3月になり、4月からは新生活。その準備で毎日わくわくしていらっしゃる方も多いでしょう。一方で、今までのコミュニティから出る寂しさを感じている方もいらっしゃる方もいるかもしれません。そういう方の場合、その寂しさを4月からしばらくの間抱えつづけることにも。そんな寂しさと上手に付き合いながら、頑張るコツを教えます。

私の体験談~寂しかった春休み

私自身、次のような寂しさを経験したことがあります。それは高校3年生になる前の春休みの、塾でのことです。

今まではなんとなくみんなでしゃべりながら一緒に勉強したり、時にはごはん休憩をしながら何時間も喋ってしまったりすることも多かったのですが、3年生に上がる春休みに塾に来るとなんだか様子がおかしい……みんな自習室から出てこない!

受験期に入り、みんな頑張るモードだったのでしょう。いまいち切替が上手にできていなかった私は、同じく切替がまだ済んでいなかった友達とだらだらつるんでおしゃべりをしていました。

このとき私のなかにあった感情が『寂しい』です。みんなが今までと違ってあんまりおしゃべりしてくれなくって寂しい、自分一人の時間を過ごすのは寂しい。そうして結局私は最後まで、ついついだらだら喋って時間を浪費してしまう、という癖を直せなかったのです。

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寂しい時こそ勉強に没頭しよう

寂しさにうまく対処できずに人とつるんでばっかりいると、貴重な時間を無駄に消費してしまいます。しかも恐ろしいことに、それに気づくのは時間を浪費しきってもう手遅れになった後だったりするのです。

そうならないためにも、寂しい時こそ勉強をしましょう。最初はつい他のことを考えてしまってなかなか集中できないかもしれませんが、人は没頭できることを見つけない限り、寂しさからは逃れられないのです。

現役時代に寂しさと付き合うのに失敗した私は、浪人が決まったとき、まず最初に勉強に没頭する前段階として読書を始めました。読書といっても参考書の類ではなく、普通の小説です。自分が面白いと思うものをひたすら読みました。そうすると、1人でなにかに長時間向き合うことに慣れることができ、スマホをこまめに見なくても、1人で勉強に取り組むことに抵抗を感じなくなったのです。

私の場合は読書でしたが、もし読書が苦手な方は漫画でもいいですし、それも嫌ならゲームやスポーツでも構いません。自分1人でなにか没頭できることを見つけると、それがスマホの代わりに受験勉強中の息抜きにもなりますし、寂しさを上手に解消する訓練にもなります。

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友達がいるのは悪いことではない

とはいえ、友達とおしゃべりするのが完全に悪いことではありません。

ある調査では、回答者のうちの43%が、友人と切磋琢磨することでモチベーションアップにつながると答えています。勉強や仕事というものは基本的には一人でやるものですが、ロングランになればなるほど自分自身でモチベーションを保ち続けるのは難しいもの。

友人とのおしゃべりは、寂しさを紛らわせるのを目的にしてしまうと、一緒にいることが大切になってくるので、なかなかその席を立てず、だらだらおしゃべりしてしまうことにつながります。そうではなく、寂しさは勉強や仕事に没頭することで紛らわせるようにしましょう。そのなかで、疲れをいやしたり、パワーをもらったりする目的で友人としゃべるようにすれば、時間の浪費にはなりません。

そうするためのコツは、なるべくポジティブな内容を喋るようにすること。気を許した友人相手であれば、つい自分の不安を吐露して傷を舐めあうようなことにもなりますが、それではやる気にはつながりません。お互いに頑張っていることを報告しあい、負けないぞ! くらいの気持ちでいれば、友人とのおしゃべりはきっとあなたのモチベーションへつながります。

(参考)
LEC東京リーガルマインド|「受験仲間はライバルか?受験勉強も一人じゃ寂しい?いやいや一人で勉強するもの?」