そろそろ入試も近づいてきましたね。
多くの人は、過去問を解き始めている頃かもしれません。

そんな時に、ぜひ時間を見つけてやって欲しいのが、「模試の解き直し」です。

模試は、受験において大事なポイントが出題されているので、入試直前期に一度は解き直しておくのが吉。

とはいえ、時間に余裕のない直前期に、模試をくまなく復習する余裕もありません。
解きなおすなら、効率的に復習したいですよね?

今回は、「最低限復習すべき問題」の見抜き方をお話しします。
高1、高2の方も、今後の模試で重点的に復習すべき点を見極めるためにも、ぜひご覧ください。

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badge_columns_100171「平均点」だけでは不十分

模試が返ってきたら、皆さんは、初めに見るのはどこですか?
ほとんどの方は、判定を見ると思います。

次に見るところは、おそらく平均点ではないでしょうか?

自分の得点が平均より下回っている問題を、復習しなくていいはずがありません。
ですから、平均点を見ることは大事です。

しかし、より有意義な復習をするためには、平均点だけでは不十分

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60日のトレーニング後、英語実務でも効果を実感。TOEICも950点に。
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badge_columns_100171「標準偏差」をおさえよう

模試の復習で、他にも見てほしいのが、「標準偏差」。

成績表、もしくは採点講評の冊子などに記載されています。
場合によっては、「S.D.」と書かれていることもあります。

多くの場合、科目ごと、大問ごとで記載されています。
標準偏差とは、簡単にいうと、「データがどのくらいバラついているか」を表す指標です。
標準偏差の値が小さいほど、バラつきが小さい、すなわち平均あたりにデータが集中していて、
大きいほど、バラつきが大きい、すなわち平均から離れたところに多くのデータがあります。

この標準偏差と平均を組み合わせてみると、「どの問題を重点的に復習すればいいか」が分かります。

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badge_columns_100171「低平均、高標準偏差」の問題をまず探せ

標準偏差が大きければ、「高得点をとれた人(=できた人)と、得点できなかった人(=できなかった人)の差が開いた」ということです。

ということは、「その問題は、もし間違えていれば『差をつけられてしまう』問題だった」ということなんです。

このような問題は、入試本番でも「合否を分ける問題」となる可能性が高いわけですから、実際に間違えてしまった人はもちろんのこと、正解した人も重点的に復習したほうがいい、ということが分かるんです。

なおかつ、それで平均点が低ければ、解けた人が少なかった「差のついた問題」だということが分かります。

まずは、その問題の復習を真っ先にすることが大事というわけです。

badge_columns_100171一番差をつけることができる問題は「低平均、低標準偏差」

標準偏差が分かれば、入試において、「ライバルから頭一つ抜けるために解くべき問題」も分かります。

それは、「低平均、低標準偏差」の問題です。

平均点が低く、なおかつその付近にデータが集中しているということは、「ほとんど誰も解けなかった難問」だったというわけです。
これが解けるようになれば、合格には大きく近づくことができます。
とはいえ、このような難問を復習するのは、最後で構いません。
その前に、上にあげた「差をつけられかねない問題」を絶対に間違えないように復習しましょう。

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いかがでしたか?
平均と標準偏差をしっかりと把握して、問題を復習すれば、効率的な勉強ができます。

皆さんも、ライバルと差をつけられるように、頑張ってください!


東京大学文科二類所属。明星高等学校卒業。東京でも大阪弁を貫く決意で日々を送っている。現在は、有名フリーペーパー制作にかかわり、多くの企業の協賛を獲得している。