皆さんは、働く “目的” について考えたことがあるでしょうか。ビジネスパーソンとして成功したい、自分自身を成長させたい、社会の役に立ちたい、あるいは純粋に楽しいから……。人によって様々あるでしょうね。

そしてもちろん「収入を得るため」もそのひとつなのではないでしょうか。実際、人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社が行なった調査によれば、働く理由として世代を問わず最も多く挙げられたのは「収入」だったのだそう。生活したり家族を支えたりするうえで、お金が必要不可欠なものであることは言うまでもないでしょう。

とはいえ、この「お金」は意外とストレスにつながりやすいのもまた事実。貯金ができない、衝動買いをしていつも後悔してしまうなど、お金に関する悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、お金に関するストレスをなくす方法についてお送りいたします。

お金に関するストレスの種類

ひとくちに「お金のストレス」と言っても、そこには様々な種類が存在します。以下にいくつか例を挙げますので、自分に思い当たるものがないか確認してみてください。

なかなか貯金ができない

「毎月X円貯金しよう」というふうに、毎月の目標貯金額を決めている方も多いのではないでしょうか。しかしこの目標を継続的に達成するのはなかなか難しいものですよね。予定外の出費が重なってしまったり、少し高い買い物をしてしまったり……。1ケ月を振り返ってみたら貯金は結局できておらず、目標を達成できなかった自分が恨めしかった、という経験をしたことのある方もいるでしょう。

あるいは、新聞やインターネットなどで公表されている貯金額の統計データと自分の貯金額を比較し、「自分の貯金額はこんなに少ないんだ」とつい考えてしまうことも、ストレスの一因になっている可能性があります。

浪費癖が直らない

お給料やボーナスが入ったばかりのとき、あるいはストレスが溜まっているときなどに、つい浪費をしてしまう方はいないでしょうか。セールで売られている洋服を衝動買いしてしまったり、友人と飲みに行ってぱーっと散財してしまったり……。

目先の出費をコントロールするのは意外と難しいもの。その一時は非常に楽しいかもしれませんが、ある程度の時間が経過したあとに冷静になって振り返ってみると、「あまり必要のないものを買ってしまった」「予想以上に多くのお金を使ってしまった」などと後悔してしまうのです。

過度な節約

これは上のふたつとは毛色が少々異なり、「貯金しよう」「お金を浪費しないようにしよう」と過度な節約を心がけることでストレスになってしまうパターンです。

欲しいものがあったとしても購入を我慢してしまう。本当は行きたい飲み会だったのに断ってしまう。たしかに貯金は増えていくかもしれませんが、節約に縛られるあまり自分の行動が過剰に抑制されてしまっては、逆に精神的なストレスを引き起こしてしまいかねませんよね。節約はよいことではありますが、度を越してしまうのも考えものなのです。

「お金」は私たちが一生関わっていくものですから、できるだけストレスは減らしたいものですよね。それではここからは、お金に関するストレスを減らす方法を3つご紹介していきましょう。

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1. “おおざっぱな”家計簿をつける

ストレスを減らしたいと考えたとしても、そもそも自分がどのようなことにお金を使っているのかを把握しないことには始まりません。そこで第一歩として実践してほしいのが家計簿をつけることです。

しかし家計簿をつけ始めたはいいものの、途中で挫折してしまった経験がある方も多いはず。お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワードが実施した家計簿に関するアンケート調査によると、「細かくつけようとしてしまう」が挫折の原因として多かったそうです。

そこでおすすめしたいのが、1円単位ではなく100円単位のおおざっぱな家計簿をつけること。手元のお金と家計簿上の残金が合致しているかはこの際あまり気にせず、あくまでも無駄遣いや自分の支出の傾向を把握するための手段として捉えましょう。

毎日記録するのが億劫でしたら、レシートだけを保管しておき休日にまとめて記録していくというやり方でもかまいません。お金のストレスから解放されたいのでしたら、たとえ現実から目を背けたくなっても、自分の支出をしっかりと管理するのが第一歩ですよ。

2. 買い物の習慣を改める

「なんかいいな」
「なんか欲しいな」
こんな軽いな気持ちでついお金を浪費してしまうことってありますよね。しかしこういった「LIKE」な感情で購入したものは往々にして愛着が湧かず、後悔につながりやすいのではないでしょうか。

貯蓄ガイドの西山美記氏は、

LIKEレベルのものは無数にありますから、買っても買ってもキリがありません。いくらお金を使っても気持ちが満たされないのではないでしょうか。本来なら、自分がとても好きなもの=LOVEなものを買ってこそ、気持ちが満たされるはず。

(引用元:Allabout|貯蓄上手はLIKEではなくLOVEな買い物をする

と、「LOVE」な買い物をすることを推奨しています。

例えば、セールのときであったも「はたして定価であったら買いたいか?」といった判断基準のもとに買うかどうかを決めたり、少々高くても品質のよいものを選ぶようにしたり。一時の衝動や安さに釣られてお金を使ってしまわないように、日頃の買い物の習慣を改めてみましょう。長い目で見たときにストレスのない買い物ができるようになるはずです。

3. 貯金ダイアリーをつけて周囲を巻き込む

貯金したいと考えている人は、貯金の目的を明らかにしたうえで、目的や進捗状況を日記形式で記しつつ、周囲の家族や友人に話してみてはいかがでしょうか。

カリフォルニア・ドミニカン大学の心理学教授Gail Matthews氏によれば、目標を紙に書き、それを人に伝えたり説明したりすることを続けた人は、そうでない人に比べて、目標を達成する可能性が33%も高かったのだそう。

あなたの貯金の目的は何でしょうか。「収入の10%は貯金すると聞いたことがあるから」といった意志のない理由ではなく、お金を使って実現したい夢や目標を明らかにして紙に記し、それを周囲と共有していきましょう

この貯金ダイアリーは家計簿と併用する形でもかまいませんし、新たに1冊のノートを用意してもよいでしょう。貯金の目的を意識することで、貯金が単なる義務ではなく、自分の夢や目標を実現させるために必要不可欠なものと改めて認識できますから、モチベーションも維持することができますよ。

***
お金のストレスから解放されたいのならば、「思う」だけではなく「行動に移す」ことが大切です。改善しようと動き始めれば、習慣も何もかも変わってくるはず。ぜひ試してみてください。

(参考)
ハフィントンポスト|「あなたが働く理由は?」世代別にアンケートをとった結果、1位は◯◯だった。その目的は…
マイナビニュース|20代・30代が持つお金の悩みとは?
Allabout|お金を貯めてるけどストレスも「貯めてる」人の実例3
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