読書の効果をモノにせよ! 人気の『読書術』を11個まとめてみた【StudyHacker人気コラムまとめ】

読書には、人生を豊かにしてくれるさまざまな効果があります。とはいえ、日常の勉強や仕事の忙しさに追われるあまり、いつの間にか読書とは無縁の生活になってしまっていたという方も多いのではないでしょうか。

仕事の知識や技能の習得に役立つビジネス書。成功者の思考や価値観を学べる自己啓発本。架空の物語に触れられる小説。本には様々な種類がありますが、共通して言えるのは “人生を充実させるうえで、読書は必要不可欠なもの” ということではないでしょうか。

そこで今回は、これまでにStudyHackerで公開された「読書」にまつわるコラムの中のうち、特に反響が大きかったものを11個厳選してご紹介します。興味を惹かれたものがあったら、ぜひリンクをクリックして詳しく読んでみてくださいね。

【1】やっぱり読書はメリットだらけ。改めて、本を読むことを考えてみた。

「読書は良いもの」とはよく言われていることですね。学校の先生や親に「本を読みなさい」と口酸っぱく言われた経験のある方もいるのではないでしょうか。では具体的に、読書にはどのようなメリットや効果があるのでしょうか?

「教養が身につく」「表現力が豊かになる」などは容易に想像できそうですね。でもそれだけではないんです。イギリスのサセックス大学の研究によれば、6分間の読書でストレスが3分の1になるのだそう。これは音楽鑑賞やテレビゲームなどよりも高いストレス発散効果があることを示しています。また字面だけから映像を想像することが、脳の活性化にも一役買ってくれるのだとか。このように、脳科学的な観点から考えても、読書にはメリットが溢れているのです。

メリットだらけの読書。ぜひ習慣にしたいものですね。

やっぱり読書はメリットだらけ。改めて、本を読むことを考えてみた。

【2】30代・年収3000万円を超える人は1ヶ月で “1年分” の本を読む。多読のコツとその効果。

年収が高い人ほどたくさんの本を読むというデータがあります。責任ある仕事をいくつも抱えて誰よりも忙しいはずの彼らが、どうしてたくさんの本を読めるのでしょうか。その理由は、効率的な読書の仕方を知っているからにほかなりません。

読書にはたくさんのメリットがあるとはいえ、特にビジネス書や実用書の場合、本に書かれている内容を実践に移せなかったら意味がありませんよね。本はすみずみまで精読する必要はありません。「自分は何のために本を読むのか」という問題意識を明確にし、重要そうな箇所をピックアップしていく。こうすることで、あなたの読書の効率は格段に向上するはずです。

30代・年収3000万円を超える人は1ヶ月で “1年分” の本を読む。多読のコツとその効果。

【3】忙しいビジネスパーソンが、革新的なアイディアを生むための『つまみ食い読書術』

本を読むとなると「全部読まなければいけない」といった強迫観念に駆られる方はいませんか。そこで提案したいのが、1冊を読破するのではなく、たくさんの本をつまみ食いするように読んでいくという読書術です。

これは乱読とも呼ばれており、分野の違う本を何種類も読むことでセレンディピティ(思いがけない発見)が生まれやすいというメリットがあります。幅広い知識に触れ、それらを自分の力で(意識・無意識関係なく)つなぎ合わせていく。思考力・創造力が育まれるという点で、仕事にも大いに役立ちそうな読書法です。

忙しいビジネスパーソンが、革新的なアイディアを生むための『つまみ食い読書術』

【4】時間がない、でも本は読みたい! そんなあなたのための『速読のキホン』

上でご紹介した多読や乱読の方法のほかに、もっと根本的な「どうすれば速く読めるようになるのか」についても、たくさんの本を読みたいのならばぜひ知っておきたいものですよね。この “速読” 、「できるようになれたらいいな」と憧れている人も多いはず。

皆さんは本を読むとき、頭の中で文字を音にしながら読んではいませんか? この音声化の癖から脱却し、ページ全体を視界に入れるようにすることが、速読の第一歩ですよ。速読の技能を身につけたい全ての方のために、速読のコツについて考えてみました。

時間がない、でも本は読みたい! そんなあなたのための『速読のキホン』

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【5】「読むのが遅い」はデメリットではない。読書体験を充実させる「遅読家」のためのおすすめ読書法

ここまでは読書の効率を求める多読や速読の記事を取り上げてきましたが、一方で、ゆっくりと読む「遅読」にもメリットはあります。本を “味わう” わけですから内容を正確に理解できるのはもちろん、「ストレス発散」という読書の効果を一番享受できるのも、この遅読ではないでしょうか。

