“生存率” が50%上昇する!? 社会人にこそ必要な「友人」を作る3つの方法。

社会人になってから友達と会っていますか? いつも気づけば1人で休日を過ごしている、という人も多いのではないでしょうか?

学生時代なら、友達と一緒に授業を受けたり、昼食を食べたり、帰りに遊びに行くこともあったでしょう。それが、社会人になると仕事中心の生活になり、学生時代の友達と徐々に疎遠になってしまったという人は少なくないはず。

しかし、友達の存在というのは想像以上に大きいもので、プライベートはもちろん、仕事にも良い影響をもたらしてくれるかもしれないのです。だからといって新たな友達に出会う機会はなかなかないですよね。そこで今回は、友達の必要性と友達作りの方法をご紹介します。

友達を侮るなかれ。孤独の危険性

マイナビが、社会人300人に対して「あなたには今『心を開いて話せる友人』が何人くらいいますか?」というアンケートを行ったところ、なんと40.7%が「いない」と回答する結果となりました。ちなみに同様のアンケートを学生に対しても行ったところ、「いない」と回答したのはたったの7.7%。学生に比べて、社会人は格段に心を開いて話せる友人が少ないのです。

「4割もの人に友達がいないのなら、それほど珍しいことでもない」と思われるかもしれませんが、侮ることなかれ。科学系サイト、LIVE SCIENCEに掲載された調査結果によると、強い社会的関係、すなわち友人のいる人は生存率が最長で50%上昇したのだそう。 これは友人がいることでストレスが軽減されたり、アクティブになったり、コミュニケーションを取ることで病院へ向かうきっかけとなったりするためです。1人でいるとつい不健康な生活になってしまったり、体調が悪くても病院へ行くのを怠ったりしてしまいがちですよね。

社会人にこそ友達が必要

転職エージェントのエンジャパンが行ったアンケート結果によると、仕事をしていて「社外の人脈の必要性を感じる」という回答をした人は79%。年代別にみると20代は74%、30代は75%、40代は81%と年齢が上がるにつれて社外の人脈の大切さを感じる人が増えていっています。

個人の性格にもよりますが、学生の頃は学校だけでなく、アルバイト先やインカレのサークルなど、さまざまなタイプの友達と知り合うことができます。しかし、社会人となると話が変わってきますよね。社内だけの人間関係だと特定の人としか話さないため、視野が狭くなってしまい、価値観も偏ってしまいます。だからこそ、社外に友達がいることで、あらゆる職業の人と接して情報を吸収することができ、物事を多角的な視野から見つめることができるのです。

このように、仕事においても自分の人間性においても成長することができるという観点から、社外の人間関係に重要性を見出している人が増えています。

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社会人になってからの友だちの作り方

そうはいっても、学生時代とは異なり、なかなか自然に友達ができることもそうないですよね。では、どうすれば友達を作ることができるのでしょうか?

・昔の知り合いに連絡をとってみる 昔から知っている人となら再度仲良くなるのも難しくなく、一番気楽な方法ではないでしょうか。 億劫で欠席していた同窓会に思い切って参加してみたり、暑中見舞いや寒中見舞いを出してみたり、昔の知り合いと再度連絡をとるきっかけを作ってみましょう。 また、SNSを利用するのも手軽で良いですね。Facebookはほとんどの人が実名で登録していますし、母校を登録している人も多いので昔の知り合いに再会するにはぴったりです。

・新しいコミュニティに参加する 社会人サークルやボランティア団体などに参加してみてはいかがでしょうか。 ランニングなどのスポーツやグルメ、飲み会など様々な交流サークルがあります。自分の趣味に合わせるのはもちろん、これをきっかけに新たな趣味を開拓しても良いですよね。

ボランティア団体も海外交流系の国際ボランティアや子どものための教育ボランティアなど多様な団体が存在します。自分がどのような人との繋がりを作りたいかで選ぶのも良いでしょう。

また、料理教室やヨガ、フラワーアレンジメントなど、マンツーマンではないグループレッスンの習い事を始めるのもオススメ。スキルアップにもつながって一石二鳥ですね。

・SNSを活用する アニメや音楽、読書やスポーツ観戦など、何か趣味のある人はSNSを通して友達作りをしてみてはいかがでしょうか。ネットを通じて知り合った人に会うことに抵抗がないのなら、TwitterなどのSNSを活用して共通の趣味を持つ人と繋がってみると良いでしょう。

共通の趣味があれば会話にも困りませんし、趣味の合う人とは比較的仲良くなりやすいです。また、相手の職業や学歴などの肩書きに左右されずに普段自分が接することのない類の人とも人間関係を築くことができるという点もメリットだと思います。

*** 学生時代とは異なり、社会人にもなると友達を作るのは少々ハードルの高い行為になってしまいますが、社会人だからこそ友達の存在は重要です。人脈を広げて自分のスキルアップにも繋げたいですね。

(参考) フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口|【社会人編】「いない」が4割超。「心を開いて話せる友人は何人いますか?」 フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口|【学生編】決して多くないからこそ大切。「心を開いて話せる友人は何人いますか?」 COSMOPOLITAN|社会人になってから友達を増やす12の方法 LIVE SCIENCE|Want to Live Longer? Get Some Friends en ミドルの転職|「仕事における社外の人脈」について

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