スライド資料はプレゼンの命。“伝わるプレゼン” をするための『資料作成術』

プレゼン能力は、学生にとっても社会人にとっても必要不可欠なものです。特にビジネスの場にあっては、ビジネスチャンスをつかめるかどうかがプレゼンによって左右されることも少なくありません。

そしてプレゼンをするにあたり、資料作りは極めて重要です。しかし、この資料の作り方を教えられたことがある人は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、より伝わるスライドの作り方をパワーポイントを題材にお伝えしていきたいと思います。

作り始める前に

よく言われることですが、資料を作成するときに、勢い余って最初からパワーポイントを作成することのないようにしましょう。

パワーポイントは相手に伝えるための手段なのであって、その後ろには明確で整った論理展開が必要です。パワーポイントを作る前に、まずは話の筋道を書き出して整理してみましょう。相手にしっかりと内容を理解してもらうため、結論に至るまでの筋道、つまり起承転結を意識してアウトラインを作成します。

例えば、あなたが上司に新たな業務改善法を提案しようとする場合。 1. 現状がどうなっているのか 2. それに対してあなたがどう思ったのか(疑問・課題の提示) 3. 業務改善にどのようなメリット・デメリットがあるのか 4. どのような方法で業務改善をするのか 5. その改善法のメリットはどのようなものなのか 6. 根拠となるデータ

この程度のアウトラインを描ければ、聞いている側もストレスなく話を理解できるはずです。できあがったアウトラインを仲間に見せて、すんなり理解できるか聞いてみるなどすればなお良いでしょう。

効果的な文面を作る

次に「文字」の部分に入っていきます。ここでは、見やすいパワーポイントを作るための文字の並べ方やテクニックを2つお伝えしていきます。

1. フォントは18以上で、1行に収める 聴き手に伝わる文章とはどのような文章でしょうか? いろいろな条件があると思いますが、そのひとつに「簡潔」であることが挙げられるでしょう。一文が長くなりすぎず、コンパクトに収まっていれば、誰しも読みやすく感じるはずです。基準としては、30文字前後を目安に文章を納めると良いとされています。

ここでオススメするのが「フォントを18以上にして、1つの文を1行に収める」というやり方です。こうすることで一文が自然と30文字前後までになりますし、行が変わることなくスッキリとしたスライドが作れます。また、大きな文字を使うことで「字が小さくて読めない」などのアクシデントも防ぐことができるでしょう。

2.強弱をつける プレゼンで話す内容には、どれも「重要な点」があるはずです。例えば、下記の文章で、「60%」の部分を伝えたかったとします。 「人間の体の約60%は水でできている」

この時、強調した部分だけフォントサイズを大きくすることで強調したい部分が分かりやすくなります。シンプルですが、これによって伝えたいことをより強く伝えることができるのです。

色を使って効果的なスライドを作る

最後に、色を用いたテクニックについて見てきましょう。

1. テーマカラーは3色に絞ろう スライドを作る際、多くの方がいくつかのカラーを使っていると思います。カラーを変えるのは何かを強調したりする際にとても便利ですが、つい何色も使ってしまったりはしていませんか?

たしかに文字のカラーを変えることに効果はありますが、あまりにも多くの色を使ってしまってはスライドの統一性がなくなり、どこが大切なのかも分からなくなってしまいます。

このような事態を防ぐためにも、ひとつのプレゼン資料の中で用いる色は3色までにするようにしましょう。また、この3色それぞれに役割を与えることも重要です。一般に、以下のような3つの役割をそれぞれの色に当てると良いとされています。

ベースカラー:資料の背景色として使用する色。 メインカラー:見出しや主張したい内容など、資料の要所に使用する色。 アクセントカラー:特に注目してもらいたい内容や、注意書きなどに使用する色。

また色の選び方ですが、パワーポイントの場合、フォントの色を選ぶところに「テーマの色」として、現在のスライドに合う色をあらかじめ表示してくれる機能があります。「色を選ぶには自信がない」という方は、この機能を利用して3色選んでみてはいかがでしょうか。

2. 白抜きをうまく使おう 強調したい文字のフォントサイズを大きくする以外に、色をうまく使った特殊な強調の仕方をご紹介します。それが「白抜き」です。

やり方は先ほどと同様にいたって簡単で、オートシェイプの「角丸四角形」に色をつけたものを背景に使い、枠の中に白字でテキストを打ち込むだけ。こうすることによって、聴き手に強いイメージ、とりわけ清々しいイメージを与えることができます。

背景に使う色は、上に述べたメインカラーやアクセントカラーがベターでしょう。

*** もしこれまで意識したことのなかったものがあれば、ぜひ今後の資料作りに生かしていただければと思います。

(参考) PRESIDENT Online|伝わるパワポは"18pt以上"で書いてある PowerPoint Design|顧客を惹きつける!パワーポイントの表現力を増す3つの方法 PowerPoint Design|プレゼン資料で色を効果的に使う方法 カイロスのマーケティングブログ|パワーポイントでプレゼン作成力をグッと引き上げる7つの秘密

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