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科目を問わず、受験勉強や記憶のために重要なこととして、「手を動かせ」ということがよく言われますね。数学・物理の計算や英文和訳、英作文、国語の記述問題……どれも実際に自分の手を動かし、解答を作っていくことが重要です。数学で計算に入る前の解答方針の検討、あるいは記述問題の構想など、まだ「ぼんやり」とした段階から手を動かして形にする作業が最終的なアウトプットに生きてきます。
最近は仕事のブレストでも、その場で出た意見をどんどん付箋に書いて貼り、それをカテゴリーごとにまとめていく作業も流行っています。どちらも、「まだ思考が固まる前に、ぼんやりと浮かんだことを文字化する作業」です。今回は、効率的な「文字化」の方法とその効果をご紹介します。

badge_columns_1001711ノート型ホワイトボードの活用

誰もが幼い頃、学校の黒板やホワイトボードに落書きをした経験があるのではないでしょうか。それはなぜでしょうか?簡単に消せるからではないでしょうか?休み時間に落書きをして遊んでいても、授業時間が近づけば、先生が教室に来る前に素早く消して、自分の席に戻ることができる。筆者はこれが黒板やホワイトボードの魅力だと考えています。これと同じように、自分の部屋やオフィスに一つホワイトボードがあれば、まだまだ形にならない「案の種」をどんどん書き込み、使ったものから消していったり書き加えていったりと、黒板の様に自由自在に使えます。
書いたものを残すか消すかはあなた次第、あなただけのホワイトボードです。

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badge_columns_1001711ビビらず書ける

筆者は半年程前からノート型のホワイトボード、「nu board」を使用しています。見た目もスタイリッシュなので外で書いている姿もちょっと自慢できたり、薄くて持ち運びが楽な上に書いても書いても消せるので、とても重宝しています。実際に使用してみて自分自身が一番驚いているのは、ペンが進むということです。

nu board

出典:https://obun.jp/original/nuboard/

研究のアイデアをメモしたり、ざっとした数値計算をしたり、プレゼンテーションのアウトラインを練ったりと、いろんな場面で使用していますが、どの場面でも心なしか普通のノートとペンを使うときより、多くのことを記している気がします。「すぐに消せるから……」という気持ちでミスや乱雑さを全く気にせず、考えのおもむくままにペンを走らせることができるからでしょうか。ブレストの最低限のルールは「質より量」ということ。これに倣って、良いも悪いも深く考えずに、とにかく多くの案を書いてみましょう。

Planning is a key to success. Confident young man sketching on whiteboard while woman standing close to him and holding hand on chin

badge_columns_1001711大事なことは残すべき

「消せる」というのは、裏を返せば「消えてしまう」ということです。メモ用に使ったり、簡単な計算やまとめに使ったりするは良いのですが、その中で重要なポイントが出てきたり、考えがまとまってきた際には、やはり何か残る形で記していく方が良いと思います。筆者は、残したい事項が出たら普通のノートにシフトして「メモの清書」をするよう心がけています。時間がないときは、大きめの付箋に内容を書き込み、nu boardに貼り付けたりもしており、二度手間が嫌な方などにはおすすめです。

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今回は持ち運びが簡単でスタイリッシュなホワイトボードをご紹介しましたが、これが付箋だったりメモ帳やダイアリーでも自分が使いやすければ何でも良いのです。大切なのは、ブレストのような、まだ色や形がはっきりしない思考の種をどんどん言葉にして残していくこと。頭の中が見えることにより整理され、さらに新しい発想が生まれたり自分自身の方向性が少しずつクリアになっていきますよ。

参考:
欧文印刷株式会社 nu board(ヌーボード)
UX INSPIRATION! 皆でアイデアを出す前に見返したい!ブレストのルールまとめ


京都大学工学研究科原子核工学専攻。茨城県立水戸第一高校卒業。学部時代は、量子情報技術に関する研究を行い、現在はX線コンピュータ断層撮影装置への応用を目指した放射線検出器の開発を行っている。