「いいな」と思った文章を書き出してみたり、静かな環境で思う存分読書にふけったり。小説の世界に深く入り浸りたい、リラックスして本を読みたい。そんな方におすすめの読書法と言えそうですね。

「読むのが遅い」はデメリットではない。読書体験を充実させる「遅読家」のためのおすすめ読書法

【6】“積読” は解消の必要なし! 東大教授に学ぶ、”積読” ほんとうの価値。

読まないままの本がどんどんたまっていく……。特に読書好きであれば、積読に頭を抱えている方も意外と多いのではないでしょうか。でもある東大教授は、積読について次のように述べたのだそう。

読みきれるか心配して本を買うのをためらうとき、君は大きな損失をしている。買わない時点で読む選択肢は消えるのだし、その本に二度と出会えなくなるかもしれない。だからとりあえず買っておく。手元にあればいつでも読めるし、本は腐ったりしないのだから

積読は「その本を読みたい」という知的欲求の現れです。いざ読もうと思ったときにすぐに手が届く。そんな積読本と上手に付き合っていくことで、あなたの読書ライフももっと充実していくはずです。

“積読” は解消の必要なし! 東大教授に学ぶ、”積読” ほんとうの価値。

【7】読書習慣なし→年間150冊。読書習慣を手に入れた “私のルール” を公開します。

読書を習慣にするためのコツって何かあるのでしょうか。こちらの記事では、読書習慣なしの状態から年間150冊もの本を読むようになったライター自身の経験に基づいて、習慣化のコツやポイントが赤裸々に語られています。

ついスマートフォンを操作しがちなスキマ時間を読書にあてるには? 脳の集中力が高い早朝の時間帯に確実に本を読めるようになるには? 習慣化を妨害する行動のハードルは意図的に上げ、習慣化したい行動のハードルはできる限り下げる。行動科学に基づいた “ルール決め” が、習慣化成功の秘訣のようですよ。

読書習慣なし→年間150冊。読書習慣を手に入れた “私のルール” を公開します。

【8】読書の学びを最大化。『読書日記』を続けてみると、本の読み方が大きく変わった。

本を読んで新しく得た知識。「3日経ったら忘れてしまった」なんてことにならないように、しっかりと定着させたいものですよね。そのためには、いかにアウトプットをするかが重要なようです。そこでおすすめしたいのが「読書日記」をつけること。

実際に読書日記をつけ始めてみたライターも、「アウトプットが前提になるため読書が主体的になった」など、読書の質の大きな向上を実感したようです。今は読書メーターやブクログといった、読書の記録や管理のためのアプリやサービスも充実しています。感想を書いたり、内容を要約したり、学びをメモしたり。自分にとって効果的な読書日記のつけ方を探してみましょう。

読書の学びを最大化。『読書日記』を続けてみると、本の読み方が大きく変わった。

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【9】気軽にできて、記憶に残る! 『マインドマップ読書法』

本の内容が記憶に残るという点でもうひとつおすすめしたいのが「マインドマップ読書法」です。マインドマップと言えば、思考を整理したりアイデアを広げたりするために用いられるメソッドですが、実は読書の復習にも応用することができます。

紙の中心に本のテーマを書き、(あとでぎりぎり思い出せるぐらいの簡潔さで)キーワードを蜘蛛の巣のように派生させていきましょう。そのマップを見て本の内容を再現してみてください。うまく再現できたら内容が頭に入っている証拠です。マインドマッピング専用のアプリもありますので、ぜひ一度試してみましょう。

気軽にできて、記憶に残る! 『マインドマップ読書法』

【10】東大の入学式で新入生に推薦された6冊の本

東京大学に入学して受け取るたくさんの資料の中に、「東大教師がすすめる本」というブックガイドのページがあるのだそう。東京大学の先生が新入生におすすめする本ってどんなものなのか、気になりませんか?

古典・近代文学、教養書、演説集。どれも有名なものばかりですので、書店で手に取ってみてはいかがでしょうか。

東大の入学式で新入生に推薦された6冊の本

【11】私の “生き方” を激変させた9冊の本。今すぐ手にとって欲しい圧倒的名著たち。

本には、私たちの生き方を変えるだけの大きなパワーがあります。こちらの記事では、早稲田大学を中途退学しTOEIC980点や米国大学編入を実現させたStudyHackerのライターが、今すぐ読むべき本を9冊紹介してくれました。

自分の行動原理のヒントになる3冊。行動力につながる考え方を学べる3冊。努力の効果を最大化するための3冊。人生を豊かにしたいのならば、絶対に外してはいけない名著たちです。

私の “生き方” を激変させた9冊の本。今すぐ手にとって欲しい圧倒的名著たち。

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「読書術」に関するコラムを厳選して皆さまにお届けしました。あなたの読書ライフが、今後もっともっと充実しますように。

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