「昇進や転職、起業などで成功したい」
そう考えるビジネスパーソンは、少なくないのではないでしょうか。

そしていま成功している人たちも、最初から成功者ではなかったはず。実は業界は違っても、成功者たちには共通する習慣があるのです。

今回は、成功を引き寄せるための「小さな習慣」をご紹介します。

成功する人と成功しない人の差

皆さんの考える「成功する人」とはどんなイメージでしょう。仕事で「成功する人」は、いつも自信に満ちあふれていて自分の可能性を信じている印象がありませんか。反対に「成功しない人」は、言い訳や愚痴が多かったり、できない理由を考えたりしてしまいがちです。

成功哲学の世界的権威者であるナポレオン・ヒルは、20年間にわたり成功者たちに密着し、そのノウハウを研究してきました。著書『成功哲学』の中で彼は、単なる物質的な豊かさだけではなく、自分のやりたいことが思い通りにできている「自己実現」が叶った状態を「成功」であると述べています。

また、ナポレオン・ヒルの成功哲学を日本国内に普及させる活動をしているナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部は、成功哲学誕生秘話のページにて「成功者と失敗者の分かれ目」を以下のようにまとめています。

「あなたは成功したいですか?」
と聞かれれば、多くの人は「イエス」と答えるでしょう。
ではもう1つお伺いします。
「その成功のためにあなたは何をしていますか?」
その答えこそが、まさに成功者と失敗者の分かれ目なのです。

(引用元:株式会社エス・エス・アイ|29秒の決断――成功哲学のはじまり

成功する人と成功しない人の差は、自身の成功のために行動を起こせるか起こせないかなのです。

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成功する人は習慣を大切にしている

実際に成功者と呼ばれている人たちは、夢を実現にするためにどんな行動を起こしているのでしょうか。

米国メジャーリーグのマイアミ・マーリンズで活躍するイチロー選手は高校時代、毎日10分間の素振りを3年間続けたそうです。イチロー選手の専属打撃投手となったこともある奥村幸治氏はこのことについて、「野球の上手い子は何を教えてもすぐにできるようになってしまうから、その時点でその練習をやめてしまう。しかし、下手な子はできるようになったあとも練習を続ける」とし、「イチロー選手は卓越したセンスを持ちながらも、野球の下手な子と同じようなメンタリティを持ち、ひたすら継続を重ねる。私はこれこそが、彼の最大の力になっている源ではないかと思う。」と話しています。

また株式会社ソフトバンクの孫正義氏は、小学校1、2年生のころの担任の先生に「何でもいいから1ページ勉強してきたら桜のスタンプをあげます」と言われたそう。壁にはクラス全員の名前が書かれたグラフが貼られていて、勉強をするたびにスタンプが増える。そこで「よし、1番になろう!」と決心したと言います。そしてスタンプ欲しさに毎日勉強を続けていたら、勉強がどんどんわかるようになり、結果的にクラスで1番になったのです。

このように、成功者たちは才能に恵まれているだけでなく、常日頃から努力を欠かさないのです。「毎日〇〇をする」。〇〇がどんなに簡単な習慣であっても、続けることで気がついたときには素晴らしい結果につながっているはず。

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成功を引き寄せる習慣

最後に成功を引き寄せる“小さな”習慣をいくつかご紹介します。気合を入れて取り組むほどではないけれど、習慣化することで成功に近づく行動は、本当にちょっとしたことなのです。そしてコツは「続けること」。三日坊主になってしまっても大丈夫。また次の日からもう一度始めればいいのですから。

– 5分前行動を心がける
何事においても5分前行動を心がけましょう。これは社会人としての基本と言われますが、できていない人も多いのではないでしょうか。遅刻が多い人は、仕事や相手に敬意を払っていないと思われてしまいます。また責任感が足りない人間として未熟なイメージがついてしまうかもしれません。相手の信頼を得るためにも、時間をきっちり守る習慣をつけましょう。

 – 早起きをする
アップルCEOのティム・クック、元バスケット選手のマイケル・ジョーダン、スターバックスCEOのハワード・シュルツなど、世界で活躍する成功者たちの多くは早起きです。また一流と呼ばれる人たちは、疲れを翌日に持ち越さないと言われています。次の日を最高のコンディションで迎えるために、「食事は寝る2時間前に済ませる」「22時には消灯」など、夜の習慣から変えてみるのがオススメです。

 – 読書をする
成功者たちのほとんどが読書習慣を持っています。本を読むことで、さまざまな思考や知識、情報を取り入れることができているのでしょう。伝説の投資家であるウォーレン・バフェットは読書について「知識は、複利のように積み上がっていく。誰でもできることだが、皆さんの多くはやらない」と語っています。毎日5分から、1ページからでも、本を読んでみてくださいね。

 – トイレ掃除をする
松下幸之助氏、本田宗一郎氏といった一流経営者をはじめ、ビートたけし氏、タモリ氏など、トイレ掃除好きには成功者が多いのをご存知ですか? ライオン株式会社の調査によると、トイレが清潔である世帯はトイレが汚い世帯よりも世帯年収が約90万円高いのだそう。トイレ掃除は基本的に下を向いた姿勢で行うことから、人は謙虚になり、怒りや悩みが消えやすいのかもしれません。また気分もリフレッシュされるはずですよ。

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小さな習慣を積み重ねることが成功への近道なのですね。とはいえ、頑張りすぎず、のんびり習慣化していきましょう。

(参考)
株式会社エス・エス・アイ|29秒の決断――成功哲学のはじまり
人間力.com|イチロー選手の目標設定術
PRESIDENT Online|成功する脳習慣とは何か【1】 -対談:孫 正義×茂木健一郎
マイナビニュース|成功しない人に共通する13の特徴
日本経済新聞|5分前行動のすすめ 時間通りはすでに遅刻
BUSINESS INSIDER|著名な成功者8人が強調する「読書のパワー」
ITmedia|一流の人が実践しているトイレ習慣とは