あなたが誘いにくい後輩である理由と、先輩から好かれる3つのコツ

皆さんは、大学や職場の先輩と一緒に飲んだり遊んだりしていますか? 部活やアルバイトで先輩との上下関係になかなか慣れることができなかったり、職場で先輩と話す機会がそれほど多くないため接し方がよくわからなかったりして、ついつい同い年の友人や同僚と過ごしてしまう、なんて人も多いのではないでしょうか。

しかし、先輩と仲良くすることができれば、先輩ならではの豊富な知識を教えてもらえるなど、様々なメリットがあります。とはいえ先輩と仲良くするのは意外と難しいものですよね。実は先輩も、あなたに対して「仲良くしたいのに誘いづらい……」と感じているかもしれません。そこで今回は、先輩目線から「誘いにくい後輩」の特徴をまとめつつ、先輩と仲良くなるための「誘われやすい後輩」になるコツを紹介します。

「何となく断られそうな後輩」は誘いにくい

先輩にとって、誘いにくい後輩はおおむね2種類に分かれます。この2つのタイプを理解することで、先輩と親しくなるためのポイントを学んでいきましょう。

まずはどこか誘いにくい雰囲気があるタイプの後輩です。皆さんも、これまで自分の周りにいた後輩を何人か思い浮かべてみてください。ご飯や飲み会に誘った時に、「行きましょう、行きましょう!」と答えてくれそうな雰囲気の人と、ちょっとためらいそうな雰囲気の人がいませんでしたか? 実は後者の場合は、実際に断られるかどうかはたいした問題ではありません。それよりもむしろ「何となく断られそう」という雰囲気をかもしだしていること自体が問題なのです。気軽にご飯などに誘いにくい印象を与えてしまっているからです。

これは普段の態度や表情に原因があります。会話していてリアクションが小さかったり、ポーカーフェイスな人は、なんとなく誘いにくいのです。

「後輩だけで行動しがちな人」は誘いにくい

次に後輩だけで行動することが多いタイプの後輩です。後輩だけで飲み会や旅行をしたという話を聞くことが多い、あるいは別の人から「後輩の○○と飲みに行った」という類の話題が滅多に挙がってこない後輩の場合、「そもそも先輩が苦手なのではないか」「先輩に対して興味がないのだろうか」といった印象を抱いてしまうのです。

先輩からすれば、普段あまり話す機会のない後輩だとしても、別の人から「この前後輩の○○と遊んだ」という話を聞くと、少なくともその後輩が「先輩から誘われる」ことを迷惑がらないことは分かるため、「じゃあ次は○○も呼ぼう」と思って誘いやすくなります。後輩の立場で考えると、もちろん同級生といるのは気が楽ですし楽しいでしょう。しかし、たまには先輩と行動しないと、先輩にとって誘いにくいキャラになってしまいます。

以上2点が、先輩にとって誘いにくい後輩の種類です。もしどちらか一方でも当てはまっている方がいたら、気をつけてみてくださいね。では、先輩に誘われにくい後輩の特徴が分かったところで、次に先輩と仲良くなりたいけど方法が分からないという方向けに、誘われやすい後輩になるコツを3つ紹介します。

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コツ1:先輩にはリアクション1.5倍

まず先輩との会話では、明るく笑顔でリアクションを1.5倍にしてみてください。先程、リアクションが小さく表情の起伏が少ない後輩は誘いにくいと言いました。つまり逆に考えると、会話の反応が大きくていつも笑っている後輩は何かと気軽に誘いやすいのです。常に笑顔で明るく元気な後輩は好印象ですし、自然と良好な関係を築くことができます。話しかけるハードルも低くなるので、まずは誘いにくさのない「気の張らない後輩」というポジションにつくことを目指しましょう。

コツ2:先輩を自分から誘う

次のコツは、自分から先輩を誘うことです。先輩の立場からすると普段後輩から誘ってもらえることは滅多にないので、誰であれ後輩から誘われたら嬉しく感じます。そもそも先輩を誘える後輩自体が少ないのですから、その中で誘いの声をかければ、それだけで珍しがってもらえたり好意を持ってもらえたります。

また、一度誘うと、向こうからも誘ってもらえるようになります。相手に好かれた分こちらからも好きになる「返報性の原理」ですね。先輩と食事に行くなどすると、先輩の考え方や知識を知ることができるのはもちろん、美味しい店を教えてもらえることも多いので良いことばかりです。

コツ3:先輩のいる場所に顔を出す

最後に、とにかく先輩のいる場所に顔を出すことをオススメします。いきなり先輩を誘うのはなかなか難しいかもしれませんが、先輩のいる場に自ら出向くくらいならできそうですよね。

大学生なら、鍋や麻雀、スポーツ、合宿。社会人なら慰労会や忘年会、喫煙所に社内イベントなど、探せばいくらでもあります。そこでLINEやFacebookなどのSNSで友達になるのもいいでしょう。リアルかネットかを問わず、接触回数が多いほど相手との親密度は上がると言われています。特に深い話などする必要はありません。まずは先輩との接触回数を増やすところから始めてみてください。

*** 先輩に好かれる、誘われる。一見向き不向きがあるように見えますが、少しのポイントに気をつけるだけで、先輩との人間関係は劇的に良くなります。今回紹介した3つのコツをぜひ明日からでも実践してみてください!

(参考) 佐渡島庸平著(2015),『僕らの仮説が世界をつくる』,ダイヤモンド社. 林伸次著(2016),『ワイングラスのむこう側』,KADOKAWA. 日刊SPA!|【検定】あなたの「後輩力」は芸人でたとえると誰級?

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