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皆さんは京都大学法学部がどのような学部か知っていますか。
「単位が降ってくる」と一般に言われている京都大学の中では、非常に厳しい試験・単位認定が行われる学部です。そんな法学部に3年以上所属し、学んだ教訓を、今日はお話ししたいと思います。

badge_columns_1001711スケジュールは逆算して立てよう

京都大学の法学部の単位は、1科目約100時間勉強をしないと単位が取れないといわれています。すると、仮に4科目の単位を取ろうとすると400時間勉強をする必要があります。一か月は30日ですから、単純計算で1日13時間の勉強時間になります。
実際には、簡単な科目が一つくらいはあるので、1日10時間弱勉強をすればいい計算になるでしょうか。睡眠時間やアルバイトをする時間も確保したいので、綿密な計画を立てる必要があります。
この結果、京大法学部の生徒には、スケジュールを立てずに勉強して、時間を無駄に費やすことは許されません。テストの日から逆算して、必要な勉強時間を算出し効率的に時間を確保することで、睡眠時間やアルバイト、部活・サークルの時間を捻出することが出来るのです。

【スケジュールは逆算して立てよう】

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badge_columns_1001711規則正しい生活をしよう

法学部には、「出席点」というものはなく、テストだけで成績を判断するので、興味のない授業には出席しない人も多くいます。そのため、普段は深夜まで起きていて、昼過ぎに起きだす、というような生活をしている人でも、テスト前ばかりは試験の行われる時間に起きられるように、規則正しい生活をするようになります。
また、テスト前は図書館の座席争いも熾烈なものになります。図書館の空く8:30前には大学に来て、良い席を確保する人も多いです。
加えて、深夜はマイナス思考にも陥りがちです。法律の勉強をしていて「死刑制度ってあっていいのかな……」なんて考え込んでしまっては、勉強もなかなか進みません。試験前ばかりはポジティブに頑張れる朝に勉強をすることになります。

【規則正しい生活が吉】

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badge_columns_1001711人脈を活かそう

大学の授業になかなか出席できないと、学部内に友人が出来づらくなり、いわゆる「ヨッ友(=会っても「よっ!」としか声をかけない友人関係のこと)」ばかりになります。
ですが、法学部の試験は情報戦。試験前はノート集めや試験の範囲を知るために、積極的に友達に話しかけていくことが求められます。
法学部には必修科目がなく、自分の興味に従って履修を組むことが出来るので、全く同じ時間割の人はなかなかいません。そのため幅広い人脈にアプローチし、自分のほしい情報を漏れなく手に入れることが必要になるのです。そう、法学部で生き残っていくためにはコミュニケーション力も大切なのです。
テストが終われば、また希薄な人間関係に戻ってしまうのですが、テスト前の団結力といえば京都大学法学部の右に出るものはいないといえるほどです。

【友達を大事にしよう】

badge_columns_1001711結果を出そう

法学部の一部の試験には「足切り制度」というものがあります。これは、いくら後半の論述問題で完璧な答案がかけていても、最初の一問一答で6割程度の得点を取れていなければ採点しないからね。という厳しい制度です。
仮に一問一答で基準に満たない点数を取ってしまっては、それまでにいくら勉強していたってすべてが水泡に帰してしまいます。努力が大事なのは小学校中学校まで、そこからは結果を出さないと評価されないんだなあ、と成績発表を見て感じました。

【必要なのは無意味な努力じゃない、結果につながる努力だ】

badge_columns_1001711他の人に流されないようにしよう

法学部最大の特徴といってもいいのが、「試験期間が他学部より1週間遅い」ことです。
表向きは「厳しい試験の準備をする十分な時間を確保するため」等とも言われていますが、実際には、同じ建物を使っている他学部との兼ね合いで十分な教室が確保できないのが理由のようです。
そんな法学部生は、他学部がテストを終え、一足早い長期休暇に入っているのを横目に勉強することになります。ここで他学部の友人の「ちょっとカラオケ行こうぜ」という誘いにのってしまってはならないのです。
長いテスト期間のクライマックスには、高い自律心が試されることとなります。

【自律心をしっかりともとう】

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badge_columns_10017114年間を見据えて計画を立てよう

法学部には「キャップ制」という制度があり、時間割いっぱいいっぱいに授業を詰め込むことは許されていません。「授業の時間の2倍の予習・復習の確保」を理由に作られたこのキャップ制のせいで、4回後期まで、要卒単位数がそろわない人もちらほら。
1回に履修できる単位数は厳しい制限がかけられているので、4年間を見据えた時間割設計が求められます。
「まだ2回生だし、時間割はスカスカにして遊ぼっと」
そんなことを言っていると、4回生になって履修可能単位数が、卒業までに必要な単位数を下回ってしまいかねません。4年先を見据えて計画は立てましょう。

【未来の自分を明確にイメージしよう】

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以上、京都大学法学部の試験期間のお話でしたが、ここで学べる教訓は、限りある時間の中で目標に向かって頑張っている全ての人に応用できるもの。ぜひこの教訓を参考に、頑張っていきましょう。

(参考)
HappyLifeStyle 夜はマイナス思考になりやすい。朝はプラス思考になりやすい


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。