「なんとなく」で決めてない? 正しく、素早い決断のための "決断力" 3つの基本。

みなさんは、何か決断しなければならない時、優柔不断で決めるのに時間がかかってしまうことはありませんか?

早く決断しなければいけないと焦ってしまって、誤った選択をしてしまうことも少なくないでしょう。 今回は、後悔せずにパッと決断できるようになる方法についてお伝えしたいと思います。

「優柔不断」は決断時には障害となる

より良い選択をしたいからと「優柔不断」になってしまいがちですが、「優柔不断」の時は感情に流されやすく、何かをすぐに決断したい時に障害となってしまいます。その時の感情に流されてしまっては、冷静な判断がしにくいですよね。また、あとで自分の選択に後悔してしまうことも「優柔不断」な人の特徴です。

だからといって、すぐに決断できる人が“直感”を頼りにしているという訳ではありません。「優柔不断」な人が最善の選択を即時にできるようになるためには、いくつか訓練しておくべきことがあるのです。

1.メリットとデメリットをすべて書き出す

例えば、仕事で「今いる会社でずっと働き続ける」、または「転職を視野に入れる」、学業で「1つの科目に力を入れて学ぶ」、または「どの科目もまんべんなくそこそこ学ぶ」という2つの選択肢で悩んでいるとします。

まず、それぞれの選択肢のメリットとデメリットを考えられるだけ書き出してみてください。人間の心理には、“自分の見たいものしか目に入らない”という特徴があります。それらを書き出すことで、客観的に対象を捉えることができるようになるのです。

2.イメージと結果を照らし合わせる

決断した時に最高の結果を予想していたが実際は失敗してしまったとしましょう。何が至らなかったのか、どうすれば最高の結果に近づくことができるのかをフィードバックします。イメージと結果を照らし合わせることで、次に決断する時は一手先を読むことができるようになるはずです。

また、その逆で最悪の結果を予想していたが実際は上手くいったとします。そのような場合は、自分が抱いていた多くの不安が実際には思い過ごしであったことが分かるでしょう。

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3.自信を持つための「SMART」を身に付ける

自信を持つことができれば、自分の決断に迷うこともなくなるでしょう。しかし、どのように自信を持つための訓練をすれば良いのかよく分からない方もいらっしゃると思います。そのような時は、「SMART」を頭に思い浮かべてみてください。

SMARTとは? ・S:Specific=(内容を)具体的に ・M:Measureable=測定可能(数値化している) ・A:Agreed Upon=達成可能 ・R:Realistic=現実的な ・T:Timely=期限が明確

(引用元:BRAVE ANSWER|決断力を鍛えるために取り組むべき3つの行動とは

決断をする時、常にこれらを頭に入れて選択すれば、良い結果にたどり着く可能性が高くなります。こうやって成功体験が増えていけば、たとえ「優柔不断」な人でも自然と自信がついてくるはずです。自分で決断することにも迷いがなくなるでしょう。

*** 決断力が上がれば、後悔せず前向きに行動することもできるようになるので一石二鳥ですよね。みなさんも、これらの方法を用いて決断力を鍛えてみてはいかがでしょうか。

(参考) ぬいぐるみ心理学|優柔不断な性格には短所と長所の両方があった! Ofee|決断力を鍛える7つの方法 BRAVE ANSWER|決断力を鍛えるために取り組むべき3つの行動とは

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