StudyHackerから生まれた、英語のパーソナルジム ENGLISH COMPANY。
3ヶ月のトレーニングを終えられ、TOEIC900点目前の895点を獲得された児玉久美子さんと、渡辺由紀子トレーナーに話を伺いました。
児玉さんは忙しい業務の傍ら、自宅でもトレーニングを欠かさず、英語力とりわけ音声系の能力が著しく高まったそうです。今回は、忙しい社会人が英語を「継続的に」トレーニングできた秘訣を中心に、3ヶ月の英語学習への取り組みをお聞きします。

10年ぶりに受験したTOEICで895点獲得!

——今回はおめでとうございます! 895点というと、もう900点目前、という感じですね。いろいろとお話を聞かせて下さい。よろしくお願いします。

児玉さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

渡辺トレーナー:よろしくお願いします。

——児玉さんが、今回ENGLISH COMPANYで英語をトレーニングしようと思われたきっかけはどんなものだったのでしょうか。

児玉さん:旅行会社に勤めているのですが、ちょうどグローバル事業部というところに異動になりまして、英語の文章を読む機会が増えてきてたんです。Google翻訳なんかも使いながらなんとかやってはいたのですが、やっぱり効率も良くありませんし、この先は読むだけではなく書いたり話したりということも必要になると言われていたので。

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児玉久美子さん、ENGLISH COMPANY四谷スタジオにて

——なるほど。お仕事で急に英語が必要になったという方は少なくありませんね。特に最近は。

児玉さん:そうですね。旅行業界はいわゆるインバウンド(海外から日本への旅行者が増える流れ)が急に拡大していた時期で。それに、キャリア全体を考えたときに、いまどき英語はどこでも必要になってくるかなという思いはありました。

——ENGLISH COMPANYに来られる前にも英語は勉強されていらっしゃったのですか?

児玉さん:4,5年に一度くらい、ちょっとやってみては1ヶ月もたない、というような感じでしたね。基本的に一夜漬けタイプなので、長い期間頑張っていくというのは、あまり得意ではありませんでした(笑)

渡辺トレーナー:3ヶ月のトレーニング中はとても熱心に取り組んでいただきましたね。

児玉さん:不思議と、この3ヶ月はそんなに辛くなかったんですよね。

——はじめにENGLISH COMPANYに来られた時の英語力はどのような感じだったのでしょう。

児玉さん:もう10年前くらいに受けたTOEICが620点で、それから英語の勉強はほぼやっていませんからTOEICでいうと500点台とかそれくらいか、もう少し下だったかもしれません。

渡辺トレーナー:文法などに比べて、音声系が少し苦手でしたね。リスニングは、聞こえてくる単語の断片からなんとなく推測するような感じで……。

児玉さん:いやもう、リスニングは全然わかりませんでしたよ……(笑)

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3ヶ月受講後のスコアは895点。

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受講前のスコアは2006年の620点。

——目標はありましたか?

児玉さん:800点はとりたかったんですよね。でも正直なところ、3ヶ月で800点なんて無理だと思っていました。ENGLISH COMPANYで勢いを付けて、その後数ヶ月かけて800に乗れば良いかなと考えていたんです。

渡辺トレーナー:でも、はじめて1ヶ月経過後には795点になりましたよね。

児玉さん:そうですね(笑) あれで火がついたというか、これは800は超えられるだろうなという感触がありました。

渡辺トレーナー:その翌月には815で目標クリアしました。

児玉さん:3ヶ月で800点いくなんてこと、初めは信じてなかったので(笑) びっくりしました。

——結局、最終的には895点まで到達。目標は大幅にクリアされたんですね。

児玉さん:そうですね。結果を確認したときには手が震えました。

渡辺トレーナー:私も嬉しすぎて声が出ました(笑)

「行動科学」 英語学習を習慣化させた、科学的アプローチ

——今回の目標クリアは、なにが一番の理由だったと思われますか?

