二大スケジュール管理ツールである、紙の「手帳」と、スマートフォンやPCなどで使う「スケジューラー」。この2つにはそれぞれにメリットがあることから、スケジュールをアナログとデジタルのどちらで管理するのが効率的か、といったことがよく話題にあがります。

「手帳を使っているけれども、Googleカレンダーの使い勝手はどうなのだろう」「今はデジタル頼み頼みだけど、手帳にもメリットがあるのなら変えてみようかな」と、ツールの変更について考えている人も多いはず。

そこで今回は、手帳とスケジューラーでできることやメリットを徹底比較してみたいと思います。あなたのビジネスライフにはどちらが向いているか、考えてみてください。

スケジュール管理なら、デジタルのスケジューラーが便利

まずは、デジタルツールであるスケジューラーのメリットについて見てみましょう。

スケジューラーのメリットは、効率よくスケジュール管理ができること。具体的には以下のような特長が挙げられます。

・繰り返しの予定を簡単にコピーできる
・リマインド機能のおかげで予定を忘れることが少なくなる
・1年以上先の予定も管理することができる
・字が汚くて、読めないということが起こらない
・複数のデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)から予定を確認することができる
・他人との予定の共有が簡単

スケジューラーは、デジタルならではの機能が満載。これらのメリットのおかげで、スケジューラーを用いると非常に効率的にスケジュール管理をすることができるのです。

そのためスケジューラーは、仕事の予定が多く忙しい方に特に向いていると言えるでしょう。

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考えをまとめる・深める・残しておくための手帳

対して、手帳のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

手帳のもつ大きな役割は、私たちの思考を補佐してくれるということ。

スケジューラーでは書式が決まっており、書き込む内容はその形式に縛られてしまいます。一方、手帳には、文字だけでなく図形やスケッチなども自由に書き込むことができるのです。予定に限らず、思いついたアイデアを備忘替わりにメモすることも可能。また、付箋や写真を貼り付けることもできるので、より多種多様な情報を残すことができます。

また、予定を確認したり、メモを書き込んだりするなど、開く頻度が多い手帳では、これらの情報を見返す機会が自然と多くなるでしょう。ふと見返したページにあるメモが、思いもよらなかったところで役に立つということも起こりえるのです。

さらに、以前Study Hackerでも紹介しましたが、私たちは手を動かして文字を書くことによって、脳を活性化させ、思考を整理できることが知られています。(参考:考える時は手書きメモ! 記憶力と発想力と「ゼロ秒思考」を生む手書きメモの技。

そのため、予定やメモなど様々な情報を手帳に書きこむと、新しいアイデアがひらめいたり、予定を上手にこなす方法を思いついたりするのです。見返すたびにその情報のことが思い出されて、新たな行動を起こすきっかけにもなるでしょう。

したがって、手帳は、多くのことを書き残したい人や、クリエイティブなアイデアが欲しい人などに向いています。

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手帳とスケジューラーを併用して、両者のいいとこどり

ここまで手帳とスケジューラー、それぞれのメリットについて考えてきましたが、最近ではどちらも利用し、双方のメリットを得ようとする併用派の人もいます。

そうは言っても、手帳とスケジューラーの2つを使いこなすのは難しそうですよね。手帳に書いた予定を、スケジューラーにも同じように登録するのかな、といった素朴な疑問も湧いてきます。両方のツールをうまく使い分けるコツは何なのでしょうか?

手帳とスケジューラーを併用する、ビジネス書作家の美崎栄一郎氏は、次のように述べます。

どちらかを一方をメインにし、一方はバックアップという割り切りが必要(中略)
全部ではなく、必要なものだけデジタル化するという割り切りがデジアナ連携のポイントではないでしょうか

(引用元:@DIME|【達人の手帳術】手帳、Googleカレンダーを備忘録に使い、詳細はクラウドに分散

手帳とスケジューラーを併用する場合は、手帳は仕事用、スケジューラーはプライベート用にするなど、手帳とスケジューラーの自分なりに明確に使い分けることが大切なのですね。

手帳とスケジューラー両方のメリットを得たいという方は、ぜひ手帳とスケジューラーの併用に挑戦してみてください。

***
日々の生活に欠かせないスケジュール管理。そのためのツールにはデジタル、アナログ問わず様々なものがありますが、一番大切なのは自分にとって一番しっくりくる方法であることです。

みなさんは手帳もしくはスケジューラー、それとも併用、どの方法を選びますか?

(参考)
財経新聞|第7回「あなたの手帳の流儀」調査
@DIME|【達人の手帳術】手帳、Googleカレンダーを備忘録に使い、詳細はクラウドに分散
日経トレンディネット|2013年“最強の手帳”は「デジタル併用」で選べ!
ジェームス W.ヤング著・竹内均解説・今井茂雄翻訳(1988),『アイデアのつくり方』,阪急コミュニケーションズ.
日経ウーマンオンライン|読者の4割がマンスリー手帳派 選んだ理由と使い方
どっちがいい!?比較対決まとめ.com|スケジュール管理するならどっち?手書きの手帳VSスマホ・PC【100人にアンケート】
Study Hacker|考える時は手書きメモ! 記憶力と発想力と「ゼロ秒思考」を生む手書きメモの技。