Serious about success and determined

今日は勉強をしよう!と決めていても結局ほかのことをやってしまった経験は誰にでもあると思います。しかしこれを単なる「意志の弱さ」で片づけるのではなく、脳の仕組みをよく理解して「有言実行」な人間に生まれ変わりましょう。

badge_columns_1001711「こまめに」ご褒美を

ご褒美があるとやる気になるというのはもはや常識。このご褒美は、物理的な物だったり昇給・昇格だったりと人によって異なりますが、心理学で「外発的動機付け」と呼ばれています。しかし、ご褒美さえあげれば完璧!というものでもなく、ゴールまでのステップが多いとどんどんミスが増えていくそう。(人間の脳もわがままですね)

仕事の正確度を高めたければ、多くの行程をひとまとめにせず、細かなステップに分け、そのたびに報酬を与えるのがよいのです

ちなみに私の勉強のお供は森永製菓のDARSです。これを机の上に置き、あらかじめ決めておいたところまで勉強が進んだら1粒ずつ食べ、ご褒美にしています。なぜDARSか、というと、「減った量がわかりやすい⇒目標達成回数もわかりやすい」という単純な理由です。このように、目標達成を可視化することでよりモチベーションもあがります。

daito-ec
90日でTOEIC835点、英語会議もストレスなしに。パーソナルトレーナー × 科学的トレーニングの『英語の90日』
人気記事

badge_columns_1001711最強のモチベーション「内発的動機付け」

もう一つの「やる気の源」は「内発的動機付け」で、自分自身の好奇心や好きという気持ち。子供の頃にプラモデル作りやおままごとに熱中した経験が、この「内発的動機付け」です。誰に強制されるでも義務感でもなく、本当に自分自身がやりたくて仕方ない!という気持ちに勝るものはありませんね。一般的には外発的動機付けの持続は一時的なもの、と言われますが、半強制的に続けることで、本当に興味が生まれて内発的動機付けに移行する可能性も。そうなればしめたものですね。

motivation02

badge_columns_1001711まずはやってみる

勉強も仕事も、手をつけるまではとても面倒くさかったのが、重い腰を上げて実際やってみたら意外と集中できた、という経験はありませんか?「まずやってみる」。これは私の高校時代の先生の口癖だったのですが、今考えると本当に大事なことです。

これは心理学者のクレぺリンが発見した「作業興奮」と呼ばれるもの。やる気がなくても「まずはやってみる」ことで脳がしだいに活性化し、結果的にのめり込んでいというものです。

どんなにやる気がなくてもとりあえず机やPCに向かう、この行動が大切です。

badge_columns_1001711なにかひとつ成功体験を

今までの二つは「あまりやりたくないけれど、どうにか腰を上げる」方法でした。しかし、今は面倒に感じていることでも自ら「やりたい!」という気持ちになれれば、それが一番だと思いませんか?そのカギは、「快感」を生み出す脳内物質にドーパミンが握っています。
ドーパミンの分泌量が多ければ多いほど人は大きな喜びを感じ、脳は分泌された時に取った行動を克明に記憶し、快感を再現しようとします。一度成功体験を得てドーパミンが分泌する経験を得たら、腰は重いものではなくなり、自らその快感を求めて自発的に動くようになるのです。そのためにもまず最初の成功体験が大切ですね。

最後に、私の個人的な体験から。成功体験から快感を得たらできるだけはやめに新しい目標を設定して取り掛かることをお勧めします。成功した喜びも時間がたつと少しずつ忘れていってしまうように思うからです。

私が一つ後悔しているのは大学合格直後の過ごし方です。京都大学合格、という以前からの目標であった壁を乗り越え、大きな達成感を得ましたが、そこからしばらくの間勉強をサボってしまいました。一度下がってしまったモチベーションを上げるのにはかなり苦労しました。目標を達成したらそこで終わり、ではなくそこからさらに高い目標を掲げ、それに向かって進んでいく姿勢が大切ですね。

(参考)

『脳はなにかと言い訳する 人は幸せになるようにできていた!?』 池谷裕二著
『脳を活かす勉強法』 茂木健一郎著
リクルートマネジメントソリューションズ
吉祥寺たかのメンタルクリニック


京都大学法学部所属。鳥取県立米子東高校卒業。大学ではテニスサークルに所属。たこ焼きが大好きで日々たこ焼きに囲まれて過ごしたいと思っている。