3月から始まった2017年度卒の就職活動も本格化してきました。ちらほら面接も始まり学生は大忙しですね。
選考が進む中で「体育会枠」「体育会採用」なんて言葉を耳にする機会も。なんで体育会の学生は優遇されるのでしょうか。その3つのワケを調べてみました。

縦社会になじみやすい

体育会系といえば「おはようございますっ!」と後輩が一列に並んで先輩にお辞儀をする姿を思い浮かべる人もいるはず。体育会系は非常に規律が厳しいことで知られており、最初はそのスポーツ以上に礼儀やマナー、先輩を立てることを学ばされるそうです。
93年生まれ世代は最後の「ゆとり世代」ともいわれており、会社に入ってもなかなか縦社会になじめない人も多いよう。
そんな中で体育会出身の社員はしっかり先輩を立てたりマナーをわきまえられ、重宝されているようです。最低限のマナーが常識といえなくなった世代、しっかりそれだけは身に着けておく必要がありますね。

moriya-ec
多忙な社会人に "学習戦略" を。「90日でTOEIC855点」を実現したプロトレーナーの戦略
人気記事

精神的・体力的タフさ

体育会の学生は日々の厳しい練習に耐え抜き、どんなに辛い課題でも継続してこなしてきています。このように、困難に耐えぬきやりとげる精神的・体力的タフさを企業は求めています。
文科省が発表したデータでは、病気を理由に退職した教員のうち、精神疾患はその6割にも上ったそうです。昨今では「お客様は神様」の風潮や「モンスターペアレント」なども増加傾向にありますので、雇用の際に体力面のみならず精神面でもタフさを持っている体育会を雇いたくなるのかもしれません。

taiikukai-yugu-02

高い目標達成能力

最後に、体育会系は高い目標達成能力を持っています。
スポーツの世界というのは、最終的に自分との戦いです。目標を立て、それに向けてどう訓練を設定していくか。その過程で困難な課題にぶつかっても自分で解決できるか。毎日コツコツと努力を積み重ねられるか。そんなことが問われています。
私はスポーツをするサークルに所属していたのですが、サークル内の問題として、参加が自由な反面、意欲のある人とない人の差が問題になっていました。毎日コツコツ練習を積み重ねる人もいる一方で、突然練習にパタッと来なくなってしまう人もいて、そこは体育会という全員努力している集団との大きな差だったのかもしれません。
仕事の場では結果を出してナンボ。高い目標の達成能力を持つ彼らが優遇されるのも納得です。

諦めるのはまだ早い

「そ、そんな……!体育会に入ればよかった……。」
と落ち込んでいるあなた、諦めるのはまだ早いのです。実は体育会に所属する学生は全体のわずか6パーセントと非常に少ないのが現状です。つまり、あなたのアピール次第では体育会に張り合うことも十分可能なのです。マナーは今からでも身に着けられますし、一生懸命取り組んだことがあれば精神的タフさも目標達成能力も十分アピール可能です。
勉強も就職も、それ以外のなんだってあきらめなければ可能性は十分あります。一所懸命頑張ってくださいね。

(参考)
Business Journal|体育会系はやっぱり優秀?新卒採用で優遇の理由 学業重視採用の勝ち抜き方
JIJICO|「体育会系」人気の就活戦線、文科系は不利?
5セカンズ|ゆとり世代社員の12の特徴
産経ニュース|教員現場で負担増大?精神疾患で教員641人退職 平成24年度