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突然ですが、あなたはどのようにノートを取っていますか? ペンを何色も使ってカラフルにまとめている、要点だけをメモしている……様々なやり方があると思いますが、今回は、誰にでも実践できてばっちり授業内容が身につく、上手なノートの取り方をご紹介します。

先生が話したことを全部書こう

先生の話を、そのまま全部書き留めます。「要点だけ書き残したほうが、頭を使っている分、記憶に残るのでは? 」と思うかもしれません。ですが、授業ノートをあとで読み返したとき、論理関係がよく分からなくなってしまった経験はありませんか? これは、自分では内容を理解したうえでノートに要点をまとめているつもりでも、実際には先生による説明が要点どうしをつなぐ役割をしているから。授業中は理解できていても、先生による説明の部分が書かれていないノートをあとで読んでみると、分からなくなってしまうのです。授業中は雑談も含めて、先生の話の9割以上を書くことを目標にしてみましょう。

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ノートは人に見せるものではない

ノートは、人に見せるために取っているものではありません。自分の記憶を喚起し、その内容を頭に定着させるための道具。言うならば、自分の、自分による、自分のためのものなのです。ですから、文字は自分が読める最低限の丁寧さで構いませんし、色分けも自分が要らないなら必要ありません。ペンを持ち替えるのが面倒なら、大事なことはぐるぐると丸を付けたり、大きな字で書けばよいのです。一つでも多くの情報を書き留められるように、「情報量とスピード>綺麗さ」を意識してノートを取るようにしましょう。

家でノートを作り直そう

そして、さらに大事なのは「家でノートを作り直すこと」です。ここで初めて要点をまとめます。最初に取ったノートを読み返して、大事だと思った点をどんどん別のノートに書いていくのです。このノートはテスト前などに使うものなので、丁寧に書くと良いでしょう。最初のノートに書いてある内容のうち、自分でぐるぐると丸をつけた点や大きな字で書いた言葉、何度も出てきている単語や説明が、覚えるべき大事なポイントです。手と頭を使ってノートを作り直すことで、授業内容をさらに定着させることができるのです。

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この方法のメリット

こうしてノートを作成することで、次のようなメリットが得られます。
①授業を集中して聞くようになる
②分からなくなっても、最初のノートを見れば授業を再現でき、理解ができる
③作り直したノートは受験まで使える
ということです。
まず、先生が話している間は集中してノートに書かなければなりませんので、ぼんやりしてしまうことはありません。また、復習していくうちに「あれ、これってどういうことだっけ? 」と思っても、一番最初のノートまでさかのぼれば、頭の中で授業を再現できるので、記憶の定着に役立ちます。また、作り直したノートは自分のルールで大事なポイントをまとめているので、読んで理解がしやすく、定期テスト前だけでなく受験対策にまで使うことができます。

どうでしたか?このノート法は、何も難しいコツなどはなく、誰にでも実践できるやり方です。さっそく明日から、このノートの取り方を試してみませんか?


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。