堀江貴文、ホリエモンと聞いて、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。強引ともいえる経営で一時は時代の寵児にまで登り詰め、違反行為で逮捕され凋落した人物……。
そんな風に捉える人が多いかもしれません。


『我が闘争』

堀江 貴文著
幻冬舎 2015年

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ですが、長野刑務所で手書きで綴られた『我が闘争』からは、自分の目的のためひた走ってきた堀江さんの葛藤や努力を知ることができます。

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badge_columns_1001711限りある人生だから、楽しいことに使うべき!

楽しいことのためには嫌なことに耐えなくてはいけないという考え方があるが、この頃から僕はそういう論理ともいえない論理に違和感を持っていた。嫌なことに費やす時間をなんとかして失くすか、減らすかして、楽しい時間を少しでも増やすべきだ。人生には限りがあるのだから。

このモットーを胸に、自分が必要だと感じた苦労以外は人生でやりたいことを達成するため位生きているという堀江さん。東大の学生課で見つけたwebプログラミングの仕事をしている時から、仕事と遊びが混じりあったようなスタイルで成果を上げ、そのスタイルがその後の生活の基礎となっていると言います。

tired student girl with glasses sleeping on books in library

badge_columns_1001711集中力にはやっぱり睡眠が不可欠

堀江さんは大学受験の時、自分の実力を考慮して、「半年受験勉強をすれば合格できるはずだ」と思い、高3の梅雨時期までは勉強をまったくしなかったと言います。
それで実際に東大に受かってしまったというのは、堀江さん自身も述懐している通り、「こんなにうまくいっていいのか」というもので、確かに普通の人にはなかなかマネできないかもしれません。
けれど、半年間の受験勉強で3年分の勉強をこなしてしまうほどの集中の秘訣は、あまりにも基本的でやはり欠かせない、「睡眠」にありました。

1日は24時間である。これは誰にでも平等だ。この24時間の中でどれだけ集中して勉強できるかが重要であって、睡眠はその集中には欠かせないもの。睡眠不足の朦朧とした頭で5時間勉強するよりも、クリアな状態で1時間やる方がどれだけ効率的か

badge_columns_1001711自分が獲得したいもののための説得のツールとして、勉強する

堀江さんは地元の福岡に限界を感じ、より広い世界を求めて東京へ出ることを考えた時、親を説得する材料として、「東大進学」をかかげました。
こうした、自分が獲得するもののための足掛かりとして勉強の大切さを語っている人は多くいます。
例えば、現役女子大生ファッションデザイナーのハヤカワ五味さん。

堀江さんの本にある『勉強とは説得のツール』ってほんとそれです…って感じ…
実際私も、美大受験を親からも学校からも反対されてたから、高1.2の試験で早慶経済系のS判定を出しまくって、それを親に見せて「早慶滑り止めにするから」って言って美大受験出たからなぁ。
勉強が一番明快

[引用元:twitter ハヤカワ五味]
今やりたいことがあるのに反対されている人は、相手が満足するような結果を提示して、それを説得材料に、自分のやりたいことを実現するのが近道かもしれません。

university student using laptop in classroom

堀江さんは、人生が限られていることを常に意識し、やりたいことをすべてやりきるためには、今をしっかり生きることが何よりも大切だと考えています。
堀江さんは、私達の生きる世界とは違う世界に住む人のように思われがちですが、実際違っているのは、平等に与えられた「今」の使い方だけです。
くすぶっていた時でさえ、今の自分には不可欠だったと振り返る堀江さんに、励まされる気がしませんか。

僕には、僕らには今しかない。
今、やるべきことをやることしか、幸福になる道はない。
僕は、僕らはもっと幸せにならなくてはいけないのだ。


京都大学文学部所属。長野県立松本深志高校卒業。ぱんだとししまいがとても好き。在学中は京都でしか見られないししまいを見てまわりたい。