書いてみて見比べてみるといいですね。理想通りにやるべきことを実行できたでしょうか。

やってみると、実際には難しかったり量が多すぎたりして、未来日記通りに勉強できなかったということも出てくると思います。そんなときは、少しでいいので、なぜ未来日記通りにいかなかったのかを分析してください。「思っていたより時間がかかった」「急な予定が入ってしまい、その後の修正ができなかった」……等メモを残しておけば、翌日以降の未来日記を、より現実のものに近づけることができます。

また、未来日記に書いた通りに行動してみると思ったより時間に余裕があることに気づく、ということもあるでしょう。決めた時間内にやるべきことをしっかりと片付ければ、ほかの勉強や予定に時間を回せたり、自由な時間を確保したりすることもできますよね。結果として、1日24時間を有効に使うことにつながるのです。

*** 予定通りに勉強に取り組めるようになるための、未来日記の書き方を紹介しました。

目的は、1分1秒ガチガチのスケジュールを決めることではありません。その日のうちに絶対しなきゃいけないことを、事実として日記に記すことで、本当に実行するということです。

できるだけ余裕を持ったスケジュールを想定して未来日記を書き、取り組むようにすれば、意外と簡単に片付くはず。ぜひ未来日記を活用して、理想的な1日を過ごしてください。1日単位だったスケールを大きくしていけば、長期目標にも活用することができますよ。また、仕事のスケジュールや人生計画にも応用可能。いろいろとアレンジしてみましょう。

(参考) 生活の知恵があつまる情報サイト nanapi ナナピ|脳が勝手に導いてくれる…!?理想の自分を描く「未来日記」のすすめ 藤沢優月著(2011), 『未来日記 心の中の本当のあなたと出会う日記』, 武田ランダムハウスジャパン. 佐藤富雄著(2003), 『あなたの夢をかなえる「未来日記」 “思い通りの人生”を手に入れる14日間トレーニング』, PHP研究所. 小林惠智著(2002), 『一日5分奇跡を起こす4行日記―成功者になる!「未来日記」のつくり方』, オーエス出版.

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