渡辺トレーナー:やはりご自宅でも十分に、毎日トレーニングしていただけたということに尽きるかと思います。今回は「行動科学」という学問の知見を応用して、ご自宅でのトレーニングが習慣化するように工夫をしていったんです。

——具体的にはどのような?

渡辺トレーナー:忙しい社会人の方が、急に英語を毎日勉強しようとするのって、すごく大変なことですよね。いきなりとりかかっても挫折してしまうことが多いと思います。だからまずは、トレーニングを「習慣」にしてしまうということを意識しました。

児玉さんは音声系のスキルが弱点だったので、シャドーイングと呼ばれる音読の発展系のようなトレーニングを、毎日「お風呂で」やってもらいました。

(編集部注:シャドーイングとは英語の音声を流し、それを聴きながら、少し遅れて英語を発音していく英語の練習方法。影のように後ろをついていくことからこの名前がつけられた。通訳者の養成法としても有名)

——お風呂?

渡辺トレーナー:いちばん邪魔が入らない場所はどこですか? と一緒に考えていって、お風呂ならということになったんです。だからまずは、教材をZip Lockにいれてお渡しして…… でも、それだけではやっぱりちょっと弱いので、入浴剤と一緒にお渡ししてました。私の個人的おすすめ入浴剤です(笑)

児玉さん:北欧系のちょっと濃いものとか、かわいいものをたくさんいただいて……すぐにお風呂からでるのももったいないので結果シャドーイングの時間も長くなっていきました(笑)

渡辺トレーナー:行動科学では、習慣をつくる時には、気合いとか根性に頼るのではなく、仕組みを整えていくことがだいじだとされているんです。今回は、「取りかかるハードルをさげること」「邪魔がはいるのを防ぐこと」それから「続けやすくすること」を意識してデザインしました。

「取りかかるハードルをさげる」については、やっぱりお風呂に入るときに新しい入浴剤があると嬉しいじゃないですか。これがあるなら…となりますよね。そこで、お風呂で音読しやすいようなセットをあらかじめ作っておいたんです。防水の教材もあって、お風呂にも入りたいとなると音読を始める、とりかかるということへのハードルはグンと下がります。この辺りは外部の行動科学の専門家と何度も打ち合わせをしながら仕組みを構築していきました。

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習慣化ツールの入浴剤

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音声変化定着ツール

——なるほど……。たしかに、始められそうですね。

渡辺トレーナー:それから、「邪魔が入らない」ということ。お風呂はひとりになりやすい場所ですよね。テレビやおいしいごはんやお酒なんかも普通はないし、15分くらいのことをするのには最適な環境なんです。

「続けやすくする」ということについては、お風呂から出たあと録音したものをLINEのボイスメッセージでいただいて翌日までにフィードバックをするようにしていました。自分のやったことに対してフィードバックとか承認があると、続けやすくなります。

児玉さん:せっかく入浴剤をいれたのに、すぐに出ちゃうのももったいないし、でもずっとお湯につかってるのも退屈で音読が捗るという……(笑) 毎日フィードバックが来るというのも、モチベーションの維持には大いに役に立ちましたね。

——確かに、それなら音読もできそうですね。

渡辺トレーナー:入浴のような、いつもやることとセットにしてしまうと続きやすいんですよ。

お風呂音読の他にも、英語の音声変化のコツをつかむためのカードをお渡ししたりして手軽に短時間でもトレーニングができるようにしていました。

(編集部注:日本人が学校で習う英語の音と、ネイティブの発音は必ずしもまったく同じではない。ネイティブは発音しやすいように、音を「変化」させながら発音している。その変化のルールをつかめば英語の音をつかみやすくなる。こちらの記事も参考ください『英語リスニングのコツ(初級編) 英語の耳を作るための初心者向けトレーニング』

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渡辺トレーナー、四谷スタジオにて

シャドーイングでリーディングスピードが劇的に変化

——シャドーイングなどが習慣化して上達することで、なにか違いがでましたか?

