こんにちは。夏休みにやっておきたい「物理」の参考書・問題集をまとめてみました。

一口に物理の参考書といってもさまざまなタイプがあります。

物理が全然わからないという人から、普通の参考書ではものたりないという人まで、使用するシーン別に5冊チョイスしました。参考にしてみてくださいね。

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badge_Columns_100要点をギュッとまとめた入門書 – 『物理のエッセンス』(河合出版)

レビュー記事:物理のエッセンスがいっぱい!苦手な人にもやさしい一冊 -『物理のエッセンス』

物理の参考書としては定番中の定番。
単に「解説が丁寧」といっても、長くて良くわからない文章や式を追うだけでは、何が大事なことなのかさっぱりわかりませんね。
本書は解説が非常にコンパクトにまとめられている上、的確な説明で物理現象をイメージしやすいように書かれています。まさにエッセンスがギュッとつまった入門書として最適の一冊です。

badge_Columns_100問題解決の糸口を掴む! – 『橋元の物理をはじめからていねいに』(東進ブックス)

レビュー記事:根本からの理解を作る! – 『橋元の物理をはじめからていねいに 力学編』

物理が苦手で何から手をつけたらわからないときはコレ!
講義系の参考書で、問題を解く上でつまづきやすいポイントをしっかり押さえた解説が魅力です。

「公式は覚えたけれど、使いこなせない」という人には本書からスタートしましょう。例題を中心に本書の解説を読みながら、問題を解く上での考え方やイメージを掴めますよ。

badge_Columns_100難問に取り組んで、ウーンと唸る夏休みの醍醐味 – 『名問の森 物理』(河合出版)

レビュー記事:この森の先に見えるは志望校!物理ハイレベル問題集! – 『名問の森 物理』

この夏、難問にチャレンジしたい人におすすめ。収録されている問題は東大京大レベルの物も含めて難問・良問揃いです。
まとまった時間のとれる夏休みですから、分からない問題に出会ってもすぐに解説ページを開くのではなく、じっくり考えて。
まったく歯が立たなくても、考えた分だけ力になることでしょう。解説が充実しており、考え方や着眼点を学べば難問でも立ち向かえるようになることでしょう。

badge_Columns_100バリバリ演習したいのなら – 『国公立二次対策問題集 新こだわって!』(河合出版)

レビュー記事:良質な過去問題集。良問から東大京大の難問まで収録。 – 『新こだわって!』

二次試験で実際に出題された問題から、良問・難問を厳選して収録した過去問題集です。基礎固めが終わって、これから演習問題を!という人におすすめ。
解説も気が利いていて詳しいのが特徴。受験生目線の的確なアドバイスがなされており、解説・導入講義・問題のポイントなどの説明はまさに痒いところに手が届く1冊です。

badge_Columns_100普通の問題集だけでは満足できない人に – 『新・物理入門』(駿台文庫)

レビュー記事:物理がギュッと詰まった一冊。物理好きにはたまらない! – 『新・物理入門』

難しめの問題も解けるようになったけれど、高校物理が体系的に学べた気がしない、腑に落ちない点がある、という人はチャレンジしてみましょう。
高校物理は分かりやすさを重視しすぎて、物理学が本来もっている論理の美しさが犠牲になっているところがあります。
本書では、さまざまな物理の現象や公式を、微積分やベクトルを用いて系統立てて説明してくれます。併せて演習本にも取り組めば効果的でしょう。ただし、やみくもに取り組んで中途半端な理解をするとかえって痛い目を見ることもあるので要注意。

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一度理解してしまえば大幅な得点アップも期待できる物理。自分にあった参考書を利用して、夏休みの間に物理のおもしろさに踏み込んでみませんか?


京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻。滋賀県立膳所高等学校卒業。京大オーケストラに所属。大学院では、物理化学・電気化学を中心に生体内での電子・イオン移動に注目した研究をしており、神経伝導モデルの構築を目指して研究を行っている。