脱精神論! パターン分析でケアレスミスを減らす方法。

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テストなどで、できる問題なのにケアレスミスで間違えて悔しい思いをしたことってありませんか? 私は数学の問題などで、単純なところを計算ミスしてそのあとの設問をすべて間違えた、ということを何度かやっています……。 ケアレスミスをなくすには注意して問題に当たればいい。よく言われることですが、これがなかなか難しいんですよね。

そこで今回は、ケアレスミスを減らすための方法を紹介します。

badge_columns_1001711ミスはやっぱり恐ろしい

冒頭に、「ケアレスミスを減らす」と書きましたが、残念ながら、人にはケアレスミスがついて回ります。人間は機械ではないので、疲れ・悩みなどなど、様々な要因によって、ミスを起こしてしまうからです。 しかしながら、ケアレスミスは私たちに大きな影響を与えます。

実際、受験生の多くは、勉強ができるようになると志望校のレベルを上げることもあって、すべり止め校以外は、いわゆる実力相応校を受ける。すると、受験生の実力が伯仲しているため、当日のコンディションで合否が決まることになるが、それ以上に怖いのはケアレスミスだ。ミスをする受験生が多いので、ミスさえしなければ実力相応校は受かる計算になるし、実際、ミスをしなければ、偏差値換算で10上がるという試算もあるそうだ。

引用元(心理学で仕事に強くなる VOL.7ケアレスミスのない人になる「精神論ではなくパターン分析を」

このように、ケアレスミスのせいでその後の人生まで変わることがあるんです。 そのため、ケアレスミスをしないということは大切です。

badge_columns_1001711ケアレスミスを減らすには「客観的視点」

やはり、注意して物事に当たることでケアレスミスは減らすことができます。そのため、いかにしてより意識するようにするかが重要になります。

ケアレスミスをしないうえで一番大切なことは、ミスについて自分の視点から考えるだけではなく、他者の視点からも見てみることです。そうすることで、自分がミスをする構造についてより深く理解することもできます。また、確認する範囲が自分一人の時より広がるため、ミスをしやすいポイントをより見つけやすくなります。 しかし、何から何まで人に見てもらって行動するわけにはいきませんよね?特に試験などは、すべて自分の手でどうにかしないといけないわけです。 そのため、誰かに見てもらうのではなく、客観的に自分を見るようにします。 そうすることで、確認の回数が増え、視野が広がりるためにケアレスミスを減らすことができるのです。

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badge_columns_1001711ケアレスミスを減らす4つのステップ

ケアレスミスを減らすために必要なことは先ほども言った通り、自分の答え・行動を客観的にみることです。 そのために使える方法を以下に紹介します。

1、「ケアレスミスをしたな」と思ったら、そのミスの内容をメモに取る。 2、ミスのメモを集め、自分がどんなミスをしやすいのかパターン化し、まとめる。 3、行動をする時に、予定を段階的に分けて書く。 4、分けた段階ごとに、自分がそこでどんなミスをしやすいのかまとめを見ながら確認していく。

まず、ミスの内容をメモに取ることはミスの内容が頭に残り、次のミスに気を付けやすくなる効果があります。そしてそのメモを集めてパターン化することで、自分の習性について客観的に分析することができるのです。また、パターン化することによって、気を付けるべき点が明確になるという利点があります。 行動をする時に予定を段階的に分けるのは、段階ごとに意識する点を細かく決められるからです。また、予定を書くことで予定について深く理解できるようになり、どこでどんなミスが招かれるかを予想することができます。その結果、強い注意を向けることができ、ミスを減らせるのです。

確かにケアレスミスを100%なくすことは不可能に近いと思います。しかしながら、極限まで100%に近づけることはできます。その一助としてこの方法を試してみてはいかがでしょうか。

参考文献 数理がだめなら、うちに来い!イーズひたち野うしく校「ケアレスミスをなくす方法。心が弱い人は読まないでください。」 学力向上・勉強のコツ・学習計画など受験勉強法を教えています。「うっかりミスを防ぐ」 ITmediaエンタープライズ「ケアレスミスから新しい視点を考えてみる」 数学は中二で卒業しました「うっかりミスの多い僕が! うっかりミスをなくした方法」 できるネット「ミスを記録して、同じミスを繰り返さないようにする」 MILL KEY WEB「仕事でケアレスミスをなくすために心得ておきたい7つの方法

 


早稲田大学先進理工学部生命科学科所属。松本深志高校出身。大学では理系分野を浅く広く勉強している。

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