渡辺トレーナー:もちろんです。シャドーイングが上手くなることによって、英語の耳が鍛えられていくだけでなく、リーディングのスピードも速くなってきたんです。

児玉さん:そうですね。後半、長文を読んで設問に答えるような、いわゆるリーディング問題の練習をしていったのですが、「あれ、いつの間にかできるようになってる」という感覚がありました。読むスピードが上がるのを実感しました。

渡辺トレーナー:音読がスムーズになることで、黙読のスピードが上がることには理由があるんです。普通、第二言語(外国語)を黙読するときには、実際には英語を声に出していなくても頭の中で音声化してしまうんです。だから、音読のスキルが読むスピードの上限を決めてしまいます。

児玉さんは、シャドーイングをしながら文の意味を読み取っていく、流れてくる英語の音を聞くことには集中しなくても良いというレベルまで到達していました。そもそも文を理解するスピードが上がっていたんですよね。リーディングのスピードがあがるのは当然なんです。

——シャドーイングは音読でありながら、文の意味をキャッチするスピードもあげるということですか?

渡辺トレーナー:そうですね。それで、文の意味をキャッチするスピードがあがれば、黙読の方が(音声を口にださなくて良い分)負荷が軽いのですから、スピードは上がるわけです。

児玉さん:最後はTOEICの演習でも、本番のTOEICでも時間が少し余るようになっていました。

渡辺トレーナー:設問を先に読んで大意を推測しておくとか、キーワードをつかんでおく、みたいないわゆるTOEIC用テクニックを使わなくても、児玉さんくらいのスピードなら時間は十分にあるものだと思います。ENGLISH COMPANYではご希望されるかたを除いて、TOEICのためだけの練習は行っていないんですよ。英語の本質的な力が伸びた結果、テストの点もあがるというのが理想です。対策をすれば、もっとあがるかもしれませんがそれはみなさんが欲しい英語力とは違いますよね。
もちろん、TOEICの点数が必要だというニーズもありますので、その際にはテクニック的なものも少しお伝えはしますが。

——TOEICで895点を取られて、実際の英語力があがった実感はありますか?

児玉さん:それはたくさんありますよ。会社で英文を読むときも、Google翻訳にかけるより自分で読んだ方がはやいくらいですし、長めの英文を読んでも面倒だと感じることがなくなりました。それから、プライベートでも3ヶ月のトレーニング修了後にオーストラリアに旅行にいったのですが、英語を聞くぞ! というモードに入らなくても、ごく自然に英語がききとれたんですよね。駅のアナウンスをなんとなく聞いて、「あー、乗換は24番ホームか」みたいなかんじで普通に理解していて(笑) もちろん、ホテルやレストランで対面で話す時はほぼ完璧に聞こえました。やっててよかったなと(笑)

自宅でのトレーニングはもうすっかり習慣化していて、お風呂はシャドーイングの場所になってしまいました(笑)

渡辺トレーナー:コツコツ頑張るのが苦手な方でも、トレーニングを続けることは可能です。努力とか根性とか、性格みたいなものではなくて、習慣をつくるための「技術」や「しくみ」がたいせつなんです。

どうすれば継続してトレーニングをしてもらうことができるのか、外部の専門家の力も借りながら日々ブラッシュアップしています。

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ENGLISH COMPANYでは、「第二言語習得研究」とよばれる言語習得の科学の知見をもちいて効率的に英語のトレーニングを設計、さらに「行動科学」という学問を応用してトレーニングが継続できる仕組みを設計します。個々の受講生様の特徴に併せて、パーソナルトレーナーが細かくカリキュラムや進め方をカスタマイズしているのです。

今回の児玉さんは忙しい社会人生活の傍ら、3ヶ月のトレーニングで900点目前まで到達できただけでなく、英語を仕事やプライベートで使えるレベルになりました。さらに、トレーニングの習慣まで身に付いたといいます。「第二言語習得研究」×「行動科学」×「パーソナルトレーナー」で、たくさんの成果がでています。

現在、東京に6スタジオ(四谷、恵比寿、有楽町、品川、神田、新宿)・関西に1スタジオ(京都/四条烏丸)で展開しています。
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