勉強時間は “作り出すもの” である。学習効率もアップする『勉強日記』の大きな効果。

資格取得や試験、仕事に関することなど、学習しなければならないものはたくさんありますよね。しかし、忙しくてなかなか勉強の時間が取れていない、という方も多いのではないでしょうか。

今回は、忙しい皆さんのために、勉強時間を捻出してより効率化する方法をご紹介したいと思います。

成功者の過半数は、1日2時間以上勉強している

皆さんは、普段どれくらいの時間を勉強に使っていますか? 忙しいビジネスパーソンであれば、1日に1時間の勉強時間を作るのも難しい、といったこともあるかもしれませんね。

しかし、ビジネス総合誌『PRESIDENT』2012年8月13日号では、年収500万円台・800万円台は1週間の勉強時間が2時間未満が過半数だったのに対し、年収1,500万円台は半分以上が2時間以上勉強に費やしていたと述べられていました。一般的に高収入な人のほうが多忙に過ごしていそうですが、なぜしっかりと勉強時間を確保できているのでしょうか?

それは「自分でタイムマネジメントできている」から。そして、時間を作り出す能力にも長けていて、1日の中で無駄な時間を過ごしてしまうことはありません。忙しい毎日の中でも、時間を管理できれば、勉強に時間を費やすことは十分に可能となるのです。

「勉強日記」をつければ、無駄が省ける

では、どうすれば多忙な中でも勉強時間を捻出できるのでしょう。ここで提案したいのが「勉強日記」です。勉強した時間や内容、達成度などについて記入するだけの簡単なものですが、セルフタイムマネジメントの基礎となってくれます。

行政書士の横溝慎一郎氏は、試験に合格するためのノートを「勉強時間を確保するノート」と「弱点を克服するノート」の2つに分けて紹介しています。今回は、勉強時間を確保するノートの取り方を参考に、筆者が実際に取り組んでいる勉強日記の書き方をご紹介します。

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「勉強日記」の書き方

書いている情報は、以下の3点。

・1週間の目標 ・日ごとの進捗状況。日時、勉強した内容、理解度 ・1週間のまとめ

1週間ごとに区切り、「今週は20時間以上勉強する」「TOEICの参考書を1冊終わらせる」などの目標を立てています。時間と量、両方の目標を立てると、勉強時間を確保しながらも、時間に固執せずに効率よく学習できますよ。

「これぐらいで終わるだろう」と予測していたのに結局は締め切りギリギリに終わらせることになった、というような経験はありませんか? 本来、人は自分の力を過大評価しがちなものなのです。

そのため、1週間のスケジュールを見ながら、どのくらい勉強時間を確保できそうか予想します。イメージを掴みづらい場合は、24時間を円グラフにしてみて考えてみるのもオススメです。その際、就寝時間や仕事中などのどうしても勉強できない時間帯、就寝前などの必ず勉強に費やす時間帯、電車移動中など工夫すれば勉強に使える時間帯、の3つに分けて色を塗りましょう。色分けすることで、自分の勉強時間がどれくらいかを視覚的に理解しやすくなります。

目標を決めたら、それに沿って勉強に取り組んでいきます。勉強に使った時間の合計、やった内容、理解度を記入しましょう。思ったよりも勉強できなかった日は、どうしてできなかったのかを分析して一言程度コメントを残します。

1週間経過した後、目標に対しての達成度を確認します。達成できなかった場合はもちろん反省と振り返りが必要ですが、達成できた場合も要注意。ただの作業に時間を使いすぎていないか、もっとスキマ時間を利用できなかったのかなど、自分なりに改善案を考えてみてください。

繰り返していくと、だんだんと自分に合った勉強時間やペースが分かってきます。長い時間勉強すればいいというわけではありませんので、無理のない範囲で取り組んでいきましょう。

勉強日記を書いてみて感じた効果

勉強日記をつけ始めてからは、なんとなくスマートフォンをいじったり、テレビをただ眺めていたりした際に、自然と「勉強しよう」と考えられるようになりました。1日に勉強に使った時間が客観視できるため、おのずと無駄な時間も浮き彫りになってきます。

また、時間だけでなく達成度の目標も立てるようにしていたため、時間に対する効率に意識がいくようになりました。問題集を解いている際に進みが悪いと感じたら、答えを確認する、別の単元に移るなどするようになり、以前よりもスピーディに勉強が進むようになったと感じています。

毎回振り返ってその時に学んだことを記入したため、定着率も向上しました。以前は、やったはずの単元でもあまり覚えられていなかったり理解度が低かったりしたのですが、現在では短い時間でより深く理解できています。そのため、勉強日記をつける際には、ぜひ「英語」「数学」など大きな括りで書くのではなく、「○○問題集10~13ページ、時制について」など、簡単でかまわないので、内容に関しても記載してみてください。

*** 日頃からやっているつもりでも実際にはなかなかできていないのが勉強。勉強日記をつけて、客観視できるようになりましょう。

(参考) nikkeiWOMENOnline|短期間で資格取得!これが試験合格ノート SOCIALZINE|年収の高い人は「勉強」時間を確保|毎日30分確保と記憶の定着方法 リクナビNEXTジャーナル|時間をムダにしない人は「30分の使い方」が違う PRESIDENTOnline|どうやって勉強時間を確保するか?

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