みなさんは、ついつい仕事や勉強を頑張り過ぎてはいませんか?

これまで一生懸命頑張ってきたことが報われればとてもうれしいですよね。しかし、時には無理をし過ぎて体調を崩してしまったり、結果を出すことができず、日々の生活が楽しく感じられなくなってしまったりすることもあるかもしれません。

どうすればもっと楽に生きることができるのか、今回は「頑張らない生き方」についてお伝えしたいと思います。

頑張りすぎるのは危険!

頑張ることは決して悪いことではありません。しかし、頑張り過ぎることには注意が必要だと言えるでしょう。なぜなら、頑張り過ぎた結果、燃え尽き症候群になってしまう可能性があるからです。

燃え尽き症候群とは、このように熱心に物事に打ち込んできた人が努力相応の満足感や達成感を得ることができず、そのストレスによって心身が過度に疲労し、無気力状態などの症状に陥ってしまうことを指します。

周囲や「まだやれるはず」という自分の過度な期待に応えようとしてハードルを上げ続けたとしても、自分のできることには限界がありますよね。

また、心理カウンセラーである原裕輝氏によれば、自分に過度な期待をしている人は無意識に他の人に対しても期待をかけてしまうのだとか。そして、期待通りに相手が動いてくれなければ、イライラしてストレスを感じたりするようになるのです。

頑張り過ぎることは、自分にも周囲の人にも悪影響を与えてしまいかねません。

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「頑張らない」ことをおすすめする理由

頑張り過ぎる傾向にある人は、「頑張らなければ結果が出ない」と考えがちです。ただ実際は、頑張ったからといって結果が出るとは限りませんし、過度に頑張る必要は全くありません。

頑張らないことは怠けることとは違いますし、遊んでいるように見える人でも結果を出す人は出しているものです。

経営コンサルティング事業や人材育成事業を行っている株式会社Indigo Blueの代表取締役会長である柴田励司氏によると、遊んでいるように見えていても結果を出す人と真面目に取り組んでも結果の出ない人には、考え方の違いがあるのだそう。

例えば、真面目であっても結果の出ない人が結果は「追求するもの」と考えているのに対し、結果を出す人は「後から付いてくるもの」だと考えています。

結果を「追求するもの」だと考えると少し上手くいかなかっただけでも落ち込みがちになってしまいますが、「後から付いてくるもの」だと考えると多少の失敗も気にせずに済みます。気分も楽になり、結果も付いてくるのなら、大変な思いをわざわざ自分に課すことはないのです。

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頑張らない生き方のカギは「コツコツ」と「軌道修正」

私たちが「無理をして頑張ることなく結果を出す人」になるためには、具体的に2つのことを行う必要があります。

・コツコツ地道にやり続ける
自分に負担が大きくかかるようなことを無理して頑張る必要はありません。もし調子が悪いときがあったら、自分の小さな課題をコツコツと取り組み続けることが大切なのです。

勉強も、成績が振るわない時はわざわざ難しい問題を解こうとするのではなく、まずは簡単な計算問題を解いたり、英単語を覚え直したりしますよね。自分にできそうなことから取り組むことで自信を取り戻すことが可能であると同時に、良い結果に向かって無理なく前に進むことができるのです。

・常に軌道修正する
頑張り過ぎてしまう人は、目標を達成するために行ってきた1つの方法が上手くいかなくなると、自分の頑張りが足りないからだと思い込んでしまうということがよくあります。

しかし、もしかしたらそれは努力する方向が間違っていたからかもしれませんよ。

例えば、ある企画について考えているとします。
最初に思いついた方法では成功しなさそうだということが分かったとき、せっかく考えたのだからと失敗するかもしれない方法をそのまま進めるでしょうか? 頑張ればできるだろうという曖昧で安易な考えは、むしろ不安を大きくするのではないでしょうか?

その場合は、柔軟に方法を見直し軌道修正を行いましょう。そのままの方法で取り組み続けるよりも、自分のこれまでの頑張りを無駄にすることなく成功に近づくことができます。

頑固さを手放すことは勉強や仕事に限らず、普段の考え方や人間関係にも応用できるものです。

***
みなさんも、結果主義になるのではなく、物事に取り組む過程を楽しむめば、きっと楽な気持ちでいられるでしょう。

(参考)
Counseling Service|頑張りすぎていませんか?(2)〜期待の心理の話〜
Counseling Service|頑張りすぎていませんか?(3)〜期待の心理の話2〜
東洋経済ONLINE|超一流は、結果が出なくても「頑張らない」
ITmedia エグゼクティブ|ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:遊んでいても結果を出す人 真面目にやっても結果の出ない人
コトバンク|燃え尽き症候群