東京大学に入学すると、たくさんの本や資料がもらえます。
その中には、「東大教師がすすめる本」というブックガイドのページがあります。

その多くが、教授をはじめとする、教師の方々の専門分野に関する書籍なのですが、どれも興味深く読むことができるもの揃いです。今回はそれらをご紹介したいと思います。

badge_Columns_100古典・名作文学

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10年ぶり英語への挑戦で、TOEIC895点。秘訣は「毎日続けること」への科学的アプローチ
人気記事

『吾輩は猫である』

(夏目漱石、岩波文庫)

夏目漱石による、言わずと知れた名作ですね。
もはや何も言うことはないでしょう。

読んだことがない人は、これを機に、ぜひ読んでみてください!

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『ホメロス イリアス 上下』

(松平千秋訳、岩波文庫)
古代ギリシャの詩人・ホメロスによる、長編叙事詩です。
世界史では、文化史で覚えた方も多いかもしれません。

面白いのは、この本を紹介している足助太郎先生が、理学部数理科学科の准教授だということ。
理系の皆さんも、教養をつける意味でも、ぜひ読んでみてください。

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『ソクラテスの弁明 関西弁訳』

(北口裕康訳、パルコ)
『ソクラテスの弁明』自体は、プラトンによる古典の名作ですが、この本は、なんと関西弁で訳されているというのが、非常に面白い点です。
「訳書ってなんだかなじめない……」という人にも、オススメできる一冊です。

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 badge_Columns_100大学入学後に役立つ本

『論文の書き方』

(澤田昭夫、講談社学術文庫)

この本は特に高校生にお勧めしたいものです。大学生では、レポートや論文を書く機会が数多くあります。結論を先に述べ、次に論拠を述べるという書き方は、自由英作文や地歴の論述、そして数学にも役に立ちます。

ちなみに、個人的には、『新版 論文の教室―レポートから卒論まで』(戸田山和久、NHK出版)という本も、アカデミックな書き方を学ぶのに大変役立ちました。

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『脳のなかの幽霊』

(V・S・ラマチャンドラン / サンドラ・ブレイクスリー、山下篤子訳、角川文庫)
筆者が東大で受けた英語の授業では、著者V・S・ラマチャンドランに関するストーリーが題材にされたことがあります。
そのくらい、脳科学の分野では有名な一冊です。

手足を切断した人が、手足がまだあるように感じる「幻肢」についてなど、非常に興味深い内容です。
理系・文系問わず楽しめる一冊です。

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『リンカーン演説集』

(高木八尺・斎藤光訳、岩波文庫)
「人民の、人民による……」で有名なリンカーンの演説がまとめられています。
文庫なので、気軽に読むことができます。

リンカーンの、「人民の……」以外の演説を知っている人って、何だかすごく教養があるように思いませんか?

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いかがでしょうか。
「読書の秋」もそろそろ「追い込みの冬」に変わりつつありますが、時間に余裕のある時に、パラパラとでも目を通してみるのはいかがでしょうか。


東京大学文科二類所属。明星高等学校卒業。東京でも大阪弁を貫く決意で日々を送っている。現在は、有名フリーペーパー制作にかかわり、多くの企業の協賛を獲得している。