勉強したいと思っていても、仕事や学業があると忙しく、なかなか自分が学びたいと思う分野の勉強ができないですよね。忙しくてもしっかりと自分の勉強もこなしている人たちは、どうやって勉強時間を確保しているのでしょう。

そこで成功者の時間管理術を参考にしながら、自分の勉強をするための「時間の生み出し方」を紹介します。

成功者は勉強を欠かさない

成功者ほど忙しくても勉強の時間をとっていることを知っていますか。ビジネス総合誌『PRESIDENT』がビジネスパーソンを対象に1週間の勉強時間を質問したところ、年収500~800万円台の人は2時間未満という回答が過半数だったのに対して、年収1500万円台の人は2時間以上勉強している人が過半数に上りました。

また、成功者に共通の習慣として「5時間ルール」というものがあるそうです。

Microsoftの創業者であるビル・ゲイツをはじめ、イーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグ、さらには世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めるウォーレン・バフェット、アメリカの歴史上で最も偉大な黒人慈善家といわれるオプラ・ウィンフリーなど、数々の著名人は非常に多忙な毎日を送っているにも関わらず、意図的に学習のための時間を1日1時間、もしくは週に5時間とっているそうです。

(引用元:GIGAZINE|ビル・ゲイツを筆頭に著名人が行っている「5時間ルール」とは?

このように非常に多忙な著名人の多くが勉強時間を捻出していることからも、工夫をすれば誰でも勉強時間を確保することができるのではないでしょうか。

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勉強する時間がないと感じるのはなぜか

上記のように忙しい成功者たちが多くの勉強時間を確保していることから、時間がないというのは言い訳にしかなりません。ではなぜ多くの人が「勉強する時間がない」と感じるのでしょう。

1つ目は、本当は勉強に使える時間があるのに、その時間を有効活用できていないということ。「ある程度まとまった時間がないと勉強できない」「勉強は机の前でやるもの」といった固定観念に縛られていませんか。ちょっとした時間があるとつい休憩してしまうという人は、勉強できる時間をたくさん隠し持っているかもしれませんよ。スキマ時間の勉強にはメリットがたくさん。次の項で科学的根拠を具体的に紹介していきます。

2つ目は、勉強にあてるべき時間をSNSやYoutubeを見ることなどに使っているから。「今やらなくてもいいこと」や「いつやってもいいこと」に時間を割いているのなら、その時間を勉強にあててしまいましょう。

細切れ勉強法でスキマ時間を有効活用

細切れ勉強法で、少しでも時間があれば勉強にあてていきます。また、スキマ時間だけでなく、入浴時や散歩中など「ながら勉強」ができる時間も活用しましょう。

この細切れ勉強法は連続した長時間学習と比較して、成績が上がることが明らかにされています。以下は、脳科学者である東京大学・池谷裕二教授の「勉強時間による学習の定着・集中力に関する実証実験」です。

●勉強時間
「60分」(60分×1)
「45分」(45分×1)
「15分×3」(15分×3、7.5分休憩×2回)

●成績比較
当日→「60分」グループの点数が一番高い
翌日→「15分×3」グループの点数が一番高い
1週間後→「15分×3」グループの点数が一番高い

この実験からは、休憩を挟むことで長期的により高い学習効果が得られることがわかりました。この結果には他にも3つの理由が考えられます。1つ目は勉強し始めと勉強終了間際は記憶に残りやすいこと、2つ目は時間に制約があると頑張ることができる。3つ目は中断されると続きが気になり、次に時間ができたときに取り組みやすくなることです。このように、細切れ学習には科学的根拠に基づいた多くのメリットがあることがわかります。

実際にやってみたいけれど、隙間時間にどうやって勉強したらいいのだろうと思った人も大丈夫です。下記の「手ぶら勉強法」では、参考書が手元になくても勉強できる方法が紹介されていますから、ぜひ参考にしてみてください。
【Study Hacker|いつでもどこでも “手ぶら” で勉強。東大生オススメの『手ぶら勉強法』

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勉強を最優先事項にしよう

また、スケジュールを見直して今やる必要のないことを止め、勉強時間を捻出しましょう。具体的には、見たいテレビは録画して食事中にみる、SNSの閲覧は朝昼夜のそれぞれ5分に抑えるなどです。

どれだけ時間を無駄にしているか知るために、昨日の行動を時系列を追って書き出してみてください。「この時間何をしていた?」「2時間もゲームをしていたのか!」などと、勉強にあてることのできる時間が見えてくるはずですよ。

Not to doリストを作るとやるべきではないことが意識化され明確になるので、つい手が伸びてしまってもずるずるSNSを見続けてしまうということは減ります。初めからあまりにもたくさん制約をつけると窮屈になってしまい挫折の原因になるので、最初は1つだけ「やらないこと」を決めて慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。

朝の1時間を習慣化しよう

そして早起きして勉強時間を確保する「朝活」もおすすめです。夜は飲み会や残業などが入ってしまうことが多く、毎日同じ時刻に勉強するのはなかなか難しいもの。しかし、朝であれば予定が入ることはほぼありません。

また朝は睡眠によって疲労が解消されるので勉強に集中することができます。朝起きたらまずは日光を浴びましょう。日光を浴びると、幸福ホルモンとも呼ばれるセロトニンが分泌されて活力が湧いてきますし、眠気を感じさせるメラトニンの分泌が抑制されるので眠気を飛ばす効果もあるのです。

Apple元CEOのスティーブ・ジョブズ、英国初の女性首相となった「鉄の女」ことマーガレット・サッチャー、さらにStarbucksのCEOハワード・ショルツやAppleのCEOであるティム・クック、The Walt Disney Companyの会長兼CEOロバート・アイガーといった、成功者も朝活を取り入れています。朝活という習慣を取り入れることで、無理なく勉強時間が確保できるはずです。

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勉強する時間は作り出すもの。成功者たちが実践する勉強時間のつくりかたを模倣すれば、勉強時間は必ず捻出することができます。時間の有効活用で一歩差をつけましょう。

(参考)
PRESIDENT Online|どうやって勉強時間を確保するか?
GIGAZINE|ビル・ゲイツを筆頭に著名人が行っている「5時間ルール」とは?
Study Hacker|いつでもどこでも “手ぶら” で勉強。東大生オススメの『手ぶら勉強法』
Study Hacker|細切れ時間を制する者は学びを制す? 細切れ学習が効果を上げる科学的な理由
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