勉強しようと思い立ったときはやる気満々でも、いざ取り組むと、集中力が続かなくてだらだらしてしまう。そんな経験ありますよね。

勉強でも何かの作業でも、集中して取り組まなければどんなに時間をかけても効果は半減してしまいます。時間を費やして勉強すればするほどいい、というわけではないのです。ならば、どうすれば集中して勉強に取り組み、成果をあげることが可能になるのでしょうか。

音楽をかけるとかガムを噛むとか、人によって合う合わないはあれど、勉強中に集中するテクニックはいろいろな方法があります。しかしこのコラムで提案するのは、勉強の「合間」についての意識の持ち方。勉強の集中力を高めるために今すぐやるべき3つのことをご紹介します。

勉強は、時間ではなく内容で区切る

何時までやろうというように「時間」を基準に計画を立てて勉強に取り組む人が多くいますが、筆者はそれをあまりおすすめしません。その代わりに、「内容」が一段落したところで休憩を挟むようにしましょう。

時間を基準にして勉強する人は、「何時間勉強した」という事実に満足しがちです。しかし時間というものは、だらだら過ごしていても同じように過ぎてしまいます。その一方、内容を基準にして勉強すると、時間に左右されることなくその内容がクリアできれば休憩できます。「休憩まであと何分……」などと時計に気を取られることもなくなりますし、内容を終えるという目の前の目標に集中して効率よく勉強することが可能になるというわけです。

また、この方法ならば、内容が中途半端に途切れることがないので、休憩をとっても勉強を再開しやすくなります。

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休憩時間は、リフレッシュを全力で楽しむ

勉強に集中するためには、休憩時間に集中して休憩することも大切です。しっかり休憩することで、勉強と休憩の切り替えが上手にできるようになります。

勉強と休憩の境目を曖昧にせず、意識的に休憩をとるようにするのもよし。短時間でできる趣味など、やりたいことを全力でやってもよし。休憩時間に好きなことをやりきることで、勉強に戻ったときに何か他のことに関心がいってしまうということを防ぐことができます。

ただし、勉強時間に対して休憩時間が長すぎになってしまうような時間がかかり過ぎるものは、勉強の合間の休憩には避けてください。

また、勉強時間を無意味に長くせず適度に休憩を挟むことには、疲れを癒す効果もあります。体の凝りがほぐれるなどして肉体的な疲れがとれれば、勉強の辛さも軽減され、集中力を高めることができるでしょう。

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目標を他人に明示する

最後の方法は、有言実行効果を使って集中する方法です。友人でも家族でも誰でもいいので、今日はここを終わらせると宣言してみてください。

ハードルの低すぎる目標や、逆に高すぎる目標ではなく、集中していれば確実に達成できる範囲の目標を設定し、宣言することが重要です。口に出して周囲の人に伝えることによって、やらなくてはいけないという責任感のような思いが強まり、集中して取り組めるようになります。

仲間と一緒に勉強したり、競争したりしてみるというのも効果的かもしれません。また、人に話すために目標をしっかりと立てることは、学習計画を適切に立てることにもつながるので、勉強が着実に進むようになります。

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ただ闇雲に集中しようと思っても、そう簡単に集中できるものではありません。今回紹介したように、勉強以外の時間にもできることがあります。集中力向上を助けるためには、勉強以外の時間も大切にすることが肝心なのですね。

休憩の時間がつい長くなってしまうという人でも、だんだん勉強中の集中力を持続させることが可能になります。勉強自体も楽しめるようになればもっといいですね。ゆっくり自分に合うやり方を探しながら頑張ってみてください。

また、もともと集中力が高い人でも、もっといい方法が見つかるかもしれません。より集中力をアップさせるためのヒントとなれば幸いです。

(参考)
石井貴士(2016),『入社1年目から差がついていた! 仕事ができる人の「集中」する習慣とコツ』,すばる舎.
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