フォトリーディングを学んだ後に、会社をやめて起業される人も少なくありません。そもそも起業しようと思う人は、その分野でやっていける自信がある人がほとんどです。

しかし、それまで自信がなかった人でも、フォトリーディングでその分野の本をたくさん読むことで、起業への弾みがつくことがあります。

起業したい業界の本を30冊読んでほしい

私は「起業したい」という人には、「その業界の本を30冊読んでみてください」とアドバイスします。30冊を探し出して読むというのはじつは結構、困難です。業界にもよりますが、そんなに本が数多く出ていなかったり、廃刊になっていたりする場合もあるからです。

しかし、起業後、テレビでも活躍する有名人になったAさんは、フォトリーディングを受講後、その業界周辺の本を60冊探しだして読み、まずはメールマガジンを発行しました。するとそのメールマガジンは人気となり、会社を退職する頃には7,000人の読者が登録されていたそうです。そして、本を90冊読んだ後に、いよいよ起業にいたったのです。Aさんはもう何年もの間、業界のトップリーダーとして、ゆるぎない地位をキープし、本もたくさん出版しています。

私が受講生を見ていて感じるのは、その分野の本を10冊読んだら知識が得られ、30冊読んだら、ひとかどの人間となり、起業する準備が整うということです。その業界の本30冊読んでいる人というのは、なかなかいません。

だからこそ、まずは30冊探し出して、フォトリーディングで読んでみることが、起業への第一歩だと考えています。

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固定観念に縛られないことも大切

フォトリーディングは、「本を最初から読まなくてもいい」「とばし読みをしてもいい」と、これまでの本の読み方を覆すことから始まります

さきほどのAさんは、「フォトリーディングを受講して、自分の中で勝手に自分に課していた禁止や命令が、全部 “いいんだ” に変わった」とおっしゃっています。当時はまだ会社員だったAさんですが、本の読み方だけでなく、「人生はこうであらねばならない」という発想が「いいんだ」という許可に変わった瞬間から、人生が変わりはじめたそうです。

銀行員から起業されたBさんも、フォトリーディングへ同様の感想を抱かれています。

「『本を全部読まなくていい』というところが、実は自由が好きなタイプの自分の内面ととてもマッチしました。フォトリーディングでは、絶対にこうしなければならないという制約が少なくて、完璧主義でなくてもできる。それを知って、『自分のままでいいんだな』と安心できました」

このように、フォトリーディングによって「自分のままでいいんだ」と自信がつき、起業する人もたくさんいらっしゃいます。

会社をやめて起業することは勇気がいることですが、自分の人生の本当の目的を達成するためには、会社に勤めることがベストではないと、フォトリーディングを行うことで気づく人も少なくないのです。

何があっても乗り越えられる自信

Bさんはフォトリーディングを身につけたことで、「何事においても、物事を俯瞰する→たくさんの情報を取り入れる→必要なものだけを取り出す、というステップを踏めるようになりました。このテクニックを持っていれば、どこでも生きていけるなと感じます」ともおっしゃっています。

これはフォトリーディングのステップそのものです。「俯瞰する→情報を入れる→出す」という流れは、仕事や人生のさまざまな場面に応用できるのです。

起業は誰にでもできますが、事業を続けていくことはラクなことではありません。トラブルがあったときに、フォトリーディングを学んだことで、このテクニックを生かすことができれば、困難なことも乗り越えることができ、起業家として成功できるのでしょう。

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自分に大きな能力が眠っていることに気づく

フォトリーディングで、本を速く読めるようになることは、自分がまだ知らなかった能力に出会うことでもあります。

「誰でも、まだ気づいていない素晴らしい能力を持っているということを、フォトリーディングを通して知ることができました。人には、使えていなかったり、気づけていない大きな能力が眠っています。可能性の天井を作っているのは自分自身なんだ、と気づくこともできました」というのはCさんです。

ビジョンをもってフォトリーディングを実行する人は、圧倒的な結果を出します。ただし、口では「こうなりたいです」とビジョンを語っても、「実現は難しいだろうなぁ」と心の奥底で思っていたり、「なんとなくこうなればいいな」という曖昧なイメージでいるだけでは、達成が難しくなります。

起業を目指す人は、「思えば叶う!」と信じて、明確なビジョンを立ててみましょう。そのほうが、結果もついてきます。

フォトフォーカスでビジネスアイデアが浮かぶ

事業を成功させるためには、ビジネスアイデアを思いつくことも大切です。

たとえば、『仕事で売上を上げる』という本を読むとしましょう。ここで、本の中にある「企画書を練ることが大事」「プレゼンのテクニックはこうしよう」といった、ありきたりな答えを引っ張り出してきても、アイデアは思い浮かびません。しかし、フォトフォーカスの方法(第4回)で本を読むと、「おもちゃを使う」「子どもを連れてくる」など、一見突拍子もないようなヒントが目に入ってきたりします。

フォトフォーカスは、本の情報を顕在意識ではなく、潜在意識で受け取ります。これが、結果的に画期的なアイデアや解決策につながっていったりするのです。

起業したい人、起業してから事業を継続したい人、どちらの人にも、フォトリーディングが役立つことは間違いありません。

■フォトリーディングの詳しい方法はこちら
ステップ1<準備> 本を読む目的を決める
ステップ2<予習> 目次をチェックする
ステップ3<フォトリーディング> 本の情報を長期記憶に保存する
ステップ4<復習> 本に質問を投げかける
ステップ5<活性化> 文字を追いながら読む

■連載『未来が劇的に変化する「フォトリーディング」速読術』一覧はこちら
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才能が目覚めるフォトリーディング速読術

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超一流の人がやっているフォトリーディング速読勉強法

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