「上司や友達とうまくいかない」、「今の仕事を続けていいのか」、「これから先、自分はどうなってしまうのか」など、大小さまざまな不安を一度は抱えたことがあるかと思います。

しかし、その不安の原因の多くはよくわからないもの。モヤモヤするから不安を感じ、心身ともに疲れてしまうこともありますよね。今回は、日常の不安を見つめ直し、それを具体的な形で可視化することによって少しでも不安を小さくする簡単な方法をご紹介します。

不安の原因は “追い込みすぎ “にある

例えば、あなたが昇進し、部下を持つことになったとします。するとあなたは喜びと同時に大きな不安を感じるでしょう。
「上司なんだから完璧に仕事をこなさなくてはならない」
「良い上司になって部下全員に信頼されなくてはならない」

これは「○○しなくてはならない」と自分を追い込んでしまっていることによってプレッシャーを感じ、不安が生まれてしまった状態。

世の中の上司全員が常に完璧に仕事をこなしていますか? 部下全員に好かれていますか?
必ずしもそうとは限らないものですよね。そう考えていくと「仕事すべてが完璧である必要はないかもしない」、「相性の合わない何人かの部下に嫌われてしまうことはよくあることじゃないか」と、だんだん思えてくるはずです。

そして「完璧な上司にならなくてはいけない」から「良い上司になれたらいいな」程度に思えるようになり、不安がかなり小さくなるはずです。その小さくなった不安が解消された時、気持ちが楽になり、良い上司になるための具体的な行動なども考えられる余裕ができるようになるでしょう。
自分を追い込むことは悪いことではありませんが、追い込み過ぎに注意です。

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不安を書き出してみよう

不安に思っていることを書き出すことで良い効果を生みます。その理由はふたつ。

1.不安の正体がわかる
見てきたように、不安を抱えている人はそもそも不安の正体を把握できていないことが多いもの。
そこで頭の中で渦巻いているモヤモヤとした不安を紙に書き出してみます。紙に書き出すことでそれを可視化し、具体的な要素にブレイクダウンして考えることができるようになります。不安の正体がわかってくるのです。

2.不安の大きさを理解できる
例えば、さまざまな仕事が溜まっている時にそれらの仕事をリスト化してみましょう。すると、やらなければならない仕事の量は意外に少ないと思うこともあるかもしれません。不安は、実体よりも大きく見えるものです。もしかしたら、やるべき仕事が実際に多いということもあるかもしれません。しかし、その場合でもはギリギリになって気づくよりもマシですよね。

解決しなくとも、正体を把握、理解するだけでも気持ちは落ち着きますし、そこからの解決策も考えやすくなってくると思います。

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不安にさいなまれる時間は、とてももったいないものです。
不安は具体的に見える形にすることで、小さくなったり、解消できたりするものです。不安をやっつけて、前向きな生活を送りましょう。

(参考)
嶋津良智(2015)|不安をなくす技術|フォレスト出版
赤羽雄二(2015)|速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術|ダイヤモンド社