プログラミング、この言葉に皆さんはどのようなイメージを抱いていますか? 「魔法のようなもの」と考えている方も少なくはないでしょう。

しかし、5年後、10年後の世の中はそうではなさそうです。文部科学省は、2020年にプログラミング学習を義務教育に導入することを決めました。これからの社会で、プログラミングは持っていて当然の知識・スキルになるかもしれないのです。

興味はあるが “とっかかり” がわからない、もしくは、やってみたが挫折したという方もいるかもしれません。そのような方や、何らかのスキルを身につけたいと考えている方のために、プログラミング学習の選び方・勉強の仕方をご紹介します。

プログラミングとは

まずは、プログラミングとは何かを簡単に説明します。

プログラミングとは、コンピュータにやってもらいたいことを命令するため文章を書いていくことです。ただ、コンピュータは人間の言葉を理解できないので、「プログラミング言語」というコンピュータが理解できる言葉で書く必要があります。

プログラミングは様々なアプリケーションやwebサービスを作り、たくさんのことを可能にしてくれます。多くの人が日常的に利用しているLINEやTwitter、あるいはクックパッドやメルカリなどもプログラミングによって作られています。最近流行しているAirbnb(民泊仲介サービス)やUber(自動車配車webサイトおよびアプリケーション)などのサービスも同様です。

つまり、パソコンやスマートフォンで利用されている、あらゆるサービスがプログラミングによって作られているのです。

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プログラミングを勉強しなければならない理由

少し大げさなタイトルかもしれませんが、これには2つの理由があります。

1つ目は、先ほども述べましたがプログラミングが義務教育に導入されることです。2020年からは「プログラミングができて当然の世代」がどんどん生まれていくのです。

2つ目は、プログラミングに関連する仕事が増えることです。IT企業の新設が増えていくのはもちろんのこと、大企業によるICT(情報通信技術)部門の組織強化も顕著です。

10~15年後の社会を想像してみましょう。今大学生や若い社会人の方々が、30~40代の中堅やベテラン社会人になっています。そこに、義務教育でプログラミングを勉強してきた世代が新卒として入ってくるのです。今以上に多くの業務にITが関わることになれば、ある部分は断然新入社員の知識とスキルのほうが上回ってしまうこともあるでしょう。もちろん、経験値から生まれるものも大きいので、それで立場が逆転することはありませんが、上司としてマネジメントしようにも技術や専門用語に疎くてうまくいかない、という状況に陥ることは十分考えられます。

こういった事態を避けるためにも、今の若者はある程度のプログラミング知識とスキルを身につけることが大切なのではないでしょうか。

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プログラミング学習のメリット

プログラミングを勉強するメリットはたくさんあります。いくつか紹介しましょう。

1つ目は、将来的にできる仕事が増えることです。社内での業務だけではなく、転職などにも役立つでしょう。就職の条件としてプログラミングのスキルを求めている会社はたくさんあるので、選択肢が広がると思います。

2つ目は、問題解決能力がつくことです。プログラミングでは、課題を分析する力、プログラムがうまく動くように粘り強く対応する力、分からないことを調べて解決策を探す力など、問題解決につながる多くの素養が身につきます。

3つ目は、自分でアプリケーションやwebサービスを作れることです。業務のなかの単純作業を自動でやってくれるシステムを作ったり、うまくいけば多くの人に使ってもらえるアプリケーションなんかも作ったりすることができるかもしれません。

プログラミングには多くのメリットがあることが分かっていただけたと思います。

プログラミングは挫折しやすい

実のところ、プログラミング学習の大きな問題はここ。非常に挫折しやすいのです。慣れない概念や用語が大量に出てくることが多く、その都度調べる必要があるのと、まったくの初心者にとっては難しすぎる教材が多いことが原因だと考えられます。

そんな挫折しやすいプログラミング学習を、スムーズに行うための学習法を次で紹介します。

おすすめの学習法

プログラミングには多くの学習法があります。プログラミングスクールや、書籍、学習サイトでの勉強などが主流です。

筆者の場合、プログラミング学習のとっかかりには、web上の学習サイトが向いていると考えています。理由は3つあります。1つ目は、今すぐに始めることができるから。2つ目は、無料でもたくさん勉強できること。3つ目は、有料登録の場合も非常に安いことが多く、書籍などを買うよりもはるかに安い価格で多くの学びを得ることができるからです。

そこで、おすすめの学習サイトを3つ紹介させていただきます。

1つ目は、株式会社ドットインストールが運営する「ドットインストール」です。こちらでは、3分の動画でプログラミングを学ぶことができます。動画なので理解しやすく、3分間なのですき間時間を使って勉強することができます。

2つ目は、株式会社 Progateが運営する「Progate」です。ここの良さは、実際にプログラミングのコードを書きながら勉強できるところです。スライドで学習してからコードを書くのですが、デザインがシンプルで分かりやすく、非常に勉強しやすくなっています。筆者は有料会員登録(月980円)をしてガリガリ勉強しております。多くのプログラミングの専門書籍が一冊3000円くらいするなか、980円で様々な言語を学べるというのは破格のサービスだと思います。

3つ目は、ギノ株式会社が運営する「Paizaラーニング」です。自分のスキルを試すテストが受けられるだけでなく、実力を証明できれば企業からスカウトが来るといった、多くのメリットがあります。

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文部科学省のプログラミング教育に関する有識者会議委員会のひとりである利根川祐太氏は、プログラミングの理解は時代の要請であり、それを受けとめるべきだといいます。まずは学習サイトで勉強してみて、深めたい部分があれば少し難しい書籍などを買って勉強してみてはいかがでしょう。

(参考)
TECH NOTE|プログラミングとは何か?を世界一わかりやすく解説
ドットインストール| 3分動画でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト
Progate|プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate
Paizaラーニング|初心者でも楽しく学べるプログラミング入門サービス
総務省|2020年小学校プログラミング必修化どう準備するか